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マンガでわかる! 100分de名著 マルクス「資本論」に脱成長のヒントを学ぶ

斎藤幸平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299018809
ISBN 10 : 429901880X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

100分でわかる
まったく新しいマルクス論!

気鋭の経済思想家・斎藤幸平氏が指南役を務め、大きな反響を集めた
NHK「100分de名著 カール・マルクス『資本論』」。

同番組のエッセンスをマンガでさらにわかりやすく解説した1冊が、待望の書籍化!

長時間労働、格差、不安定雇用、低賃金――。
「資本主義の暴力性」が加速化し、社会の矛盾がますます顕著になるなか、
世界的にマルクスが再評価されている。

生産力は上がっているのに、人々の暮らしが貧しくなるのはなぜなのか?
どうして、過労死するまで働き続けなければなければならないのか?
経済成長しなくても、「豊かに生きていける」術はあるのか?

コロナ禍や気候変動といった地球規模の環境危機を踏まえ、
いまこそ必要な社会変革に向けた実践の書として「資本論」を解説する。

第1章 資本主義に本質は「商品化」にあった
第2章 効率化しても労働時間が減らないのはなぜか
第3章 イノベーションが人間から働きがいを奪う
第4章 「脱成長」にこそ真に豊かな未来がある

【著者紹介】
斎藤幸平 : 1987年、東京都生まれ。経済思想家、大阪市立大学准教授。米国ウェズリアン大学卒業後、渡独。独フンボルト大学哲学科博士課程修了。専門はマルクス経済学。2018年、マルクス研究における最高峰「ドイッチャー記念賞」を日本人初、史上最年少で受賞。著書に『大洪水の前に』(ドイッチャー記念賞受賞作“Karl Marx’s Ecosocialism”の日本語版、堀之内出版)、『人新世の「資本論」』(アジア・ブックアワード2021最優秀図書賞受賞、集英社新書)など。マルクスとエンゲルスの新全集を刊行する国際プロジェクト「MEGA」の国際編集委員会メンバー

前山三都里 : まんが家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ごへいもち

    マンガのところだけ(-。-;

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    斎藤幸平氏が監修の資本論。忘却していた「打倒新自由主義」久々に奮い立たせてくれた、感謝する。過激な自由主義の是正の必要性を再確認した。我々は自由という奴隷を選び、自由という責任を背負わされている、自己責任の正体だ。資本主義は我々から生物としての喜びを奪い、荒んだ無機質な生命体に変えてしまったのである。技術革新は便利な社会を作った一方で底辺への競争を加速させた対処は公営化を推進して社会インフラ(富)をシェアして、欲を絶って「脱成長」に突き進む。(何でや!)負の側面ばかりを見ているとこんなになってしまう典型だ

  • まりこ

    恥ずかしながら人生で初めてマルクスの「資本論」に触れた。資本主義のあり方や矛盾を考えるにおいて、マンガと解説の組み合わせが理解の助けになった。同じような商品やサービスに溢れかえってる社会に無駄が多いと感じていたので、共感する内容が多かった。著者があとがきに書いている「もっと平等で、公正で、持続可能な社会の可能性を求め続けることの重要性」に気付くきっかけとしては、最良の1冊だと思う。資本論に対する意識は頭の中に常に置いておきたい。

  • けん

    ★2.0

  • Aby

    NHK Eテレ「100分で名著 マルクス『資本論』」をベースに,マンガと解説.解説の文章が,意外と多かった.労働者は生産手段を失い,搾取されていることすら気づけなくなっている.前世紀は,一般教養の経済学の半分はマル経だったのだ……■NHKの番組でも分かりやすく説明されていたので,NHKテキストを読むのもおススメ(在庫があれば).

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