CD 輸入盤

『神々の黄昏』全曲 フィエルスタート&オスロ・フィル、ノルウェー放送管、フラグスタート、スヴァンホルム、他(1956 モノラル)(4CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8112066
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワーグナー:『神々の黄昏』全曲(4CD)
フラグスタート、スヴァンホルム、フィエルスタート指揮


キルステン・フラグスタート[1895-1962]は、1950年頃から関節炎の悪化など健康上の問題を抱えるようになり、舞台での演技をともなう歌唱が次第に困難になったため、1953年にはオペラのステージから引退、地元ノルウェーのコンサートなどでときおり歌っていました。
 1955年、ジョン・カルショウは、彼女にデッカへのセッション録音をおこなってくれるよう懇願して契約に漕ぎ着けます。フラグスタートは、ほどなくおこなわれたノルウェーでの『神々の黄昏』の放送録音のレコードでの発売を希望しますが、この音源は、放送用に大胆にカットされ、演奏にも部分的に瑕疵があるなど、カルショウには大いに不満のある内容だったようで、約40分におよぶ部分の追加録音セッションを1956年3月に組んで完成するということを条件にレコード化を引き受けリリースを確約。フラグスタートは、同年からクナッパーツブッシュやショルティと組んだ一連のデッカ録音の制作を開始することになるのです。
 演奏は本人が商品化を望むだけあって見事なもので、60歳を過ぎても堂々たる声を披露していた名歌手の本領が発揮されたものとなっています。しかもジークフリート役は、メトで長年彼女の相手役でもあったヘルデンテノールのセット・スヴァンホルム[1904-1964]というのですから放送用とはいえ実に贅沢。フィエルスタート[1903-1983]の指揮も十分な重みを持った立派なもの。ちなみにヴェルグンデ役のカレン・マリー・フラグスタートはフラグスタートの実の妹です。
 なお、復刻にあたっては、エンジニアのマーク・オバート=ソーンが、状態の非常に良好なイギリス盤LPを使用、モノラルながらたいへん鮮明な音質により、フラグスタートの気品と輝きに満ちた声を味わうことができます。(HMV)

【収録情報】
・ワーグナー:『神々の黄昏』全曲 [260:09]

 ブリュンヒルデ:キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 ジークフリート:セット・スヴァンホルム(テノール)
 グートルーネ:イングリート・ビョーナー(ソプラノ)
 グンター:ヴァルデマル・ヨンセン(バリトン)
 アルベリヒ:ペール・グレンベリ(バリトン)
 ハーゲン:エジル・ノルドフェー(バス)
 ヴォークリンデ:ウンニ・ブッゲ=ハンセン(ソプラノ)
 ヴァルトラウテ:エヴァ・グスタヴソン(メゾ・ソプラノ)
 ヴェルグンデ:カレン・マリー・フラグスタート(メゾ・ソプラノ)
 スタジオ・コーラス
 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
 ノルウェー国立放送管弦楽団
 エイヴィン・フィエルスタート(指揮)

 録音:
 1956年1月5,8,10日 オスロ、ノルウェー放送スタジオ
 1956年3月14日 オスロ大学大ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

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