「変化を嫌う人」を動かす 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由

ロレン・ノードグレン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794226242
ISBN 10 : 4794226241
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;19

内容詳細

魅力的なはずのアイデア、製品、サービスが、相手に受け入れられないのはなぜか?それは魅力が足りないからではない。相手が受け入れたくない理由=「抵抗」があるからだ。著者らは抵抗を4つ(惰性・労力・感情・心理的反発)に分類し、それぞれの正体を分析、それらへの対処法を、事例を使って具体的に伝授する。

目次 : 1 魅力的なアイデアが成功しない理由/ 2 魅力アピールに専念するのはやめよう/ 3 「惰性」/ 4 「惰性」を克服する/ 5 「労力」/ 6 「労力」を克服する/ 7 「感情」/ 8 「感情」を克服する/ 9 「心理的反発」/ 10 「心理的反発」を克服する/ 11 3つの事例研究

【著者紹介】
ロレン・ノードグレン : ケロッグ経営大学院の経営学教授。新しいアイデアの採用を促す作用や妨げる作用を持つさまざまな心理的力について探求する研究や教育に携わる。研究者として、また教育者として数々の賞を獲得。世界中の企業とともにさまざまな行動変革の課題を取り組んできた。そのプロセスをロレンは「行動デザイン」と呼んでいる

デイヴィッド・ションタル : イノベーション&アントレプレナーシップを担当するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授。数々の賞を獲得。学外では、デザイン、イノベーション・コンサルティング、ベンチャー・キャピタルの分野で活動。これまでに世界各地で生み出した新製品と立ち上げた新サービスは200を超える

船木謙一 : 株式会社日立製作所イノベーション成長戦略本部コーポレートベンチャリング室室長。産業機械、情報機器、電子部品、日用品、アパレルなど複数業種で、業務プロセス刷新や新システム導入を伴う15の改革プロジェクトを経験。最近は研究や事業開発のオープンイノベーションとして、スタートアップとの協創を促進。改革とオープンイノベーションに共通する鍵は、人々が変化を受け入れるか否かであるという結論に至り、本書にたどり着く。経営工学分野で著述、講演、各種受賞、客員研究員、非常勤講師など。2019年より現職

川〓千歳 : 大東文化大学外国語学部英語学科卒。日本ヒューレット・パッカード株式会社等でコンピューター・システムの構築や運用に従事した後、翻訳者として独立。製品マニュアル、ウェブサイト等、主にIT企業の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    魅力的なはずのアイデア、製品、サービスが、相手に受け入れられないのはなぜか?その原因を分析して対処法を事例を使って具体的に伝授する一冊。買いたいのに顧客が購入ボタンを押せないのはなぜなのか。進まないのは燃料が足りないせいだと思い込むことが、時には上手く行かない原因となっていて、それよりも惰性・労力・感情・心理的反発の4つの抵抗がどういうものなのか、どうやって変えてゆくのかという点に着目し、魅力をさらに増やす努力を重ねるよりも抵抗を減らすアプローチの方が、効率的で低コストであるという指摘は興味深かったです。

  • HMax さん

    アイデアのメリットをアピールするよりも、魅力をさらに増す努力を重ねるよりも、抵抗を減らすアプローチの方がずっと効率的。快楽非対称の法則:ネガティブな経験はポジティブな経験の5倍強烈、単純接触効果:見慣れた物を好む、現状維持バイアス:未知より既知を好む、最小努力の法則:労力を抑えたい、近接性の原理:近い方を好む。臓器提供のデフォルトをYesにするだけで臓器提供者が増える、日本の免許も変更するべき。ドバイ未来財団の成功例、日本の起業しやすさ国別ランキング、なんと89位、日本政府も見習ってほしい。

  • SGM さん

    モノを売ったり行動させたいときに私たちはメリットやデータをゴリ押しする傾向がある。これは北風的なアプローチでありうまくいかない可能性が高い。人には「惰性」「労力」「感情」「心理的反発」という抵抗がありゴリ押しするのではなくそれらを除去するようなアプローチを本書ではエビデンスを交えながら解説する。『落としどころのも見つけ方』や『真実はなぜ人の意見を…』などと通底する部分もあり。相手の利害(本音)を探るということが抵抗を除去するのに大切なことであり、その方法論を具体的に学べるのがよい。

  • みみりん さん

    小さなことで言えば変化を嫌う夫の動かし方。大きなことでは社内で変化を起こす部署に移動になったのに抵抗にあっている息子の参考になる内容かどうかを知りたかった。変化による良い所を多く伝えるより変化を嫌う原因を探してそれを減らすことが上手くいくと。本書で述べられている内容は自分が物を新しく買ったりするのをためらう原因の一つだった。抵抗の起きないような小さな変化を起こすと次の変化への抵抗が少なくなるというのは新しいことのようでよく使われる方法かもしれない。

  • Hiroo Shimoda さん

    惰性・労力・感情・心理的反発の四つの抵抗。自分の仕事だと惰性と労力が壁になることが多いかな。特に惰性。小さく始める、新規のアイデアに慣らす等やってみてもいいかもしれない

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ロレン・ノードグレン

ケロッグ経営大学院の経営学教授。新しいアイデアの採用を促す作用や妨げる作用を持つさまざまな心理的力について探求する研究や教育に携わる。研究者として、また教育者として数々の賞を獲得。世界中の企業とともにさまざまな行動変革の課題を取り組んできた。そのプロセスをロレンは「行動デザイン」と呼んでいる

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