参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件

荒川詔四

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478106693
ISBN 10 : 447810669X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
280p;19

内容詳細

一流のCEOが、「参謀」を抜擢する評価基準を明かす!世界No.1企業で14万人のトップを務めた元CEOは「誰」の意見に耳を傾けたのか?上司を「人」ではなく「機関」と考えるなど、キャリアを拓く22の思考法。

目次 : 第1章 上司は「機関」と考える(従順であることは「美徳」ではない。/ リーダーの「先」を行くのが参謀である。上司を「人」ではなく、「機関」と考える。/ 一流の「カバン持ち」であれ。)/ 第2章 すべては「合目的的」に考える(上司とは異なる「自律性」を堅持する。/ 「自己顕示」は非知性的な言動である。/ 「トラブル」は順調に起きる。/ 上司を守ろうとして貶める「愚者」になるな。)/ 第3章 「理論」より「現実」に学ぶ(本で学んだ「知識」は危険である。/ 「理論家」に優れた参謀はいない。/ 議論で「勝つ」という思考を捨てる。/ 自分を俯瞰する「視点」を常にもつ。/ 参謀は「1円」も稼いでいない。/ コンサルタントはあくまで「使う」ものである。)/ 第4章 「原理原則」を思考の軸とする(トップと「ビジョン」を共有する。/ 仲間と力を合わせる「楽しさ」を知る。/ 参謀は常に「自分の言葉」で語る。/ 「原理原則」を思考の軸とする。/ 「制約」こそが思考の源である。)/ 第5章 人間関係を「達観」する(「人間関係は悪いのが普通」と達観する。/ 参謀が死守すべき「中立性」とは何か?/ 結局、自然体で「仕事」を楽しむ人が強い。)

【著者紹介】
荒川詔四 : 世界最大のタイヤメーカー株式会社ブリヂストン元代表取締役社長。1944年山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部インドシナ語学科卒業後、ブリヂストンタイヤ(のちにブリヂストン)入社。タイ、中近東、中国、ヨーロッパなどでキャリアを積むなど、海外事業に多大な貢献をする。40代で現場の課長職についていたころ、突如、社長直属の秘書課長を拝命。アメリカの国民的企業ファイアストンの買収・経営統合を進める社長の「参謀役」として、その実務を全面的にサポートする。その後、タイ現地法人社長、ヨーロッパ現地法人社長、本社副社長などを経て、同社がフランスのミシュランを抜いて世界トップの地位を奪還した翌年、2006年に本社社長に就任。世界約14万人の従業員を率い、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などの危機をくぐりぬけ、世界ナンバーワン企業としての基盤を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひろき@巨人の肩 さん

    参謀とは、日本型の株式会社で要となる「フォローワーシップをもつリーダー」であり、リーダーの登竜門。会社をゲゼルシャフトと捉えて、原理原則を思考の軸として合目的的に考え、経営と「どうしようもない現実」に苦闘する現場を繋ぐ。修羅場をくぐった荒川氏の言葉が心に刺さる。「上司は機関と考える」「自己顕示は非知性的な言動である」「トラブルは順調に起きる」「自分を俯瞰する視点を常にもつ」「制約こそが思考の源である」「人間関係はわるいのが普通と達観する」「社内に派閥が存在するのは自然なこと」

  • あすなろ さん

    民間会社の課長職以上のこれからという方から僕達世代ぐらい迄の方が読むと良き本だと思う。僕はなるほどと思い読了。参謀とは、そこから続くべきリーダーへの道標を実務と現場重視で書かれている。それは例えばコンサルの遣い方等如実に現れている。迎合する事なく縦横無尽に好かれ、参謀としての知識を備えながら動きを貫徹し、原理原則に則り思考し動く事が出来れば、と強く思うのである。なかなかそれは難しい事であるが、意識する事で変われればと思う。

  • Book & Travel さん

    ブリヂストン元CEOの著者が「参謀」としての仕事の仕方について述べた一冊。海外の現場を長く経験した後に秘書課長となり、当時の社長の参謀として大規模買収にも関わった著者。その経験から参謀は知的戦略家ではなく、社長の考えと現場のどうしようも無い現実の両方を理解し、両者を繋ぐ泥臭い仕事と述べる。「上司を機関と考える」「トラブルは起こるもの」「原理原則を思考の軸とする」「人間関係は悪いのが普通」等々、参謀に限らず広く仕事上で活かせる考え方が生の言葉で書かれて納得性が高かった。色々な場面で拠り所に出来そうな一冊だ。

  • ミライ さん

    ブリヂストンの元CEOである荒川詔四さんの著書。荒川さんが社長をサポートする参謀を務めた経験から得た、トップ(社長)に信頼されるための条件について文章化(自ら社長になって参謀を抜擢する際の評価基準も併せて語られる)。参謀として社長を支える側と、社長として参謀を採用する側の両面から解説されていたので非常に分かりやすかった。失敗経験多めで描かれているので感情移入しやすい。

  • まる@珈琲読書 さん

    ★★★★☆ ■感想:仕事でも家庭でも参謀のような役割が求められるようになってきたので参考に手に取った。ブリヂストンで社長秘書課長から社長になった著者。 ■学び:参謀の最大の武器は現場の近さ。上司を人ではなく機関と捉える。リーダーの先を行く。自己顕示欲が全てを台無しにする。上司のメンツを潰さない。上司に好敵手とみなされること。合目的的に考える。現場・現実・原理・原則を思考の軸とする。自分の言葉で語り、腹落ちするまでトップと対峙する。人間関係は悪いのが普通と考える。自然体で仕事を楽しむ。 ■行動:顔を立てる。

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荒川詔四

世界最大のタイヤメーカー株式会社ブリヂストン元代表取締役社長。1944年山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部インドシナ語学科卒業後、ブリヂストンタイヤ(のちにブリヂストン)入社。タイ、中近東、中国、ヨーロッパなどでキャリアを積むなど、海外事業に多大な貢献をする。40代で現場の課長職についていたころ

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