四方田犬彦
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映画誌・比較文学研究家。エッセイスト。詩人。東京大学にて宗教学を、同大学院にて比較文学を専攻。長らく明治学院大学教授として映画史の教鞭をとり、現在は文筆の専念。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『わたしの神聖なる女友だち 集英社新書』より
投稿日:2021/06/22
『週刊金曜日』に著者が2010年から月1回連載してきた時事コラムをまとめたもの。 著者は、世の中の動きなど関係ないように自分の専門に没頭している研究者ではないからこそ、映画や文学など比較すべき作品への目配せに独特のものがあり面白くなるのだと改めて認識した。ひとつ例を挙げれば、赤城山の野犬増加やカナダガンの根絶に関しての文章こそ、著者らしさ。また、「オリンピックを開催することは、都市の調和ある景観を破壊し、民衆の慎ましい住居を消滅させること」という見解が何度も登場するところに著者の恨み節が聴こえた。
アーチ さん |60代
投稿日:2021/06/17
もはやハリウッド映画に作家主義は通用しないだろう。日本映画もそうかもしれない。しかしながら、世界には出自に拘泥しながら、政治や経済情勢に抗って映画を作っている人たちがいて、そういう作家ばかりを論じた本と言える。 彼らの作品は、映画館でかかる作品の範疇からはみ出すようなものであったり、見るのが難しいという特徴を持つ。掲げられた18人の中で、名前を知っていたのは10名程で、さらに見たことがある作品もその程度の数。 アレクセイ・ゲルマンだとか、ジョアン・セーザル・モンテイロなどの作品に向かい合うには、相当の覚悟が必要に思える。否、ここに名前が挙がっているすべての作家の作品がそうだと言える。 文中では、作品の題名に原題を日本語訳したものを使っていて、日本公開時の邦題は、巻末の索引で確認するというやり方をとっているのが特徴。たしかにその方が作家の意図がより理解できる。
アーチ さん |60代
投稿日:2014/12/07
四方田氏のダンテ神曲モティーフ作品。33篇から成り立ち、神曲ファンにとっては見逃せない作品ではないだろうか、その装丁の美しさや一切の無駄を省いた簡潔な詩、是非堪能していただきたい、一目見た時から私の生涯の一冊に加わりました。
meta さん
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ありがとうございました
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