基本情報
内容詳細
TPPが目前に迫っている。国内の加工・業務用に使用されている野菜の三割はすでに輸入品で占められている。コストが最優先されるこれらの野菜は、TPPでさらに輸入が増えるだろう。小規模、高コスト体質、過疎高齢化…日本農業はこれからどうなるのか?!一方、「奇跡のリンゴ」「神子原米」などに代表される日本の農産物は、安心・安全・高品質のものとして世界中から求められている。本書は、農業を経済問題としてとらえ、経営、人材、環境、農地、農法、種子、地域再生など幅広い視点から解説した。TPPを逆手にとれば、日本の農業にもチャンスはある。地域、そして世界を幸せにする日本の農業の実現、そのためのヒントがSATOYAMAにある!
目次 : 序章 「儲かる農業」をやりなさい!/ 第1章 食品偽装はなぜ起きたのか/ 第2章 農業の現実/ 第3章 「奇跡のリンゴ」が起こした風/ 第4章 新しい農のかたち/ 第5章 「世界農業遺産」の意義/ 第6章 リスクの時代を生きるために/ 第7章 新しい農業の扉が開いている!
【著者紹介】
鈴木渉 : 国際連合大学サスティナビリティ高等研究所シニア・コーディネーター。環境省自然環境計画課、東北地方環境事務所、生物多様性地球戦略企画室、生物多様性センター等を経て、2012年4月より現職。SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局次長として、持続可能なランドスケープ及びシースケープの利用を目指すSATOYAMAイニシアティブの推進のため、国際的なネットワークづくりと活動支援に携わる。2010年の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催の際は生物多様性の広報や企業参画などに取り組み、「生物多様性民間参画ガイドライン」の取りまとめなどを担当
中島孝志 : 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等で活躍中。「キーマンネットワーク定例会」(29年の老舗)のほか、「原理原則研究会」を東京、大阪、名古屋、博多、札幌、新潟、出雲にて開催(毎月)。「松下幸之助経営研究会」「中島孝志の日曜読書倶楽部」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬弐仟縁 さん
読了日:2015/05/03
Uzundk さん
読了日:2016/01/07
ムラタ さん
怠 さん
読了日:2020/09/11
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人物・団体紹介
鈴木渉
写真家。1952年埼玉県生まれ。ふるさとの宝ものプロジェクト代表。埼玉県立狭山工業高校を卒業後、(株)安川電機に42年間勤務。仕事をつづけながら現代写真研究所にて報道写真を学ぶ。写真家・小松健一氏に師事。山村風土、民俗芸能、都会風景を通して本当の豊かさとは何かを問い続けてきた。2013年より福島県の
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