Books

子どもたちに民主主義を教えよう 対立から合意を導く力を育む

工藤勇一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910827001
ISBN 10 : 4910827005
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

学校は、必ず変えられる。教育の未来を描き直す必読の書!

目次 : 序章 学校は何のために存在するか―いま本当に身につけてほしい力(トラブルは絶好の学び場/ 教育の究極の目標 ほか)/ 1章 民主主義の土台としての学校―全員が合意できる「最上位目標」を探せ(「多数決で決めよう」のどこが問題か、わかりますか?/ デモクラシーの歴史 ほか)/ 2章 日本の学校の大問題―民主主義を妨げる6つの課題(心の教育「思いやり」で対立は解消できない/ いじめ問題「いじめ撲滅」の発想がいじめを増やす ほか)/ 3章 学校は「対話」で変わる―教育現場でいますぐできる哲学と実践(政治教育より大切なこと/ 学校運営を子どもに託す ほか)/ 終章 教育を哲学することの意味―「よい教育」をつくるための誘い(“本質”を問う哲学/ 志の連鎖 ほか)

【著者紹介】
工藤勇一 : 横浜創英中学・高等学校長。1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長などを経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、内閣府規制改革推進会議専門委員、経済産業省産業構造審議会臨時委員など、公職を歴任。2020年3月まで千代田区立麹町中学校で校長を務め、宿題廃止・定期テスト廃止・固定担任制廃止などの教育改革を実行

苫野一徳 : 哲学者・教育学者。1980年生まれ。熊本大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了。専攻は哲学・教育学。経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiace9000

    苫野さんの教え子さんの言を拝借するなら、まさに「見ちゃった、知っちゃった」。工藤校長の教育論の現時点での最終、否、最新形態がここに!(もちろん今後もアップデートされないはずはないので)教育界の価値観が激変する今の日本をして明治維新にたとえ、「令和維新」(政党じゃなくて)と言った教育者がいたが、この変革期の先頭に立つのが工藤校長。実は明日、工藤校長とのオンラインセミナーに参加。自分のなかで意識改革する気概はスタンバイ。自分の矛盾に気づき、こだわりを捨て自己修正していくための、新たな勇気ときっかけをもらえた。

  • ムーミン

    「読書対話の会」ぜひやってみたいと思いました。「いじめ調査の目的は、苦しんでいる子どもがいないかどうかを探し出すことで、いじめの件数を減らすことではありません」本当にその通り。

  • ちょび

    横浜創英中高校長・工藤勇一氏x教育哲学者・苫野一徳氏の対談本。とても良い本に出会えた。教育現場で生徒たちに「民主主義」をしっかりと理解体験させ社会に送り出す素晴らしい取組をしている。多数決の肯定はマイノリティーを切り捨てろと教えているのと同意とも。色々な場面で「誰一人置き去りにしない、持続可能の社会を実現する」の最終ゴールに向けて対話を重ねて行き全員が納得出来る結論を導き出して行く。このような体験が出来る生徒たちが羨ましい。ファシリテターの役割を果たす大人の存在も重要になることも大切な点になる。

  • ユーユーテイン

    子どもたちに教える民主主義って何だろう、と思いながら読んだ。それは、学校の運営そのものに民主主義のやり方を取り入れることだった。工藤氏は新任の教師時代から40年かけて、自分の理想を言語化し、周囲を巻き込んで現在の最上位目標「日本に民主主義を根付かせる」までたどり着いたのだから、どのような場面で意見表明してもブレないのだろうな、と思った。その過程はまさにボトルアップで、上から押しつけられた、あるいは与えられたのではこのように鍛えられた思想にはならなかっただろう。良いと思ったら自分から始めればいいのだ。

  • pengin

    みんながOK と言える最上位目標、誰一人として取り残さない社会。ほんと理想だと思います。誰もがOKと思えるために、教師がアイディアを出すのではなく、子供たちの対話で実現する、そんな学校をつくりたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items