農業経済学 岩波テキストブックス

荏開津典生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000289221
ISBN 10 : 4000289225
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;21

内容詳細

世界には食料不足に苦しむ多くの人々がいる一方、日本では米が余りながらも食料自給率が下がりつづけているのはなぜか。日本の農業は経営規模が小さく大型農業機械が使いづらく効率が悪い。欧米のような規模の大きな効率のよい農業経営はなぜできないのか。どうして食の安全に関わる問題が多発するのか。TPPのようなFTAやEPAによって日本の農業はどのような影響を受けるのか。こういった農業に関わる疑問・関心は多岐にわたる。それを理解するためには、食料・農業・農村の「実態に関する知識」と、その知識をもとに考えを進めるための「経済学的な理論」とが必要である。この本ではこうした「知識と理論を組み合わせた体系」である農業経済学を最新のデータや図を用いて基礎から説明する。

目次 : 経済学と農業的世界/ 食料の需要と供給/ 農業生産と土地/ 農業の経営組織/ 農産物の市場組織/ 農産物貿易と農業保護政策/ 世界の人口と食料/ 食生活の成熟とフード・システム/ 農業の近代化/ 資源・環境と農業/ 日本の農業と食料/ 農業政策と農業経済学

【著者紹介】
荏開津典生 : 1935年生まれ。59年東京大学農学部農業経済学科卒業。東京大学・千葉経済大学名誉教授。農学博士

鈴木宣弘 : 1958年生まれ。82年東京大学農学部農業経済学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shin_ash さん

    農業が知りたくて、農学関係の本を漁っている。この農業経済学と言う分野が最も俯瞰的な視点を持っている様に思えた。農業経済学の他書は読んでないから本書がわかりやすいかどうかはなんともだが、経済学も農業もわからない門外漢にも理解できる様に書かれている。経済学がわかっていないからなんとも言えないが、そんなに市場経済が世の中の中心なのかって気はする。農業経済学だから経済学の手がかりを使うので市場経済中心に見えるのかも知れない。著者は市場経済で全てを語れると思うなと強調しその通りと思うが、経済学はそんなに傲慢なのか?

  • エボシペンギン さん

    非常に読みやすかったが、メモも取らずに読んでも勉強とは言わないって学生の時に気づいたはずだろ

  • はっちー さん

    農業経済学の理論を網羅している名著 課題もついており、実践的な知識に変換することができる。

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