ピアニストは指先で考える 中公文庫
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年04月19日
ピアニストであり、かつ物書きでもある青柳いづみこさんの、ピアニストであることにこだわった1冊。つまりは「自分自身」を肴に書いた本です。私も少しはピアノを弾きますが、ピアノを弾く人には非常に参考になり、プロとしての見方や考え方、ああそんなこともあるのか、といったことが満載です。「テクニック」といったせこいレベルではなく、「音楽の捉え方」とか「音のイメージ」という点で。 ピアノを弾かない方でも、ピアノ演奏を聴いて楽しむときに、ピアニストはどんなことを考えているのか、どんなことを気にしているのか、それが演奏にどう関係するのか、といったことを想像する上で役に立つと思います。一種の「裏の事情」ということで。 ところどころに挿入された「コラム」が、ピアニストの「本音」の部分に触れていてとても面白い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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