サウンドトラック 下 集英社文庫

古川日出男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087460780
ISBN 10 : 4087460789
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
追加情報
:
16cm,358p

内容詳細

かつて母親に殺されそうになり、継母からも拒絶されたヒツジコは、世界を滅ぼそうと誓う。見た者の欲望を暴走させるダンスを身につけた彼女は、自身の通う女子高で、戦闘集団「ガールズ」を組織する―。一方トウタは、友人レニの復讐を手伝うため、東京の地下に住む民族「傾斜人」の殲滅を決意した。トウタとヒツジコの衝動が向かう先とは…。崩壊へと加速する東京を描いた、衝撃の長編小説。

【著者紹介】
古川日出男 : 1966年福島県生まれ。1998年に『13』でデビューする。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。2006年に『LOVE』で三島由紀夫賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hit4papa さん

    アンダーグラウンドの世界に身を投じた青年トウタ、高校生となり戦闘集団のリーダとなったヒツジコ、地下住民への攻撃を繰り返す鴉使のレニ。猛暑と暴動で沸騰する東京を舞台に、三者それぞれ物語が展開します。ヒツジコの、舞踏で人々の欲求を爆発させるという異才がユニークです。著者に特徴的なしつこいほどの細部にわたる都市と、そこに息づく人々、動物たちの現実離れした描写は、本作品にも見られます。ストーリーはあってなきようなものなので、マニアックな音楽にも似た古川日出男節が合う合わないで、本作品の評価は変わるでしょうね。

  • さっとる◎ さん

    本書はフィクションである。冒頭に1ページ使ってデカデカと書かれている。途中何回かこれを見返してしまった(笑)吸引力と疾走感に溢れまくった東京崩壊小説。熱帯と化した東京でサウンドトラック・レスの世界を疾る生きる踊る撮る飛ぶ。聖戦だ。銃を武器にダンスを武器に映画を武器に。愛のために自分のために。再生された音楽のある世界で走り続けるトウタと、踊り続けるヒツジコ、写真銃を手に性別を自在に行き来するレニ、神となったクロイ。崩壊していく東京を後目にエネルギーに圧倒され再生の光に血がたぎる。日出男氏、好きだわー。

  • みりあ さん

    「疾走小説」―正にそれだった。最後は特に。書かれている事がリアルだから、ページの最初にでかでかと『本書はフィクションであり、実在の企業・組織などとは無関係であることをお断りします』と書かれているのにも関わらず、信じてしまう所だった。でも読み進めている内にこれは偽物なんだと思い始めたが、それでもリアル。最終的にはセカイ系と呼ばれる事になる一歩手前まで来た。まさかここに辿り着くとは。でも、舞台は実は変わっていない。変わらず”東京”なのだ。今自分は壮大な大冒険をした気分になっている。古川日出男はここから始まる。

  • ナチュラ さん

    危険な意味で「ヤバイ本」だ。 内容がどうというより、【魂】が揺さぶられる。 彼ら(彼女ら)のサウンドトラックに共鳴したら『破壊』へと導かれていくようだ。  「狂気」と「崩壊」、そして「再生」への叙情詩。 

  • hide さん

    トウタとヒツジコ、レミの長い長いサマーヴァケーションの序曲。サウンドトラックレスの東京で鳴り響く沈黙。舞曲は舞踏の為のリズムを刻まない。沈黙が奏でるリズムの前奏曲。最後の一行からサウンドトラックが、再生の物語が始まる。音楽と小説の可能性を問いかける作品。

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人物・団体紹介

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古川日出男

1966年、福島県生まれ。98年『13』でデビュー。『アラビアの夜の種族』(2001)で日本推理作家協会賞および日本SF大賞、『LOVE』(2005)で三島由紀夫賞、『女たち三百人の裏切りの書』(2015)で野間文芸新人賞および読売文学賞を受賞。『平家物語』の現代語訳も手がけ、戯曲『冬眠する熊に添い

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