伊藤さゆり (欧州経済)

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Eu分裂と世界経済危機 イギリス離脱は何をもたらすか NHK出版新書

伊藤さゆり (欧州経済)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140884980
ISBN 10 : 4140884983
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;18

内容詳細

英国民が「EU離脱」の道を選択すると、市場はパニック状態へと陥った。先行き不透明な状況はいまだ変わらず、他方で世界経済は金融緩和と規制強化によるリスクを抱えている。EUはこのまま分裂してしまうのか?今後、リーマン・ショックのような危機は再来するのか?欧州経済に通じる専門家が、EUで顕在化した危機の深層と世界経済のこれからを見通す。

目次 : 第1章 英EU離脱の深層(予想外の離脱多数/ 経済合理性では残留が妥当/ 英国は欧州の玄関口 ほか)/ 第2章 世界経済は再び危機を迎えるのか(短期間で収束した離脱ショック/ 安心はできない状況/ リーマン・ショックとは震源地の経済規模が違う ほか)/ 第3章 EU分裂はさらに進むのか(低下するEUのプレゼンス/ 必要とされる制度・政策の調整/ 英国との経済・政策の調整 ほか)/ 第4章 日本には何ができるのか(離脱ショックの円高・株安/ 具体策を打ち出したのは日本だけ/ 日銀による追加緩和と経済対策 ほか)/ 終章 英国とEUはどこへ向かうのか(不確実性の高い局面の始まり/ 英国新政権の課題/ 英国分裂の可能性 ほか)

【著者紹介】
伊藤さゆり (欧州経済) : ニッセイ基礎研究所経済研究部上席研究員。専門は欧州経済。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)調査部シニアエコノミストなどを経て現職。経済紙誌への寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Haruka Fukuhara さん

    著者はニッセイ基礎研究所上席研究員(欧州経済)・離脱の予感→@独仏との統合への意識の差;設立の歴史的な経緯/国家主権を重視する英国とヨーロッパ合衆国を志向するEU、A統合の変容に伴う理想と現実の乖離;特に移民問題、B世論調査結果 英国にはEUと距離を置く政策での「成功体験」があったことが、残留派にはマイナスに、離脱派にはプラスに働いた。ただし今回の「離脱」は距離を置く判断とは次元が異なるのでその影響は未知数。「取り残された」と感じる層が離脱派に;この辺りは米国のトランプ旋風と軌を一にする現象と言えそう。

  • Yuki_N さん

    通貨、金融政策の面からの記述が中心。イギリスの離脱が世界経済危機をなぜもたらさなかったかに対する筆者の回答としてイギリスの世界経済での存在感とBOEの金融政策が挙げられている。ユーロシステムに組み込まれた国がさらなる離脱をする可能性は低いがイタリアは若干注意が必要かというあたりの考察は説得力があると感じた

  • Hiro さん

    概要がわかりやすく、簡潔にまとめられていた。EU離脱の大まかな流れや影響を知ることができた。

  • OfuOfu2612 さん

    英国でのEU離脱を問う国民投票の結果が出た直後に一気に書き上げられた本。少し時間が経った今読むと少々物足りない部分も感じられるが、多方面から分析し、素人にもその影響を理解する一助となる。Brexit後の英国、というよりは、EUの枠組みそのものが将来どうなるのか全く見えないところに不安を感じる。特に、ユーロの金融政策の不自由さが与えるドイツへの悪影響は、世界経済全体へも波及しかねない気がする。

  • 悠々 さん

    ★★☆☆☆

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伊藤さゆり (欧州経済)

ニッセイ基礎研究所経済研究部上席研究員。専門は欧州経済。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)調査部シニアエコノミストなどを経て現職。経済紙誌への寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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