沈みゆく大国アメリカ 集英社新書

堤未果

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207637
ISBN 10 : 4087207633
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
206p;18

内容詳細

農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「1%の超富裕層」たちによる国家解体ゲーム。
その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった! 稀代のアメリカ・ウォッチャーの最新作

■内容紹介
アメリカ版・国民皆保険の呼び声高い「オバマケア」。
夢の医療保険制度改革は、「1%の超・富裕層」が仕掛けた、壮大なる「罠」だった!

史上最強の超大国をもゲーム上のコマとしてしまう「1%の超・富裕層」は、これまでに、石油、農業、食、教育、金融の領域で、巨万の富を蓄積してきた。
恐るべきことに、次のターゲットは、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった――。

米国の医療費は総額2・8兆ドル(200兆円)。
製薬会社と保険会社、そしてウォール街が結託する「医産複合体」は、病気を抱えるもっとも弱い立場の人々をカモに、日々、天文学的な収益を上げつづけているのだ。

そして、その巨大な波は、太平洋を越えて日本に達しようとしている! !

本書は、稀代のアメリカ・ウォッチャーである著者が、完全崩壊した米国医療の実態とその背景を、入念な取材により炙り出した渾身のノンフィクションである。

■主な内容
・「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」
・「自己破産理由のトップは医療費」
・「夢から覚めたら保険料が二倍に」
・「一粒10万円の薬」
・「高齢者医療費は三分の一にカット」
・「自殺率トップは医師」
・「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」
・「安い早い! ウォルマートがあなたの主治医になります」

■目次
はじめに 父の遺言
序章 「1%の超・富裕層」たちの新たなゲーム
第一章 ついに無保険者が保険に入れた!
第二章 アメリカから医師が消える
第三章 リーマンショックからオバマケアへ
第四章 次のターゲットは日本

【著者紹介】
堤未果 : ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。2008年『ルポ貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
アメリカの医療制度に纏わる驚愕のレポート...

投稿日:2014/12/22 (月)

アメリカの医療制度に纏わる驚愕のレポートです。軍産複合体ならぬ医療複合体の存在等読むほどに恐ろしくなります。多くの方に知っていただきたいと思わせる本です。

ゼンチャン さん | 千葉県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    アメリカの今を見据え、日本の将来を展望するこのシリーズ。今回は医療保険と、医療の在り方をめぐる問題に切り込む。基本的人権の中でも根幹中の根幹ともいうべき命の平等性を獲得すべく、共和党をはじめとした猛反対にもかかわらず成立した「オバマケア」。しかし、それも本来の機能を発揮できず瞬く間に空文化してゆく。結局、保険会社、製薬会社、そしてウォール街だけが潤い、かくして1%が他の99%を支配する構図がますます強固なものになる。もはや、国民国家は成り立たないのだろう。国家は国民を守れないし、巨大企業は国家のためにも⇒

  • 紫光日 さん

    元々、オバマケア自体が怪しいとは思っていたが、内容は本当に酷いものだった。明らかに保険会社が儲かる仕組みになっており、医者の自殺も後が絶たないのは恐ろしいと感じた。そして日本や本には書かれていないが欧州の健康保険制度が狙われているからこそ気をつけなければならない。日本の消費増税や欧州のドイツ1強、TPPやTTIPがその例である事を忘れてはならない。

  • よっち@疲れ目注意☆彡 さん

    選挙権のある全ての人が読むべき本。これはアメリカの話ではない。日本でも私達には知らされずに行われている、金融支配者達の人類総奴隷化計画のシナリオが見える。このままでは、1%の金融支配者と99%の貧困者(奴隷)という悪夢のような社会が出来上がってしまう。安保法案の反対運動は大変結構だが、私はそんな暇があったら、彼等の狡猾の手口を少しでも知るために本でも読んだら?と思う。知る事が安保法案そのものを無き物にすることになる。TPPも危ない。さらに医療保険が危険に曝されている。抵抗するには、選挙権が最も有効だ。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    善意で行われたと思いたいオバマケア(医療保険制度改革)だが、アメリカの健康保険は日本と違ってビジネスだった。自己破産理由のトップが医療費、自殺率一位の専門職は医師。低所得者の入った保険は医師への支払いが少なく医師を苦しめる。その保険を扱わない病院が多い為、保険に入っても診て貰えない。そして日本も。社会保障のために増税したはずなのに、社会保障にあてられたのは1割だけ、残りは法人税減税の補てんで相殺。混合診療が導入されると確実に医療費は上がる。医療格差が広がり、海外の大手保険会社が暗躍する。

  • Tαkαo Sαito さん

    結構前に茂木さんのラジオに著者が出演し、偶然それを聞いてからずっと興味があった本です。日本の医療制度が崩壊したらと思うと恐怖しかないです。自分は無知です。母が介護施設で働いているので今日仕事から帰宅していろいろ聞いてみたら「うわ」と感じました。今年の4月から今までの施設利用者は半日だけしか利用できず、もっと重い患者(利用者)が増えてきたと。更に母が勤める施設が結構前に買収され、名前が変わり、給料は下がらなかったが通所の定員が増えた、ということはより負担が増えるということ。それを統括しているのは医療法人。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

堤未果

国際ジャーナリスト。東京都生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒業、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号。国連、米国野村証券を経て、米国の政治、経済、医療、教育、農政、公共政策、エネルギーなどをテーマに現場取材と公文書による調査報道で活躍中。講演、各種メディアに出演。多数の著書は海外

プロフィール詳細へ

堤未果に関連するトピックス

社会・政治 に関連する商品情報

  • 堀江貴文 / 君はどこにでも行ける 日本人がアドバンテージをなくしていく中、どう生きるか、どう未来を描いていくか。刑務所出所後、世界28カ国58都市を訪... |2016年03月07日 (月) 17:30
    堀江貴文 / 君はどこにでも行ける
  • アクティブラーニングで学ぶジェンダー 身近にあるけれど気づきにくい“ジェンダー”。おもちゃ、物語、エイジング、精神疾患、デートDV、母娘関係、キャリア・デ... |2016年03月07日 (月) 13:10
    アクティブラーニングで学ぶジェンダー
  • 日本人だけが知らない この国の重大な真実 安倍政権に埋め込まれた「時限爆弾」――日本発、「第3次世界大戦」のシナリオ―「明治維新=日本の戦争国家化」は、まだ終... |2016年03月04日 (金) 17:00
    日本人だけが知らない この国の重大な真実
  • 京都ぎらい 生粋の京都育ち京都在住の著者だから言える、「こんなん書いてええのんか?」的衝撃の新京都論。ロングセラーです。 |2016年03月03日 (木) 13:50
    京都ぎらい
  • No!しか言わない沖縄でいいのか? 誤解だらけの基地問題、偏向するメディアなど、歴史研究者、海兵隊の政治顧問として、情熱を傾けてきた著者が沖縄問題の虚実... |2016年01月13日 (水) 17:54
    No!しか言わない沖縄でいいのか?
  • 入隊する韓流スターたち 人気絶頂にある20代の大物スターが、軍務のために約2年間入隊する。入隊した彼らはどんな日々を過ごしているのか。韓流ス... |2016年01月13日 (水) 15:04
    入隊する韓流スターたち

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト

  • 作成者:望月ハルヒさん