儲かる農業をやりなさい! TPPは大チャンス!世界が注目するSATOYAMA

鈴木渉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784837804703
ISBN 10 : 4837804705
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

内容詳細

TPPが目前に迫っている。国内の加工・業務用に使用されている野菜の三割はすでに輸入品で占められている。コストが最優先されるこれらの野菜は、TPPでさらに輸入が増えるだろう。小規模、高コスト体質、過疎高齢化…日本農業はこれからどうなるのか?!一方、「奇跡のリンゴ」「神子原米」などに代表される日本の農産物は、安心・安全・高品質のものとして世界中から求められている。本書は、農業を経済問題としてとらえ、経営、人材、環境、農地、農法、種子、地域再生など幅広い視点から解説した。TPPを逆手にとれば、日本の農業にもチャンスはある。地域、そして世界を幸せにする日本の農業の実現、そのためのヒントがSATOYAMAにある!

目次 : 序章 「儲かる農業」をやりなさい!/ 第1章 食品偽装はなぜ起きたのか/ 第2章 農業の現実/ 第3章 「奇跡のリンゴ」が起こした風/ 第4章 新しい農のかたち/ 第5章 「世界農業遺産」の意義/ 第6章 リスクの時代を生きるために/ 第7章 新しい農業の扉が開いている!

【著者紹介】
鈴木渉 : 国際連合大学サスティナビリティ高等研究所シニア・コーディネーター。環境省自然環境計画課、東北地方環境事務所、生物多様性地球戦略企画室、生物多様性センター等を経て、2012年4月より現職。SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局次長として、持続可能なランドスケープ及びシースケープの利用を目指すSATOYAMAイニシアティブの推進のため、国際的なネットワークづくりと活動支援に携わる。2010年の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催の際は生物多様性の広報や企業参画などに取り組み、「生物多様性民間参画ガイドライン」の取りまとめなどを担当

中島孝志 : 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等で活躍中。「キーマンネットワーク定例会」(29年の老舗)のほか、「原理原則研究会」を東京、大阪、名古屋、博多、札幌、新潟、出雲にて開催(毎月)。「松下幸之助経営研究会」「中島孝志の日曜読書倶楽部」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    TPPが始まれば、いやおうなく海外の市場を相手にしなければならなくなります。英語、中国語など、多言語での発信力も必要です(72頁)。著者らは海外で活躍しているので、そうしたグローバル人材 がTPPで不可欠というのは理解できる。だが、正誤表で訂正が多いのはTPPを巡る環境が激変、 ルールの変更も秘密もあるためだろうか? 江戸時代末期と現代が似ている? 山村の荒廃と復興 策(141頁〜)。「田舎から変わる」−限界集落に時代の最先端がある(208頁〜)。要するに逆転の 発想が大切なのである。

  • Uzundk さん

    現在のスーパーに卸すような商業ベース以外にも、農法を変えて高付加価値化したり、生態系維持の観点から見た土地内での消費生産を続けるなどが重要であり、従来の農法から変わることを恐れてはならないと説く。 腐らずに枯れるというのがどこまで本当かは分からないが、安定した細菌叢を持っていると言うことなのだろうな。農業が成り立たないのは近代農業を成り立たせる要素が変化したから。窒素が少なく生産量が延びないところから立ち上げた故に、窒素の施肥に頼りすぎてしまうことで施肥と農薬コストが減らないのだという指摘は興味深かった。

  • ムラタ さん

    菌を安定させて農薬コストを節約するというのは盲点だった。

  • 怠 さん

    現場の農家が書いたわけではなく、環境省出身でシンクタンクに務める人と、評論家による本。いくつかの地域で展開する新しい試みについて触れられてはいるものの、あとは自身が進めるSATOYAMAプロジェクトなどに絡めて農業を差別化し、TPPを契機に海外市場にも進出せよ、と号令をかけている。う〜ん。これからの話だから仕方がないのだろうけれど、実例がない話だし、著者も現場の人ではないので説得力に欠けている感じ。★2

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人物・団体紹介

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鈴木渉

写真家。1952年埼玉県生まれ。ふるさとの宝ものプロジェクト代表。埼玉県立狭山工業高校を卒業後、(株)安川電機に42年間勤務。仕事をつづけながら現代写真研究所にて報道写真を学ぶ。写真家・小松健一氏に師事。山村風土、民俗芸能、都会風景を通して本当の豊かさとは何かを問い続けてきた。2013年より福島県の

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