リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」 集英社新書

橋山禮治郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207316
ISBN 10 : 4087207315
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
203p;18

内容詳細

最高時速五〇〇キロ超で、東京・大阪を一時間で結ぶ“夢の超特急”リニア新幹線。しかし、その実像は、ほとんど知られていない。全区間の七割が地下走行で、車窓は真っ暗。遠隔操作で運転手不在。乗り換えは不便で、安全対策も環境対策も穴だらけ。中間駅建設は地元負担。新幹線の三〜五倍の電力を消費。そして、二〇四五年(予定)の全線開通時には人口が二四%減少するにもかかわらず「移動需要は今より一五%増える」という不可解な試算…。本当にこんな巨大インフラは必要なのか、徹底的に検証する!

目次 : 第1章 リニア計画はなぜ生まれたのか/ 第2章 なぜリニア中央新幹線をつくるのか/ 第3章 どのようにつくるのか/ 第4章 過去の“失敗プロジェクト”に学ぶ/ 第5章 経済性を検証する/ 第6章 技術面、環境面から検証する/ 第7章 リニア計画の“終着駅”/ 第8章 リニア計画の政策決定の在り方を問う

【著者紹介】
橋山禮治郎 : 1940年生まれ。千葉商科大学大学院客員教授。アラバマ大学名誉教授。専門は政策評価、公共計画、経済政策。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)調査部長、日本経済研究所専務理事などを歴任。大平内閣の「田園都市国家構想」立案に参画したほか、運輸政策審議会、産業技術審議会、経済審議会等委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatayan さん

    2014年刊。JR東海の進めるリニア新幹線建設に懐疑的な見方を説く一冊。20年で建設費が9兆円と当初の3倍に膨張。人口減少が確実な情勢で新たな需要を見込むのは甘くないか、2013年にJR東海の社長が「リニアは単独では採算がとれない」と発言しているが大丈夫か、新幹線の3倍の電力を消費するリニアは環境の時代に逆行していないか、など。巨大プロジェクトの成否は経済性、技術的信頼性、環境適応性の三つの条件が握ることを示しながら、リニア新幹線を現在の新幹線の方式に見直して建設することが現実的ではないかと提案します。

  • 壱萬弐仟縁冊 さん

    表紙見返しだけで、 リニアは社会問題を提起している。 7割地下走行、車窓真っ暗。 運転手不在。 乗換不便。 安全、環境対策不全。 駅建設は地元負担。 新幹線の3〜5倍電力消費。 現実的に、甚大な事故が 起きたらどうするのか? 不安だらけのリニア像。 リニアは原発再稼働か新増設 に依存するのを前提に計画(12頁)。 困るじゃないか。 最高速度505キロ(18頁)。  中央西線沿線住民だが、 リニアへの熱意はない(41頁)。 なぜなら、高齢者が利用するには 速すぎるんだよ。  

  • mazda さん

    総工費9兆円、区間のほとんどがトンネル、人口が減少局面にある、東海道新幹線の稼働率にもまだ余裕がある、という状況で、はたしてリニアが必要になるのでしょうか…?浮上のために超伝導体を使いますが、液体ヘリウム・窒素で冷やす必要がありコストがかかって大変です。新幹線というよりは飛行機に近いと思うのですが、そうなるとJRよりJAL/ANAが運用するのが筋!?技術革新のためにはこのようなアイデアがあっていいのですが、実用化となると税金を大量に投入する必要が出てくることが目に見えているので、やめてほしいところです。

  • ky さん

    経済、技術、環境、いずれも懸念多々、綿密な検討もされず、国民の間でも、政治家も、国会もほとんど取り上げない間に、JR東海だけが先走って、計画、着工へと一直線で突き進んでいる。世間の無関心は、東海が情報を出さないから。今のままだと、原発、東京湾アクアライン、超音速旅客機のような運命をたどるだろう、と。著者は、中央新幹線は、リニアではなく、現行新幹線がベスト、という。ペイしないだろうことは、東海社長も認めているが、リニアをやめられない事情あり。ISTL 、MTLの巨大活断層を貫くトンネル工事は多難多難多難。

  • おおた さん

    自然を破壊してトンネルを作らなければいけないのでリニアは基本的に反対なのですが、本書を読むと採算や安全の面からもいろいろ問題があることが分かります。思いつくまま書いてみましたが、ぜひリニア推進派による論破をうかがいたいところ http://uporeke.hatenablog.com/

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