アラビアの夜の種族 2 角川文庫

古川日出男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043636044
ISBN 10 : 4043636040
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
追加情報
:
15cm,364p

内容詳細

侵掠したフランス軍壊滅の奇策、「読む者を狂気へ導く玄妙驚異の書物」は今まさにカイロの片隅で、作られんとしている。三夜をかけて譚られた「ゾハルの地下宮殿の物語」が幕を閉じ、二人めの主人公がようよう登場する頃、ナポレオンは既にナイルを遡上し始めていた。一刻も早く『災厄の書』を完成させ、敵将に献上せねばならない。一夜、また一夜と、年代記が譚られる。「ひとりの少年が森を去る―」。圧巻の物語、第二部。

【著者紹介】
古川日出男 : 1966年福島県生まれ。98年『13』でデビュー。01年『アラビアの夜の種族』(第55回日本推理作家協会賞及び第23回日本SF大賞受賞)。05年『ベルカ、吠えないのか?』(第133回直木賞候補)『ロックンロール七部作』『LOVE』(第19回三島由紀夫賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    外枠の物語では、いよいよナポレオン軍3万がエジプトに上陸。迎え撃つはムラード・ベイを総帥とするマムルーク軍団。初戦は綺羅を誇るエジプト軍は近代的な軍隊の(ということはエジプト側からは貧相な)ナポレオン軍の前に追走するしかなかった。一方、物語内では第2の主人公ファラー、そして第3の主人公サフィアーンの物語が語られる。その語りは、第1巻よりは遥かに「物語」としての文体と結構を持っている。もっとも、第2巻のクライマックスともいうべきファラーとサフィアーンの邂逅のくだりでの互いの会話文は残念ながら通俗の極みだが。

  • ひなきち さん

    …これは創作?本物のアラビアンナイト?実際に読んでいても、空想と現実の間でまどろんでいるような…夢をみているような…不思議な気持ちがします。語り部の紡ぐお話は、怖い部分もあるけれど、ときおりギャグもあって、全く飽きません(好きですね〜!(笑))。もう少し夜の帳のなかに…。まだ夜明けを迎えるのは早すぎるのです。

  • hit4papa さん

    ナポレオン・ボナパルトが侵攻が着々と進むエジプト。「災厄の書」は魔導士アーダムの物語から千年の時を経て、二人のみなしごファラーからサフィアーンの物語へと語りつがれます。数奇な生い立ちでありながら比類なき魔法を剣術を手にした二人、アーダムとの邂逅と盛り上がり所ですが、ちょっと中だるみ感が否めません。展開が読めないからでしょうか。第1巻に引き続き、美麗は日本語に圧倒されることしきりですが、何故か会話文がおちゃらけ気味で興を削ぎます。アイユーブは書物を完成させてエジプトを救うことができるのか。第3巻に続きます。

  • エドワード さん

    私は未だイスラムの国を訪れたことがない。入れ子となる物語は、中国と並び世界最高の文明を誇った中世アラビアが舞台。日本、中国、西洋と異なり、全くの未知の世界だ。しかし蛇の邪神ジンニーアは映画「アラジン」に出て来るジャファーやジニーを想起させるし、魔剣の化身である怪鳥は本家「千夜一夜物語」に、怪物サラマンドラやバジリスクは「ハリー・ポッター」にも登場するので、意外と想像しやすかったりする。第二部は、二人の拾い児の若者の物語。運命に導かれ、アーダムとジンニーアの魔都・阿房宮にたどりつく。いよいよ対決だ。

  • 木賊 さん

    フランス対エジプト開戦。ズームルッドが語るのは、ファラーの物語、サフィアーンの物語、そして三人の主人公の邂逅。前半(ファラーの話)は1巻と同じダークファンタジーだがイスラム教色が薄く、後半は昔のRPGみたいな話になっていて驚いた。文章の独特の雰囲気は相変わらず。アーダムが復活したので続きが楽しみ。

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人物・団体紹介

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古川日出男

1966年、福島県生まれ。98年『13』でデビュー。『アラビアの夜の種族』(2001)で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、『LOVE』(2005)で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』(2015)で野間文芸新人賞および読売文学賞を受賞。『平家物語』の現代語訳も手がけ、戯曲『冬眠する熊に添い

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