『リゴレット』全曲　ルボー演出、ヴィオッティ＆アリーナ・ディ・ヴェローナ、ヌッチ、他（２００１　ステレオ）（ＤＶＤ）

ヴェルディ作曲　歌劇《リゴレット》
マルチェッロ・ヴィオッティ指揮　アレーナ・ディ・ヴェローナ2001

ヴェルディ・イヤーのハイライトとして話題を集めたヴェローナの《リゴレット》。レオ・ヌッチが表題役を歌い、新進の人気ソプラノ、ムーラ（ジルダ）を迎えた豪華キャスティング。90年に渡るオペラ・フェスティヴァルでイタリアの夏の風物詩となった華やかなアレーナ・ディ・ヴェローナの雰囲気とともにお届けします。


マントヴァ公爵　　　　アキレス・マチャード
リゴレット　　　　　　レオ・ヌッチ
ジルダ　　　　　　　　インヴァ・ムーラ
スパラフチーレ　　　　マリオ・ルペーリ
マッダレーナ　　　　　　サラ・ムプンガ
ジョヴァンナ　　　　　　ミレーナ・ジョシポヴィチ
モンテローネ伯爵　　　　ジュゼッペ・リーヴァ
マルッロ　　　　　　アンドレア・ピッチンニ
ボルサ　　 ジョヴァンニ・フローリス
チェプラーノ伯爵　　　　アンジェロ・ナルディノッキ
チェプラーノ伯爵夫人　　　　アレッサンドラ・カネッティエーリ
宮廷の召使　　　　　　ティーノ・ナーヴァ
小姓　　　　　　　　　　　　ロレダーナ・ビージ

演出：シャルル・ルボー

指揮：マルチェッロ・ヴィオッティ

アリーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団・バレエ団

合唱指揮：アルマンド・タッソ

2001年7月21日
アレーナ・ディ・ヴェローナにおけるライヴ収録

収録時間　　全プログラム 134分
字幕　　　　日本語・イタリア語
ヴィデオ仕様　　16：9LB　カラー
本編音声仕様　　�@リニアPCM48kHz/16bit　　ステレオ　　　　
�Aドルビーデジタル5.1
�BDTS 5.1
ディスク仕様　　片面・2層





出演者プロフィール
レオ・ヌッチ（リゴレット）
　1942年ボローニャ近郊生まれのバリトン。1967年にスポレートでデビュー（《セヴィリアの理髪師》フィガロ）するが、その後しばらくは、ミラノ・スカラ座の合唱団員として活躍する。1977年に、ソリストとしてスカラ座に再デビュー。翌年ロンドンで《ルイーザ・ミラー》を歌った頃から、急速に認められるようになる。以降、現代を代表するヴェルディ・バリトンとして、世界的に活躍している。スカラ座では、マクベス、リゴレット、父フォスカリ等を歌い、絶賛を博した。

インヴァ・ムーラ（ジルダ）
1963年アルバニア生まれのリリック・ソプラノ。ティラナで学んだ後、1993年にパリのプラシド・ドミンゴ・オペラ・コンクールで優勝する。ハンブルクでアディーナ（《愛の妙薬》）、ロサンジェルスでジュリエット（《ロメオとジュリエット》）を歌った頃から注目を集めるようになり、パリ、ローマ、シカゴ等の歌劇場に出演する。2000年には、ミラノ・スカラ座の《ファルスタッフ》、《リゴレット》に出演。さらに翌年には、《椿姫》の舞台にも立っている。

アキレス・マチャード（マントヴァ公爵）
1971年ヴェネズエラ生まれのテノール。奨学金を得てマドリッドで学んだ後、1996年にバレンシアで《愛の妙薬》ネモリーノを歌ってデビュー。同年には、早くも《ばらの騎士》テノール歌手で、ウィーン国立歌劇場に初登場している。さらにドレスデン・ザクセン国立歌劇場でも、《ボエーム》ロドルフォを演じて成功を収めた。アムステルダムでは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の《ジャンニ・スキッキ》、パリでは、《妖精ヴィッリ》の演奏会形式上演に参加している。

マルチェッロ・ヴィオッティ（指揮）
　イタリア人の両親を持つスイスの指揮者。ローザンヌで声楽とピアノ、チェロを学んだ後、80年代の初めに指揮者としての活動を開始する。トリノの歌劇場で音楽監督を務めた後ドイツに進出し、ブレーメン市の音楽総監督、ザールラント放送交響楽団の首席指揮者を歴任した。1996年にはライプツィヒ放送交響楽団、1998年にはミュンヘン放送管弦楽団のポストも得たが、同時にウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座等にも、頻繁に客演している。