株「デイトレ」の鬼100則 アスカカルチャー

石井勝利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756920959
ISBN 10 : 4756920950
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;19

内容詳細

乱高下でも儲けを出すには、短期で逃げ切る売買が有効。
株式投資歴45年の熟練の技で、日替わりの勝負銘柄に狙いをつけ、結果を出す。
5分足チャートの読み方、板の見抜き方など、経験から来る、すぐに実践できる売買法を教えます!

※「まえがき」より



株式投資のスタイルは様々あるが、今、一番熱いのは、「デイトレード」である。
古い言い方をすれば、「日計り商い」と言うべきか。
「オーバーナイト」、すなわち、その日の資金を株式市場に残すことをしない。
翌日は、改めて、その日にチャンスの最も大きい銘柄を選択して、勝負する。
これは今や、個人投資家の大半が行っている投資スタイルだろう。
15年ほど前からもてはやされてきたが、乱高下の激しい昨今の相場では、一層このトレードの技に慣れることが必要になる。


東京の相場環境が良くても、上海、ロンドン、NYと相場が回るうちに、いかなる材料が飛び出すかわからない。
好悪双方で、だ。
株式投資はもともと、ハイリスク・ハイリターンではあるが、リスクは最小限にして、リターンを得ておきたいものである。
そのために、翌日になるべく持ち越さない。ポジションを毎日、空にする。常に、夜間は現金を自分の口座の中に置く。超短期のトレードが必要になる。


このスタイルの売買では、当然ながら、チャートを重視する。
板もしっかり読む。
この際のチャートは、主に5分足である。
たかがチャート、されどチャート。
5分の間に変化していくローソク足のダイナミズムを見て、的確に入り、利幅を取ったらさっさと出る。
この技術を極めることが大切である。
格段に勝率を上げ、チャンスをものにできる。
間違っても、高値に飛びつき、下落で売る過ちはしないで欲しい。
本書はそれをしないための「鉄則の書」なのである。


本書では、デイトレードに適した、その日の値動きのチャート変動の読み方と、板情報の感じ方について、経験に基づいて解析し、トレードの判断に資したいと考えた。
どうか、賢く活用して、トレードの成果を格段に上げて欲しい。


目次

まえがき

序章 修羅場で儲けるデイトレ
感覚を研ぎ澄まし相場に向かう
仕込みで負けないことが全て
リスク回避のための「逆指値」は必須だ
上値での利益確定も「指値」が賢明だ
朝一の仕込みは、「有利な株価」に設定する
上値追いの動きは「回転商い」で稼ぐ

第一章 デイトレは瞬間の勝負だ
固定観念を捨てろ
現状から次の瞬間の予測を
時間が許す限り挑戦する
上げに飛び乗らず、押し目を活用せよ
「含み益」を確実な利益に
値幅よりも確率を重視せよ
監視情報を一覧できる環境を整備せよ
銘柄は複数の板情報で監視する


第二章 流れを読み仕込みのチャンスを窺う
戦時の戦い方を知る
暴落は仕込みのチャンス
NYが下げても、材料株には関係なし
原油大暴落で浮かぶ企業あり
日経下げても強い優良株は回復 さらに上がる
大手はわざと落として拾う
朝一の下落はチャンスが多い
急な持ち合い下げには悪材料がひそむ
急変相場では資金は分散し、ほどほどで臨む


第三章 トレードの裏にひそむ仕手筋の思惑を見抜け
合理的な相場形成はあり得ない
上げる材料で下げる仕掛けを知る
「材料頼みの上げ」は、うっかり乗せられるな
決算マタギでやられるな
好決算で売り建てる理由
人より遅く仕掛けて早く逃げる
物凄い材料が寄り天のなぜ
知らない動きに旨味がある
暴騰の次に下落あり


第四章 儲かるテーマと銘柄をつかむ
トレードに当たっては、大口の流れを把握せよ
常に新しい材料が有利だ
日々のニュースから流れを感じよ
手垢の付いていない銘柄は大手の狙い
テーマ株は何度も手掛けられやすい
上げ下げの主導権は大口にあり
リバウンドを過大評価するな
ストップ高が翌日も美味しいとは限らない
大きな流れには逆らえない
日経の動きはほとんどの銘柄に影響する
大手の動きや思考を読む
ネットにこだわらず、街へ出よ


第五章 いざ、勝負の朝
まずは、寄り付き前の板で予測せよ
板は、8時過ぎと9時前が肝心
今日の値動きを板から予測する
UNDERとOVERのバランスを見る
昨日までの出来高と値動きを確認しておく
出来高の増加と株価の勢いは比例する
虎視眈々と押し目を狙え


第六章 ローソク足の中に上げ下げの需給がある
強いのは「陽の丸坊主」、次も期待
「コマ」の次は、大きく動く
上げ始めの上ヒゲは気にするな
上下のヒゲを見ながら株価の方向を見透かす
持ち合い放れの陽線は上昇気流
勢い良く上げた後の上ヒゲは上値限界
高値圏での大きな陰線は売り逃げ続出の動き
十字線のせめぎ合いは何処に出たかを確認
窓を開けた先には天井がある


第七章 上げのテクニカル10の法則
確率極めて高い下ヒゲの陽線
持ち合い抜けからの陽線に乗る
下げの終わりを狙いリバウンドで取れ
レンジの上げ下げは仕込みを間違うな
下値の包み線は買い有利
じりじりの上げトレンドには乗っていく
上げの初押しは買いで良い
下げの限界を見切る複数のコマ
ペナント上抜けを狙う
逆落としの限界を仕込む


第八章 下げのテクニカル9つの特徴
上げの限界を見極める
強気満載の時に出る上ヒゲが危ない
出来高を伴う下げは逃げよ
窓開けの後の上ヒゲ続きは逃げる


【著者紹介】
石井勝利 : 早稲田大学政治経済学部卒。1939年生まれ。宇都宮工業高校から、高卒で文化放送に就職。働きながら夜学独力で大学を卒業。政党機関紙の記者を23年勤めた後、住宅、金融等の著作、評論活動で独立。投資生活45年超、著作は300を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コロコロパンチマン さん

    コロナ禍でのタイムリーに書かれた本。デイトレ中心には書かれているものの、著者の書かれた他の図書と重複する部分もありテクニックの違いこそあるにしろベースは変わらないのだなと思いました。 また、著者の個人投資家としての長い間積み重ねてきた経験を文章にした感じもあり、儲かったことはもちろん様々な失敗をされてきたんだろうなと思いました。 その貴重な経験が他の図書も含め書籍になっており、失敗した勉強代を学べることも考えると書籍というのは素晴らしいし、安いものなんだなと思いました。

  • nadami30 さん

    株の基本的な考え方やトレンド把握、売り方について書かれた本。コロナ禍に執筆されたもので、タイムリーな話題が目白押し。 当たり前のことしか書いていないようでもあるけれど、それが一番大事なのかも。 大きな字で読みやすい。

  • pacino さん

    んー、本人のトラックレコードが分からないので何とも言えないが、都合良く売買タイミングを表示されているような気がしないでもない。

  • ひつじパパ さん

    今更だが、好決算や好材料が出た時点では、個人投資家がその株に飛びつくのは危険極まりない、と痛感した。もうその株は売りがメインになってしまった株である。だからあとは下がるしかない。僕自身経験したことがあるので、特に頭に入った。再読して様々な考えをもう一度頭に入れていきたい。

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