沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療 集英社新書

堤未果

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207859
ISBN 10 : 4087207854
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
222p;18

内容詳細

■内容紹介
もうすぐ日本では、盲腸手術で200万円払わなければならなくなる――?
こんなおそろしいシナリオが、間近に迫っている。
そう、「医産複合体」というモンスターによって、私たち日本人の「いのち」と「老後」が、「投資商品」と化しつつあるのだ!

ウォール街と多国籍企業の最強タッグが、マスコミと政治を手に入れ支配する株式会社アメリカ。
新たな市場を貪欲に求め続ける彼らが次に狙いを定めているのは、〈世界一の国民皆保険〉をもつ最高速高齢化社会「日本」だ。

保険証一枚で「いつでも、どこでも、誰でも医療が受けられる」という世界でも希少な日本の医療。だが私たちはどこまで気づいているだろう? 
誰も関心を抱かないこの制度に、数十年前から魔の手がのびていることに。

次々に進む医療と介護報酬切り下げ、猛スピードで次々に成立する法律。医師たちの苦悩も限界に達している。
その裏に誰がいるのか――?

 綿密な取材と膨大な一次資料を使い、1%側がしかけるマネーゲームのからくりを解き明かし、日本の最大の宝である「国民皆保険」を死守すべく、未来への提言も盛り込んだ警告の書。

 ベストセラー『沈みゆく大国 アメリカ』の日本編、待望の刊行!!

■主な内容
・「世界最速で高齢化する日本は、投資家たちのドリームランド」
・「ヒトラーのやり方に学べ〜経済財政諮問会議」
・「超高速な新薬承認のウラ」
・「国民皆保険は邪魔だからなくせ!(by アメリカ)」
・「TPPより怖いTiSAって何?」
・「お年寄りは早く死んでね(後期高齢者医療制度)」
・「給料安くて介護職員が辞める? じゃあ外国人で!」
・「高齢化が医療を破綻させるは、ウソ? ホント?」
・「何が医療費を押し上げているのか?」
・「医師は足りている? 余っている?」
・「給食で医療費を下げる!」
・「国の責任転嫁を逆手にとろう」
・「総理、医療を成長産業にしましょう!」

■目次
序章  「臨終」の格差
第一章 オバマもびっくり! こんなにアメリカ化していた日本医療
第二章 潟Aメリカに学ぶ、大衆のだまし方
第三章 マネーゲームから逃げ出すアメリカ人
第四章 逃げ切れ! 日本


【著者紹介】
堤未果 : ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。20008年『ルポ貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    アメリカと日本の医療現場の現実と課題といのちの教育の大切さを実感。医療を他人ごとにしてきたツケは何より当事者である私たちにしわ寄せが及ぶ。健康時は他人ごとでも自分が病気になったら慌てて社会を支える制度設計の脆弱な実態に手も足も出ない状況にならないよう自分の体について主体的に国民が参加できるようにリテラシーを持たなければ乗り切れないのだ。今後のこのテーマについてさらに深い分析と現状把握の必要性を感じる。「国民皆保険制度」を持つすばらしい国家として命の価値をビジネスチャンスと見るのか共生の精神を持ち続け、

  • よこしま さん

    国民皆保険を崩しにくる米国にどう対応するか?◆先に続編となる「逃げ切れ!日本の医療」が先に届いてしまいましたが、ここでもインチキだったオバマケアについて取り上げられてるので、理解はできると思います。米国の医師側も国民側も対処できているのが今作の良かったところ。◆しかし米国の日本摂取は今に始まったことではありません。85年のMOSS会議。97年の外資参入。98年には政府が国庫を引き下げ、自治体(≒国民)に負担が大きくなりました。◆先日TPAが可決され、TPPがまた一歩近づいてきます。無知ほど怖いものはない。

  • 紫光日 さん

    人間は数字に弱く、分厚い文書や小さな文字を見逃す可能性が高く、アメリカの医療が崩壊したのはまさにそれです。そして今、日本、また、本には書かれていないが欧州の医療制度が崩壊しようとしている。TPP、Tisa、TTIPと本に載っていないが中国主導のAIIBには岩盤規制の破壊を示しているのでそういったものには気を付けて見るべきである。

  • Aby さん

    前作で提示された国民皆保険の危機的状況に焦点を当てている.前半では,富裕層のための集金マシンと化したアメリカの医療制度が示されており,引き続きディストピア感満点.後半では,そこから逃げ出した(一部の)アメリカ人と日本で模索されている「協同」的な医療システムが提示されている.ここには救いのかすかな光が差している.まっとうな医療が株式会社で経営するのに向いていないという点は,松尾匡「ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼」にも書かれていたな.

  • AICHAN さん

    図書館本。「盲腸手術に200万円」。アメリカではこれが当たり前。日本もそういう社会になりかねない。医療、医薬、介護、教育など金儲けの手段とは無縁の存在であるべき聖域がアメリカではマネーゲームに組み入れられている。その結果、巨大資本による資本主義原理の大型チェーン病院、大型チェーン老人ホームが全米に何百も乱立している。そこに人の命や尊厳を守る理念はない。人員削減、人件費削減で最悪の医療と介護が行われる。製薬会社は政府と癒着して高い薬価を設定し医療費を吊り上げ、保険会社は保険料を上げて金儲けに狂奔する。

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堤未果

国際ジャーナリスト。東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、米国野村證券などを経て現職。米国と日本を中心に政治、経済、医療、教育、農政、エネルギー、公共政策などについて、公文書と現場取材に基づき各種メディアで幅広く発信を続ける。『報

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