世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

荒木博行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822289973
ISBN 10 : 4822289974
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;22

内容詳細

■「倒産」は教訓と知恵の宝庫である
リーマン・ブラザーズ、エンロン、コダック、トイザラス、MGローバー、山一證券、そごう、タカタ……日米欧の25事例を徹底分析!

■なぜ一時代を築いた企業は破綻に至ったのか

良い会社かどうかを判断する時、我々は過去の実績や経営指標などのデータを重視します。しかし、数字だけでは見えないこともあります。
経営者も一人の人間であり、例えば急成長の後の油断や甘え、変化に対する焦り、恐れなどによって迷い、時には不正に手を染めてしまうことも……。
倒産に至る過程を、人間ゆえの弱さを軸に見ていくと、また新たな発見と気づきがあります。

■ 教訓満載!『世界「倒産」図鑑』25事例のラインナップ

【著者紹介】
荒木博行 : 株式会社学びデザイン代表取締役社長。株式会社フライヤー取締役COO。1975年生まれ。1998年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、住友商事入社、人材育成に関わる。2003年、グロービスに入社。法人向けコンサルティング業務を経て、グロービス経営大学院でオンラインMBAの立ち上げや特設キャンパスのマネジメントに携わる。2015年、グロービス経営大学院副研究科長に就任。2018年、グロービスを退社後、株式会社学びデザインを設立し、代表取締役に就任。書籍要約サービスのフライヤー取締役COOも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    倒産した事例を調べると、中には言語道断な判断ミスもあるものの、多くは時代の変わり目を読めなかった事例だった。過去の成功に囚われルールが変わったことに気づけなかったのか。目先の利益に囚われて、規律が乱れ不正としか言いようのない投資や販売などもある。本書には定量的な分析は出てこないが、著者は調査に当たってかなり定量的にも分析したのではないかと思われる。この厚さで25社を紹介しきるのはやや無理があり駆け足な感は否めない。でもとても分かりやすく読みやすかった。

  • 徒花 さん

    まあまあおもしろかった。国内外のわりと有名所の企業がどうして倒産してしまったのか、その会社の概要と倒産までのストーリーを説明しつつ、そこから経営者あるいはビジネスパーソンはなにを学べるのかを解説している。著者が描いたらしい企業のキャラクター化はゆるくて可愛らしい。いま注目を集めている有名企業も、10年くらい経ったらどうなっているかなんてわからないもんだなあと感じたり。単純に、企業転落のストーリーは読み物としておもしろい。

  • かずー さん

    25社の倒産した事例を5つのパターンに分類し、企業毎に考察(どんな会社、倒産の経緯、なぜ間違えたか、何を学ぶべきか)することで学ぶことができる。会社だけでなく個人レベルでも気をつけたいポイントなので仕事に活かすことができそう。技術に過信せずアップデートが必要。ネガティブなことを言ってくれる人を大切にする。集団的な思考停止状態になるな。適材適所。攻守バランス。メンバーの意見をゆっくり聞いてみる。

  • trazom さん

    日米欧の著名な25社の倒産事例が、「戦略上の問題」と「マネジメントの問題」に分類して紹介されている。各ケース10ページ程度の簡潔な要約は、問題の本質を突いて明快であるし、また、各事例に付された著者のメッセージは示唆に富んでおり、良質な整理がなされている。改めて、「イノベーションのジレンマ」と「グループシンク」の恐ろしさを肝に銘じる思いである。更に、一旦下り坂に差しかかったら、「不正のトライアングル」が発生するリスクなどもあり、負の慣性力が幾何級数的に増大してゆく怖ろしさを、これらの事例は教えてくれる。

  • 猿吉君 さん

    倒産に至った経緯とその理由、どうすべきだったのかが非常に読みやすい文章でまとめられている作品です。@会社はかじ取りをするトップの能力が非常に問われる事がよく判ります。Aチェック機能の無さ、痛い事をいう人がいない、トップの暴走、こういう会社実は潜在的に非常に多いのでは。B開発力と経営力は違う故の悲劇、うんうんと頷いてしまいました。点数80/100→ある程度のポジション以上の人が読むと面白いというよりも怖くなる本です(笑)社長に翻弄されて倒産した会社の社員さんが辛いだろうなあと思いました。

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