「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法

中室牧子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478039472
ISBN 10 : 447803947X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

メタボ健診を受けていれば長生きできる、テレビを見せる子どもの学力が下がる、偏差値の高い大学へ行けば収入が上がる。そう言われて、否定する人はほとんどいないだろう。しかし、経済学の有力な研究はこれらをすべて否定している。本書で紹介する「因果関係を証明する方法」がわかれば、「根拠のない通説」にだまされなくなる。

目次 : 第1章 根拠のない通説にだまされないために―「因果推論」の根底にある考えかた/ 第2章 メタボ健診を受けていれば長生きできるのか―因果推論の理想形「ランダム化比較試験」/ 第3章 男性医師は女性医師より優れているのか―たまたま起きた実験のような状況を利用する「自然実験」/ 第4章 認可保育所を増やせば母親は就業するのか―「トレンド」を取り除く「差の差分析」/ 第5章 テレビを見せると子どもの学力は下がるのか―第3の変数を利用する「操作変数法」/ 第6章 勉強ができる友人と付き合うと学力は上がるのか―「ジャンプ」に注目する「回帰不連続デザイン」/ 第7章 偏差値の高い大学に行けば収入は上がるのか―似た者同士の組み合わせを作る「マッチング法」/ 第8章 ありもののデータを分析しやすい「回帰分析」

【著者紹介】
中室牧子 : 慶應義塾大学総合政策学部准教授。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日本銀行、世界銀行、東北大学を経て現職。コロンビア大学公共政策大学院にてMPA(公共政策学修士号)、コロンビア大学で教育経済学のPh.D.取得。専門は教育経済学。著書にビジネス書大賞2016準大賞を受賞した『「学力」の経済学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

津川友介 : ハーバード公衆衛生大学院リサーチアソシエイト。東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院、ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター(ハーバード大学医学部付属病院)、世界銀行を経て現職。ハーバード公衆衛生大学院にてMPH(公衆衛生学修士号)、ハーバード大学で医療政策学のPh.D.取得。専門は医療政策学、医療経済学。ブログ「医療政策学×医療経済学」で医療に関するエビデンスを発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    最近読まれている本だということで目を通してみました。要は統計学や計量経済学の入門的な本だということです。矢張り今の若い人はこのような本から入っていかないと計量経済学などにはついていけなのでしょうか?分かりやすくこれからデータを利用したAIというものが中心になっていくということで読まれているのでしょうか?

  • えちぜんや よーた さん

    なんか内容がお上品すぎる。なるほど因果関係や相関関係の違いは分かった。でもその分析に基づき行政・政治家・各種団体に行動を変えさせているような筆者らが行った具体例は書かれていない。ニュージャージー州とペンシルベニア州の最低賃金を上げても雇用は減らなかったというのなら、厚生労働省・中央労働審議会・経団連・連合あたりに根回しをして、最賃を1500円ぐらいにするよう汗をかいてみればいいのではないか?同じ経済学者でも大阪市西成区のあいりん地区に飛び込んで、罵詈雑言にまみれながら利害調整を行った先生もいることだし。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    因果応報。結果には必ず原因がある。ところが、「雨の日はアイスクリームが売れる」、「地球温暖化が進むと海賊の数が減る」、「暖房器具による死者はミス・アメリカの年齢により変わる」など偶然で生じる見せかけの相関を法則として信じこまされてしまう。これからの政策は、年金支給年齢の引き上げ、医療費の自己負担を増やすなど、痛みを伴うものがある一方、待機児童をなくす、保育を無償化するなどの負担軽減策が混在する。政治的流行に左右されやすい政策を納税者が、どの政策に因果や効果があるかという目線で厳しくチェックすることが重要。

  • hit4papa さん

    データの因果関係を導き出す思考法を解説した経済書です。漠然とわかったつもりになっていた因果関係、相関関係について明快になりました。因果関係はどこでも安易に使われており、データを見ていく上で理論として理解する必要があります。恣意的なデータの解析に陥らないための思考法は必須です。「メタボ健診を受けていれば長生きできるのか」、「認可保育所を増やせば母親は就業するのか」等、一般的に正しいとされているものへの誤りを解き明かしている点に興味津々。本書は読み物的であるので、計量経済学のなんたるかにも触れてみたいですね。

  • 読書狂人 さん

    ★★★☆☆ランダム化比較試験は介入を受けるグループ(介入群)と受けないグループ(対照群)にランダムに割り付ける。そして、2つのグループを比較可能にし、介入群が「もし介入を受けなければどうなっていたか」という反事実を対照群で穴埋めする方法。自然実験とは研究の対象となる人々が、法律や制度の変更、自然災害などの「外生的なショック」によって、介入を受けるグループ(介入群)と受けないグループ(対照群)によって自然と別れてしまったという状況を利用して、因果関係を検証する方法。

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人物・団体紹介

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中室牧子

1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得(Ph.D)。日本銀行や世界銀行での実務経験を経て2013年から慶應義塾大学総合政策学部准教授に就任し、現在に至る。専門は教育を経済学的な手法で分析する「教育経済学」

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