中国 人口減少の真実 日経プレミアシリーズ

村山宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532264192
ISBN 10 : 4532264197
フォーマット
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
292p;18

内容詳細

■「肥満児急増」「恋人レンタル、結婚をしない若者」「5千万人分の食べ残し、いまや飽食の時代」「剰男(男余り)東南アジア、ロシアからの花嫁」「驚愕の判例『親の面倒を見ないと遺棄罪』」「広場ダンスに熱狂、早すぎる50歳定年」「巨額の教育費、医療費、結婚できない若者」「徴兵検査の半数以上が不合格」などなどーー。

■中国が人口世界一の座を5年後にも、インドに譲ることに。14億人といわれる人口は中国の成長の源泉であり、成長の阻害要因でもありました。その巨大な人口が減少に転じるとき、中国で何が起きているのか、これから何が起きようとしているのか。

■ペストの流行が中世の終わりを招来し、ルネサンスをもたらしたように、中国の人口減少は農村の貧困問題を解消し、AIによる発展をもたらすのか、それとも、大国の斜陽をもたらすのか。

■本書では、敏腕記者が、中国社会の実情を伝えるニュースや出来事を通じて、中国の人口問題の全体像を明らかにしていきます。あわせて、中国の人口減少という世界史的な大転換とどう向き合うべきなのか、その糸口を提示します。

■著者は広く読まれた前著『中国「内陸発」:底辺から見た中華世界の真実』(1999年刊、2002年ビジネス人文庫化)で、経済発展の進み始めた中国社会の変貌をビビッドに描きましたが、今回は、予想外に早く発展の下り坂を迎える中国社会の変化を豊富な話題で解説します。

【著者紹介】
村山宏 : 日本経済新聞編集委員。1986〜87年、上海の復旦大学法学部に留学。89年、早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。香港支局記者、台北支局長、アジア編集総局編集部長兼編集委員(バンコク駐在)を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • James Hayashi さん

    単なる人口でも誰も正しい数字を把握していない。地方政治が有利になるよう正確な数字が発表されていない為。一人っ子制作のため戸籍のない人間も多い(国勢調査はあるのだが)。男女の比率で男児が生まれる率が異常に高い。男尊女卑。人口ボーナスも後10年ほどのようだが、10億人を抱える大国であり、共産党という独裁である限り弱体化はしないと思う。

  • はるわか さん

    中国の人口ボーナス期は2030年まで。中国の人口統計の不正確さ。一人っ子政策と人口減少・高齢化。脆弱な中国の年金制度。

  • ののまる さん

    これはなかなか勉強になった❗️とくに急速な人口減少と高齢社会を迎えるにあたり、中国の社会保障費(しかもまだ整備が追いついていない)が軍事費よりも増大していること、など。

  • Hatann さん

    人口増減率が国の勢力を示すという仮説に立ち、30年に亘るひとりっ子政策の悪影響及び今後の予測について素描する。新聞、雑誌、ネットなどの現地メディア情報を丹念に拾い上げて合理的な推論を導く。著者は仕事柄90年代の古く貧しい発展途上の中国を知り、現代中国国内のジャーナリストは各種の制約の中で表現を磨き上げ情報を発信する。この組み合わせ故に不必要に扇動的でない知性的な現代中国論に仕上がっている。中国の人口膨張が止まって2050年頃にやってくる「インド洋の時代」に向けてシナリオを準備しておくべきと〆る。良著。

  • 犬養三千代 さん

    あまり、新しい知見もなかった。中国の政策に対する上から目線と今になって言うか‼️的な内容。なんと言ってもベースの人口が12億なのか14億なのかわからない国。それでもベースが多いということは能力の高さの数が多いってことかな。、

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人物・団体紹介

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村山宏

日本経済新聞編集委員。1989年、早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。香港支局記者、台北支局長、アジア編集総局編集部長兼編集委員(バンコク駐在)を経て、現職。長年、日経の英語媒体、中国語媒体にも執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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