投資なんか、おやめなさい 新潮新書

荻原博子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106107337
ISBN 10 : 4106107333
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

「老後のためには投資が必要」なんて大間違い。「何に投資すれば?」と窓口で訊くなんて愚の骨頂。銀行も、生命保険会社も証券会社も、いま生き残りをかけて私たちのお金を狙っている。個人年金、純金積立、マンション投資、毎月分配型投資信託…あらゆる投資商品でカモの争奪戦を繰り広げているのだ。2018年、20年に高い確率で到来する大不況にどう立ち向かえばいいか。リスクと不安を抱えないための資金防衛術。

目次 : 第1章 あなたは、騙されていませんか?(「外貨建て生命保険」の思わず「納得」しそうな誘いのテクニック/ 「日本は利息ゼロだが、この商品は運用利回り3%以上」は本当か? ほか)/ 第2章 日銀の「マイナス金利」が、家計の資産を破壊する(増え続ける「タンス預金」40兆円/ 企業の「タンス預金」も、急増している ほか)/ 第3章 こんなクズ商品には手を出すな(「毎月分配型投信」―投信の約4割を占めるのに、構造的に欠陥あり!?/ 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」は、投資の世界ではNG ほか)/ 第4章 なぜ「個人年金」はダメか(「公的年金がダメなら、個人年金」なのか?/ 「個人年金」には、大きく2つのパターンがある ほか)/ 第5章 投資の「常識」を疑おう(投資と「老後の安心」を結び付ける必要はない/ 実は倍増している、デフレの中での預金効果 ほか)

【著者紹介】
荻原博子 : 1954(昭和29)年、長野県生まれ。大学卒業後、経済事務所勤務を経て独立。以降、経済ジャーナリストとして活動。家計経済のパイオニアとして、経済の仕組みを生活に根ざして平易に解説する第一人者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。投資はギャンブルと思っているので貯金とは考えている人にはショックかも。確定拠出年金も会社で半強制的に入らされたが、もう少し興味持たなければとまぁなにも出来ないのですが。勉強になりました。

  • 再び読書 さん

    外貨建て生命保険は、かなりやばい商品なのは十分理解で生きた。また、結局のところの金融政策、経済政策がうまくいっていない弊害が全部個人消費者に返ってくる。やってられないスパイラルで、政治家、官僚の無責任さに怒りが募る。しょうがない事かもしないが、金融機関は、利鞘の確保に手数料がどれくらいかかるか、個人では判断しずらい、個人年金、純金積み立て、マンション投資、分配型投資信託を売る。それも、今まで身を粉にして働いてきたお年寄りから。この国も末期化と思う。しかし、世界ではもっと酷い国がおおいという事実に凹む。

  • 活字の旅遊人 さん

    商品の価格は、費用のみならず、利益分を含むように設定する。当たり前である。だから、手数料を取られるとか、金融機関は損をしないようになっている、というのも、当たり前である。ただ、その当たり前を当たり前だと思えない人もいる。だからこういう本も読まれる。携帯料金やコロナ絡み、健康ものも同じことで、要するに自分の頭で考えなさいということ。騙された、という前に理解しておけよ。理解できないのに契約するなよ。そういうことである。売りつけた担当がさっさと転勤する。これは当たり前ではないが、後任は大変である(笑)。

  • ごへいもち さん

    よくわかりました

  • Natsuko さん

    タイトルを見て手に取る。数字にも経済にも疎く投資どころではない私が勉強したいというのは表向き、投資できない自分を正当化したいのだろうなぁと自己分析している。 恒例の自己チェックページは、案の定「投資に不向き」。「銀行にとって預金はリスク、投資商品はノーリスク」なるほど。読み終えてみれば、決して投資に詳しくなれたわけではないが、この先も自分は「お金に関しては、減るかもしれないリスクを選択しない考え方」でよしと思える。

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