勝ち上がりの条件 軍師・参謀の作法 ポプラ新書

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591140352
ISBN 10 : 4591140350
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;18

内容詳細

乱世を生き抜いた豊臣秀吉も東郷平八郎も、黒田官兵衛と秋山真之という軍師・参謀がいなければ勝ち残れなかったであろう。天災、経済危機、圧倒的なリーダーの不在。現代という困難な時代にあってこそ、組織を生き抜いた軍師・参謀から、組織で生きざるを得ない私たちが学ぶべきことは多い。二人の歴史家が確かな目で綴った、軍師・参謀の系譜と時代を生き抜く普遍の極意。

目次 : 第1章 軍師・参謀の役割とは何か/ 第2章 治世の時代に生き残る秘訣は何か/ 第3章 天才軍師・名参謀は動乱期にあり/ 第4章 一気にわかる、軍師制度の変遷/ 第5章 近代日本に名参謀をさがして/ 第6章 名参謀の資質

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家に。近現代史、昭和史に関する史論や人物論を多く執筆。著書に『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞)などがある

磯田道史 : 1970年生まれ。慶應大学大学院修了。博士(史学)。歴史家、静岡大学文化芸術大学教授。日本史学専攻。著書に『武士の家計』(新潮ドキュメント賞、新潮新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジェンダー さん

    2人の対談で一応テーマに沿って話をしてるけどそれぞれプラスアルファの話をしてくれるので知らない事実も出てくるので読んでて楽しい!歴史関連の本はいろいろ出てるし自分でも何冊か読んでるけど一番タメになるかもって思った!いつの時代もトップの人間が大変かと思ってたけど2番目のトップを支える人の方が大変だと思いました!話に出てくる人物は知ってる人ばかりやし歴史に残ってる人だけでなく名前が残っていなくても功績を残してくれてる人がいるからこそ今があると改めて感じました!

  • kawa さん

    歴史好きにとっては堪えられない良書。吉備真備から秋山好古・井上成美まで日本史の中で名をなした軍師・参謀の通知票のごとき。人の噂や評判のあれこれほど面白いものはないのだが、本書にはそんな下世話な興味を凌駕する役立ちと面白さがある。磯田先生の学識にたじたじの呈の半藤氏、そんな二人のコラボが面白さをより引き出しているのが印象的。歴史書読みの人物辞書として常に手元に置いておきたい一冊だ。

  • kawa さん

    (再読)忘れていた読み手が悪いのですが、初読タイトルは「勝ち上がりの条件」。今回は「軍師たちの日本史」がでっかく「勝ち上がりの条件」タイトルは老眼老人には極めて見にくい表示で既読と気が付かず購入(自分のメーター・レビューで気が付く)。商売出版にイラッ!ですが、内容は極めてまじめで秀逸。再々読あり次は新刊書を購入しないように注意。磯田氏の博覧強記ぶりに、昭和史の泰斗である故・半藤さんの脱帽ぶりが小気味よい。是非、磯田氏が半藤さんの遺産を相続して第2代・歴史探偵として私たちを引っ張っていってもらいたいものだ。

  • booklight さん

    【読友本】歴史作家の半藤氏と歴史学者の磯田氏の軍師・参謀対談。参謀は難しい。能力がありすぎると大将に疎まれたり、任され過ぎると大将の器はないから大きな判断を間違えたり。黒田官兵衛がその智謀と引き際が際立っていたと絶賛。そして将来を見通せる勝海舟の慧眼。いざという時の判断ができる体力も大事。歴史家にとって人間の出来不出来は単なる事実となるのが興味深い。何度も同じことが繰り返されるのは、心理学の実験をみているよう。歴史に身を置けば自分の不出来も葛藤も当たり前のことに思えてくるか。

  • 佐島楓 さん

    戦国時代以降の軍師像から、現在を展望する。おふたりのあまりにレベルが高い対談に、終始圧倒されっぱなしだった。畏れ入りました。密度が濃い対談、大変楽しく拝読できました。私の知らない世界は膨大に存在する。もっと勉強しないと!

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人物・団体紹介

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半藤一利

1930年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋新社(現・文藝春秋)へ入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を歴任。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞、以上文藝春秋)、『昭和史 1926‐1945』『昭和史

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