日本の論点 2023〜24 「超円安」「分断化」を生き抜くリスキリング革命

大前研一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833424820
ISBN 10 : 4833424827
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
追加情報
:
366p;19

内容詳細

読者のみなさんには、政府を当てにせず、学び直し(リスキリング、リカレント教育)による自身の価値を高めることを心がけてもらいたい。私の言う学び直しとは、単にプログラミングなどのデジタルスキルを身につけるだけではない。むしろコンピュータにはできない、0から1を生み出す「構想力」など、人間ならではの技を身につけることである。混迷の時代に自分を守ることができるのは、自分自身にほかならないのだ。

目次 : 1 日本編(「シニア層の消費活性化」「地方経済の活性化」ポストアベノミクスの日本経済成長戦略/ 所属議員の約半数が接点。自民党と旧統一教会の長い蜜月関係/ 「アベノミクス」「外交的成果」故・安倍元首相の功績を検証する/ 岸田政権の「所得と分配」は、「低欲望社会」からの脱却がポイント/ “前時代的”な岸田政権が掲げる「新しい資本主義」政策の限界点 ほか)/ 2 海外編(アメリカ追従外交から脱却し、各国との等距離外交へシフトせよ/ 先行きの見えないウクライナ情勢から学ぶべき教訓とは/ 「EU至上主義」を貫いたメルケル首相の引退で、欧州の未来は?/ 中国による台湾統一は、“香港方式”ですでに始まっている/ 習近平の永久皇帝化で、中国経済“自爆”のカウントダウンが始まった ほか)/ スペシャル対談 大前研一×柴山和久―起業成功の条件は「ブレないビジョン」と「試行錯誤」

【著者紹介】
大前研一 : 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    大前研一氏の書物についていつも敬服し勉強させられる。新幹線ホームキオスクにて手に取り購入。失礼ながらお歳召されてもここまで近未来や世界や業界やテクノロジー、また政治等迄を分析評価し、書き示せられる方は稀有だと思う。様々な知識のブラッシュUPをさせて頂きました。氏の云われるゼロから一を産み出す構想力、敬服し、自らも身に付けたいと思う。

  • ハッシー さん

    ★★★★☆ 一年に一回『日本の論点』を読むのを楽しみにしている。毎週メルマガ『大前研一ニュースの視点』 を読み、著者の鋭い視点や深い分析にいつも感銘を受けているが、本シリーズはその年の主要な論点を更に掘り下げた内容になっていて、一年を振り返るには最適な一冊。各国首脳にアドバイザーとして提言してきた経験や、人並み外れた洞察力で国内外の問題の本質をえぐり出している。しかも批評家のように言いっぱなしではなく、具体的な提言までするのが大前流。このような国家ビジョンを持つ人が日本の政界にいないことが残念でならない。

  • ヒデキ さん

    毎年の年末の読み物 今年を振り返って読みました 大前さんの自慢話も段々、小さくなっていることと 来年への展望が、どうも描き切れていない感じがして寂しかったです。 ただ、日本の未来は、いつになったら明るい展望がくるのだろうと思ってしまいます 本来独裁的な支配を是とするアジア圏にありながら 西洋的な民主主義を行わなくてはならない日本は、 アジアで取り残されるのか、我が道を行くのか 心配になる年末です 明るい2023年を迎えられますように

  • HMax さん

    相変わらずの大前節。面白く読了しました。結論は「政府をあてにせず、学びなおしによる自身の価値を高めることを心掛ける」。大きく頷く提言、@偏差値を使った入試は即刻廃止すべき。現代社会は正解のない問題にあふれている。記憶力の価値は薄れている。Aプログラミングが出来る中高生に経営を教え起業さす仕組みを作る。第2のイーロンマスクを目指せ。B老後不安解消。日本人は死ぬ前が一番金持ちらしいので、バンバン使うぞ、と思ったけど、そんなにないので残念。ロボアドバイザーに頑張ってもらいましょう。

  • たらお さん

    混迷の時代に入ってきたと感じる23年。露のウクライナ侵攻からの物価高。コロナや選挙でカネをばらまき、借金は1200兆円にも膨らみ、さらに防衛費も上げるという。安倍首相が暗殺されての統一教会問題。電力不足。世界が金利を上げる中、日銀は金利を上げられずに円安に大きく振れ、もう円安のメリットは少ないと思い知らされるなど不安要素は多い。考えるのは、40~50歳代の低欲望。経済を回すには貯蓄より消費もわかるのだが、日本人に染みついた考え方はなかなか変えられないものか。「0から1」を生み出す構想力をつける教育を。

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大前研一

1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーで本社ディレクターなどを歴任。『企業参謀』『ボーダレス・ワールド』などの著書が世界的ベストセラーとなり、各国の経済アドバイザーとしても活躍。1998年、経営指導と人材育成を行なう「ビジネス・ブレークスルー(BBT=現Ao

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