英EU離脱 どう変わる日本と世界 経済学が教えるほんとうの勝者と敗者

安達誠司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046017918
ISBN 10 : 4046017910
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;19

内容詳細

英EU離脱は「世界史上の大事件」なのか?日本人がいま、絶対に知っておくべきことを、人気エコノミストがこの一冊にすべて詰め込んだ!

目次 : 第1章 「世紀の番狂わせ」が起こった深層/ 第2章 イギリス経済はほんとうに崩壊する?/ 第3章 「出ていかれる側」は無傷で済むのか/ 第4章 矛盾に満ち溢れた「欧州統合」の歴史/ 第5章 崩壊するのはイギリスではなく「ドイツバブル」だ/ 第6章 シティの行方、「パナマ文書」問題…世界はこう変わる/ 第7章 日本人がいま、絶対に知らなければいけないこと/ 第8章 危機と円高―「円は安全資産」の真実

【著者紹介】
安達誠司 : 1965年生まれ。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、クレディ・スイスファーストボストン証券経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストなどを経て、現在、丸三証券経済調査部長。『脱デフレの歴史分析』(藤原書店)で第1回河上肇賞、『恐慌脱出』(東洋経済新報社)で第1回政策分析ネットワーク賞(シンクタンク賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 南北 さん

    イギリスのEU離脱表明直後(2016年)に書かれた本ですが、現在でも読む価値があります。EU離脱についてはイギリスがどうなるかを論じていることが多いと思いますが、この本では残されたEUがどうなるかを論じている点で読むに値すると思います。最近もドイツ銀行が人員整理しているニュースがありましたが、イギリスのEU離脱後にEU加盟国のどこが金融センターになるのかを考えるとEUの将来はかなり厳しいものになるのではないでしょうか?

  • Humbaba さん

    世間で言われていることが、必ずしも正しい訳ではない。それぞれの人が自分たちの利益となるために発言していることも多々あるので、それに踊らされてしまうと判断を誤ってしまうこともある。世間の言葉を信じすぎずに、自分の頭で判断することが大切である。

  • ラムダ さん

    経済学の観点からみると、EU離脱の感情的な反応は少し行き過ぎるということらしい。 不測の事態に備えておくのはリスク管理の点で大事なことかもしれません。

  • KJ.O さん

    読後、EU離脱は必ずしも失敗とは思わなくなった。仮に、英国がEUから完全離脱した場合、英国からEU域内への輸出には5.3%(最恵国待遇)の関税が課される可能性が高い。これが輸出減少要因となるのが悲観論の根拠だ。一方、英国は、EU離脱により非EU国向け関税の5.3%を引き下げることも出来るようになる。英国のEU域内への輸出比率は約5割だから、米国、日本などとのFTAを推進して非EU向け輸出を増加させることも可能だ。主権を回復する一方で、EU離脱の影響を最小限に抑えるのは、これからの政策の舵取り次第だと思う。

  • taroyan さん

    イギリスのEU離脱問題が今後どのような影響を及ぼすか?という注目の話題を著者の独自の視点と経済理論で読み解いていく内容に、納得のいく点が多々ある。マーケットからするとイギリスのEU離脱は単なるネタ(イベント)に過ぎず、それに右往左往し感情的に煽ってだけであって、冷静に考えればその悪影響を被るのはEU加盟国(特にドイツ)という分析も説得力があるし、あわせてタックスヘイブンとも絡めた分析が興味深い。最終章では為替変動の理論を過去の著書でも言及されているソロスチャートにも触れており中々興味深い一冊です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品