3曲以外教授参加という最高のｾﾚｸﾄでの初期ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ｡2人の音の相性はかなり良いことに気付くだろう｡これを聴いてこの時期のｱﾙﾊﾞﾑを集め始めました｡透明感､美しきﾊｰﾓﾆｰと教授ｱﾚﾝｼﾞはまさに最高!!ｱﾙﾊﾞﾑ単位で良いのだからこのﾍﾞｽﾄ良いのは当たり前｡

2005年の新譜One Fine Dayと 一緒に購入しました。 何というか、日本女性ボーカル界の至宝の域に達してますよね、大貫さんは。しかし相変わらず前を向いている姿勢が凄い。人生のお手本でもあります。しかし彼女のうたはあくまでも優しい。このアルバムもiPodで聴いてますが、１曲もとばす曲がないので、そのままアルバム順で聴いています。

大貫妙子の音楽に共通していえるのはどの作品も凛としていて品が良い。音楽は本当にいいということを実感させてくれる数少ないアーティストの一人だと思う。不滅の名曲「横顔」にはじまり「春の手紙」情緒豊かな「四季」大貫妙子を始めて聞く人でも必ず好きになる曲があるはず。時代に流されずハイクオリティーの音楽を作り出す大貫妙子は本当にいいアーティストだ。

以前、エポの「ＰＯＰＴＲＡＣＫＳ」に収められていた「横顔」を聴き、「いつか元歌を聴きたい」と思い十数年。念願叶って聴いた「本家 横顔」はジャジーな感じタップリの「やっぱりスバラシイ曲」でした。他の曲もなかなか良く、私の様な初心者には入門編としてピッタリ！

久しくめぐり合えなかった、極上のポップス作品に出会えました。 長いキャリアを経て、今、あせる事なくマイペースでお仕事をされているからだと思います。こんなに肩の力が抜けていながら、楽曲の素朴な美しさがアルバム全編に染み出ているような作品は本当に久しぶりです。　洗練された楽曲と完成度の高いシンプルを極めたアレンジ。楽器と声の微妙なニュアンスを大切に残した録音。　なにも目新しい事や、冒険をしなくとも新鮮な感動があるという事をあらためて教えられました。 末永く私の愛聴盤の一つに加えられる事となりました。

続けてレビューを入れるのは気が引けますが、買ってみたらCCCDではありませんでした。よって、10点にランクアップします。

単なるBEST盤なら過去にも出たことはあるが、今回の特徴があるとすれば本人インタビューなどにより構成されるライナーノーツだろう。曲を聴きながら目を通してどっぷりと「大貫ワールド」に浸るのが待ち遠しい。 本来なら10点だが、このような流行とは無縁のスタンダード作品もCCCDにしてしまうレコード会社の姿勢に１点分減点にて抗議。

みずうみがない。残念。エトランゼも好きだったりするのに〜でも買います！これだけ入ってこの値段！大貫ワールドにはまらない訳がないっ！！

ひとつだけ難を言わせてもらえば、収録曲に「風の道」がないこと。あと、みんなのうたの「金のまきば」も入ってないんですね。でも90年代以降の作品がこういうカタチで1枚にまとまるのって初めてなので、楽しみです。ライナーの曲目解説にも期待！

聴いていて、とても気持ちのいいＣＤです。「愛は幻」最高！