「新型コロナ恐慌」後の世界

渡邉哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198650117
ISBN 10 : 419865011X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

新型コロナウイルスで転落する中国、連鎖恐慌に陥る世界。そして次に何が起こるのか。日本の行方は。
これから始まる新たな大潮流を、気鋭のエコノミストが完全分析!

中国発の新型コロナウイルスはついにパンデミックと認定され、世界中にパニックを巻き起こしている。
ニューヨーク・ダウは史上最大の下げを繰り返し、日経平均も急落を続けている。
はたしてこの状態はどこまで続き、その後、世界はどうなっていくのか。

世界で反グローバリズムの気運が高まり、2020年1月31日にはイギリスがEU離脱を果たした。
その直後、グローバリズムの恩恵により急速な経済成長を実現してきた中国で新型肺炎が発生、その結果、中国のサプライチェーンが麻痺し、世界経済は大混乱に陥った。
加えて、春節の中国人大移動によって世界中にウイルスが拡散されたことで、各国は国を閉じ、他国からの渡航者を締め出す事態にまでなっている。

著者は、グローバリズムの終焉、米中貿易戦争、そしてこの新型コロナウイルス問題により、世界は中国依存から中国排除への転換が進み、新たな国際秩序が構築されていくと説く。

その先に何が起こるのか。そして日本の行方は。

プロローグ 「新型コロナ」恐慌で始まる負の連鎖

過去最大の暴落が繰り返された理由
新型コロナで中国への資金の流れがとまる
中国とともに巨大化したGAFAに迫る危機 ほか

第1章「武漢ウイルス」で中国はどこまで崩壊するか

グローバリズムにとどめを刺した新型コロナ
チャイナマネーで機能不全を招いたWHO
崩壊する世界的なサプライチェーン
操業を再開した中国への懸念と始まった言論弾圧 ほか

第2章アメリカは弱り目の中国を、こうして潰す

アメリカと中国の「第1弾合意」の本当の意味
新型コロナで「脱中国」がやりやすくなった
日本でもアメリカと連携した脱中国が一気に進む ほか

第3章危機を乗り越え日本は繁栄する

新型コロナが日本に与える悪影響
新型コロナで透けて見える日本メディアの終焉
ハイテク製品の根幹を握る日本の強み
景気悪化には財政投融資を活用せよ ほか

第4章 グローバリズムの終焉で逆転する世界

冷戦終結からグローバル化が加速した世界経済
新たな冷戦と脱グローバリズム
脱中国で感染拡大を阻止、高まる台湾の存在感
激変するアメリカのアジア戦略 ほか

第5章 「新型コロナ」後の世界

日本の親中派には大きなダメージ
西側諸国が「バンブーカーテン」を構築
中東の感染拡大が世界に与えるインパクト
アメリカの中東関与はますます縮小 ほか

【著者紹介】
渡邉哲也 : 作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんたこす さん

    米中貿易戦争と新型コロナウィルスにより、人・モノ・カネの動きが完全に遮断され、グローバル経済が成り立たなくなろうとしている。アメリカの中国に対する攻撃は熾烈を極め、世界各国はアメリカに着くのか中国に着くのかの踏み絵を迫られている。米中貿易戦争の解説書としてはとてもわかりやすい内容だったが、新型コロナウィルスによって世界がどう変わっていくかということについての記述は弱いように思った。

  • Porco さん

    3月に出版されていて、すごく早い。新型コロナについてもけっこう触れていますが、基本は米中貿易戦争の話であり、グローバル化が逆流しているという話。米中対立やばいな。

  • 魔王 さん

    アメリカがコロナが始まる前から中国を包囲していたことがよくわかった。香港や台湾についてもよくかかれているので勉強になる。自分自身、政治に興味がありよくテレビで勉強していた。しかし、本やYouTubeで正しい知識を得ると民法のワイドショーは本当に見れたものじゃないし、傾倒しているのがよくわかる。今回のコロナで、かなりそういった人たちが増えたのではないかと思った。

  • なつこ さん

    新型コロナによる世界の動きについて、まとめられている一冊。テレビ等では感染者ばかり報道されているが、政治と絡めてまとめられておりわかりやすい。普段、政治や国際関係に疎いので助かる一冊だった。

  • hdo obata さん

    約三ヶ月ぶりの投稿となる。歳のせいか目がかすみ出し、虫眼鏡を使わないと、字が読めない有様で、一日2,3頁読めればいい方だった。歳はとりたくないものだ。今回のコロナウイルスによる新型肺炎、世界、特に米欧に膨大な死者が出ている。此はまさに戦時である。私権を制限し、公共の福祉のため、行政の強力なリーダーシップが求められている。このためには改憲しかないが、間に合わない・・・。さあどうする日本よ!我々はどう対処すべきか!

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渡邉哲也

作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分

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