入門 Web3とブロックチェーン PHPビジネス新書

山本康正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569852386
ISBN 10 : 4569852386
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
167p;18

内容詳細

2022年に入って頻繁に耳にするようになったバズワード「Web3(ウェブスリー)」。NFT、DeFi、DAOなど、様々な関連ワードも飛び交っているが、端的に言えば、「ブロックチェーンを活用した次世代のWeb」のことだ。その影響は、ビジネスや経済はもちろん、政治や社会全体にまで及び得る。大きな可能性を秘める一方、過剰に理想論的に語られるWeb3のブームの虚実を、世界のテクノロジーの動向をウォッチし続ける著者が解説する。

目次 : 第1章 Web3で世界は激変する(「閲覧するだけ」だったWeb1.0/ 双方向のアクションが実現したWeb2.0 ほか)/ 第2章 「NFT」がデジタルデータに新たな価値を生んだ(NFTの最大の特徴は希少性を作ること/ 猫ゲームがきっかけでNFTブームが到来 ほか)/ 第3章 個人の貢献を可視化する「DAO」がシビアな実力主義をもたらす(ピラミッド型ではない、全員が主体的に動く組織/ ブロックチェーン技術がDAOを可能にした ほか)/ 第4章 すべての企業が避けては通れない「トレーサビリティ」も変革する(生産から消費までを追跡する「トレーサビリティ」/ SDGsやESGの登場でトレーサビリティ意識が高まった ほか)/ 特別対談 政治や社会までも変えるWeb3の可能性(山本康正×筒井清輝)(ブロックチェーンのトレーサビリティは人権にも貢献する/ 本当に「1人1票」が最適なのか? ほか)

【著者紹介】
山本康正 : 1981年、大阪府生まれ。京都大学で生物学を学び、東京大学で修士号取得。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。修士課程修了後、グーグルに入社し、フィンテックや人工知能による日本企業のデジタル活用を推進。企業の顧問も務める。京都大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てつJapan さん

    【良かった】● 新書なのでページは少な目。この分野をさらっとつかむにはちょうど良かったです。 ●若干バズワード的になっているこのWEB3に対しての冷静な目に賛同できた本。 ●DAOの可能性。 ●技術的に土台にあるものはブロックチェーン。

  • ゼロ投資大学 さん

    Web3とはブロックチェーンを活用した新しいWebの世界のことを指す。インターネットの歴史は、「閲覧するだけ」のWeb1.0、双方向のアクションが実現したWeb2.0、脱中央集権で情報を管理するWeb3と進化してきた。ブロックチェーンはNFT、DAO、DeFiといった新しい概念を生み出した。

  • 茶々丸 さん

    昨今話題のWeb3とその基盤技術の一つであるブロックチェーンについて、その未来像を述べている。また、その応用としてのNFT、 DAO、トレーサビリティの可能性についても分かりやすく語っている。 この本が良かったのは、あまり技術の中身について立ち入っていないこと。理系の人には不十分かもしれないが、技術音痴の私にはこれくらいが適当。また、この手の本は、著者が業界の企業経営者だったりして、業界の明るい未来を礼讃して終わることも多いが、本書の著者はきちんと今後の課題や注意点についても触れているので安心感がある。

  • Masaki Sato さん

    Web3がバズワードになって定義がふわふわしているが、ブロックチェーンを使った次世代のWeb。DAOのようなプロジェクト型の組織で、メンバー実績が見える化されてしまうので、できる人とそうでない人の格差が広がるという。従来型組織の調整力みたいなものは価値がなくなるとまで書かれているが、人間が仕事している以上そこまで行きつくかはやや疑問。グーグルが導入しているピアボーナスで貢献を評価する仕組みは参考になった。

  • ユウジヤン さん

    著者が投資家目線の視点を加えた解説書。Web3の解説書はスタートアップ起業家によるものが多く、理想論やポジティブ面ばかりが強調されるきらいがある中、客観的に批判的な論評も部分的に展開されている。ただ、規制当局目線や法的位置づけなどの問題・課題への言及はない。著者の慧眼な視点による解釈・予測はなるほどと思わせる点はあるが、新書だとしても内容の分量は薄い。消化不良感を感じる一冊。最終第4章ではトレーサビリティに関する記述で、続いて対談を載せて終わるなど、尻切れトンボ感が大。著者の知見は優れているだけに残念。

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人物・団体紹介

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山本康正

東京大学で修士号取得後、NYの金融機関に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得し、グーグルに入社。フィンテックやAI(人工知能)などで日本企業のデジタル活用を推進し、テクノロジーの知見を身につける。日米のリーダー間にネットワークを構築するプログラム「US‐Japan Leadership Pr

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