そうだったのか!Osaka Metro 交通新聞社新書

伊原薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784330017211
ISBN 10 : 4330017210
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
伊原薫 ,  
シリーズ
:
追加情報
:
247p;18

内容詳細

日本初の2階付電車とは?いわゆる市営モンロー主義とは何だったのか、どうして市電を廃止したのか、駅にある謎の模様の意味は?トイレのリニューアルにかけた想いとは?そもそもどうして民営化したのか…。1903年に日本最初の公営路面電車を走らせ、バス、地下鉄を運営、そして2018年に民営化しOsaka Metroへと、時代にあわせて大阪の街と一心同体で歩んできた大阪の公共交通。そのホントのところを一気読み!

目次 : 第1章 大阪の地下鉄はこうして発展した―路面電車からリニア地下鉄まで(雷鳴とどろく開業日 日本初の市電が誕生/ 路面電車からバスへ 「大大阪」を支えた市営交通 ほか)/ 第2章 大阪の地下鉄、実はこうだった(「市営モンロー主義」とは実際どんなものだったのか/ 「大阪はケチで合理的」だから地下鉄車両は統一された? ほか)/ 第3章 Osaka Metroのここに注目!(御堂筋線と四つの橋線の“深い関係”/ 長堀鶴見緑地線と今里筋線の“深い関係” ほか)/ 第4章 民営化で変わったこと・変わらなかったこと(“赤字だから”ではない!民営化のホントのところ/ 民営化までの道のり)/ 第5章 これからの“大阪の地下鉄”はどう変わるのか(費用だけではない!可動式ホーム柵設置のハードル/ 万博まであと4年 夢洲に地下鉄が延びる日 ほか)

【著者紹介】
伊原薫 : 1977年大阪府生まれ。2013年より鉄道ライター・カメラマンとして本格的に活動を開始。鉄道・旅行雑誌や書籍、Webニュースなどで執筆するほか、テレビ番組への出演や監修など幅広く活躍する。鉄道に関する知識を活かして「日本の交通政策を磨いていくこと」を志し、2012年、京都大学大学院認定の都市交通政策技術者となった。執筆活動のかたわら、コミュニティバスの計画・運営に関するアドバイス、地方鉄道や都市の再生に向けた提言など精力的な活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    鉄道マニア向けの本だろうが、私は、大阪の都市論、公営事業の民営化論として、この本と向き合った。私鉄の乗入れや地下鉄との相互直通運転を阻止してきた「市営モンロー主義」の功罪を実感する。それが都市発展の阻害要因だった一方で、道路と地下鉄の一体整備、私鉄と競合しない高運賃、相直がないための車両や検車場の統一など、多くの経営的メリットを享受できた結果が、今回の民営化である。金儲けに厳しい大阪ではあるが、数々の日本初(エレベーター、点字シール、沈埋トンネルなど)を実現した進取の気概を、失わないでほしいと願う。

  • えすてい さん

    大阪市営地下鉄民営化を大阪人がその歴史、サービス、成功事例と将来の展望を綴る。民営化の前提として大阪市交通局と所謂「市営モンロー主義」について述べる必要があり、大阪市営の先進性や先行投資、「市営モンロー主義」の誤解が述べられている。その上で民営化は赤字が主要因ではなく、公営故に「副業」ができず将来の人口減社会には鉄道だけでは生き残れないといい、当初から職員は高い意識だったと「称賛」。いまざとライナーやオンデマンドバスや夢洲延伸計画にも触れてるが、大阪のこの考えが他都市公営に広がるかは未知数だと思う。

  • だんだん さん

    公営、というだけでどうしても後ろ向き、赤字っぽいみたいな、とても勝手な先入観を持っていたが、この本を読んで、本当に外した先入観であることを思い知った。モンロー主義的な思想が結果的に奏功したことなんかも書いてあって、これまでのヘンに抱いていた偏見が色々と解消される感じが読んでいて面白かった。

  • シバショウタ さん

    現在の大阪メトロになるまでの歴史的流れとちょっとしたトリビア。立ち上げ→大阪モンロー主義→私鉄相互乗り入れ→民営化。※よくまとまっているし、細かい話(新大阪のトイレとか)も書かれていて分かり易いが、広く浅く、というよりは深掘りなので、鉄道や地域鉄道会社への強い興味が無いと読むのはしんどい。

  • umi さん

    ★★★☆☆ 2018年に民営化したOsaka Metroの成り立ちから将来まで、大阪の街と公共交通の関係を紐解く一冊。 私は大阪生まれで土地勘がありますが、初めて知ることも多々あり、新鮮な気持ちになりました。 コロナ禍においてライフスタイルが様変わりし、公共交通機関もその影響を大きく受けていますが、終息したとして一体この先はどうなるのだろう。

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