「国富」喪失 グローバル資本による日本収奪と、それに手を貸す人々 詩想社新書

植草一秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434225130
ISBN 10 : 4434225138
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18

内容詳細

年金資金の運用で巨額損失が発生、外貨準備資金では四年半で五〇兆円の損失…。国民のためではなく、グローバル資本のための政治を推進する政府により、日本国民が戦後、コツコツと蓄えてきた富が、いま流出している。日本収奪を狙うハゲタカ外貨と、それに手を貸す政治家、財界人、官僚、メディア。金融資産のみならず、日本の農業から医療、雇用、国土と環境、伝統、文化にいたるまで、あらゆる国民の「富」が危機に瀕している現状を暴き警鐘を鳴らす。

目次 : 第1章 失われる国富(いま、危機に瀕している日本の「国富」/ 政界のタブー、外貨準備という米国への巨額上納金/ 郵政民営化による国民資金の喪失 ほか)/ 第2章 日本収奪計画と売国の実態(対日経済戦略の系譜、最終兵器としてのTPP/ 国家の存立を危うくする農業の喪失/ 必要な医療を誰もが受けられる体制の崩壊 ほか)/ 第3章 国富を守るためにいま、なすべきこと(明治維新から連なる日本政治の正体/ 主権者・国民の権利が失われる自民党の憲法改定/ 日本を支配するための五つの技法 ほか)

【著者紹介】
植草一秀 : 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社=TRI代表取締役。金融市場の最前線でエコノミストとして活躍後、金融論・経済政策論および政治経済学の研究に移行。現在は会員制のTRIレポート『金利・為替・株価特報』を発行し、内外政治経済金融市場分析を提示。政治情勢および金融市場予測の精度の高さで高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kentaro さん

    日本の外貨準備は米国債保有の形をとっており満期を迎えてもその資金は新しく発行される米国債に乗り換えさせられている。その帳簿もニューヨーク連銀が管理しており、米国政府の許可なく日本政府が売却することが出来ない。この額が150兆円を越える。過去にこのお金を取り返そうとした人間が二人いる。橋本龍太郎首相は2006年に多臓器不全により急逝。 中川昭一は、酩酊会見、総選挙で落選後、自殺と発表。 中川昭一は、サブプライム危機で、1,000億ドルの資金提供を提案し、その担保として米国債残高を活用することを提案していた。

  • ichigomonogatari さん

    買った後で、著者があの盗撮したと言われている人だと気づいた(著者によると冤罪)。内容は読みやすく恐ろしい。日本を本当に支配しているのは。今だけ、自分だけ、金だけの人たちはいったい。恐ろしい本。

  • ぱぱみんと さん

    実にタイムリーな一著。今回の解散総選挙のシナリオを読み解くには、適切なテキストかも知れません。腐敗した政治に対して、静かに怒りが込み上げてきます。

  • しょうすけ さん

    「戦後史の正体」と内容かぶるところありますが、外貨準備という米国への巨額上納金という事実を知ると、本当に日本は国富を喪失(上納)しているのではないか。

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