「通貨」の正体 集英社新書

浜矩子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210651
ISBN 10 : 4087210650
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
221p;18

内容詳細

通貨を通貨たらしめているものは何なのか? 国家の威信なのか、金(ゴールド)なのか、あるいは…。

脆弱な通貨の「正体」を見極めないまま、世界各国は莫大な財政赤字を積み上げ、金融政策を行っている。
通貨への信頼を損なうばかりの政策の、その行き詰まりの先に見えてくるのは自国優先の貿易戦争と恐慌。

それを避けるための処方箋とは? 世界経済が危険水域に近づくなかの必読の書!

【目次】
第1章 バラと通貨はどう違う?
第2章 嘆きの通貨、ドルの行方
第3章 ユーロ その混乱の源
第4章 「仮想通貨」の仮装を暴く
第5章 幻の通貨 バンコールが夢見たもの
第6章 人民元は誰のための通貨?
第7章 SDRのフワフワ感
第8章 隠れ基軸通貨「円」の本当の姿

【著者略歴】
浜 矩子(はま のりこ)
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年、東京都生まれ。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長を経て、2002年より現職。
専門はマクロ経済分析、国際経済、国際金融。おもな著書に『中国経済 あやうい本質』『新・国富論』『洗脳された日本経済』など。



【著者紹介】
浜矩子 : 同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年、東京都生まれ。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長を経て、2002年より現職。専門はマクロ経済分析、国際経済、国際金融(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • paluko さん

    経済を学ぶ5冊め、2019年刊。駄洒落(ビットコインはチョビット怪しい)とか、日本円をオペラ「トスカ」のヒロインに例えるとか、SDR(IMFの特別引き出し権)のフワフワ感とか、これ真面目な通貨論じゃなかったの? と驚かされるが、「おわりに」にあるように実は通貨は完全なる「人本位制」の世界。だから感覚が物を言うし、極端にいえば今、この瞬間にでも国民の全員が「(円、人民元etc.)という名前の金属片や紙片には価値なんてない」と信じたら一瞬に通貨の価値はゼロになる…という本質にまで切り込んでいく一冊。続編楽しみ

  • Hiroki Nishizumi さん

    通貨はすべからく仮装である、というところはよく分かった。

  • yuto さん

    前からファンキーな見た目で気になっていた大学教授の本。ちょくちょくボケていたり、例えが秀逸で独特の読みごたえがあった。さて内容だが、「通貨」の正体を探そうということで普段僕らが当たり前のように使っている「通貨」というものの本質に迫っている。読む前に「人々が通貨を通貨として認識すれば通貨じゃね?」と思ったがまさにそのとおりの結論を浜先生も導きだしていた。その文脈では最近話題のビットコインは仮想通貨とされているが、ただの投機対象でしかないように思える。となると通貨の選択はトップダウンが最善かもしれない。

  • M_Study さん

    コロナの影響で世界中がMMTまっしぐらな昨今、通貨の価値はどうなってしまうのか考えるヒントになればと思って読んだが、ちょっと的外れだったようだ。

  • sutekibito さん

    読み終わって、やはり経済は難しい。オペラや落語好きの浜先生独特のユーモアや皮肉は、私自身の修行が必要。

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人物・団体紹介

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浜矩子

エコノミスト、同志社大学大学名誉教授。1952年、東京生まれ、一橋大学経済学部卒。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所長、同所政策・経済研究センター主席研究員、同志社大学大学院ビジネス研究科教授などを歴任し、2002年より現職

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