レーガー、マックス(1873-1916)
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レーガー、マックス(1873-1916) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

62件
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  • クラシック愛聴歴46年の私の経験上、マックス・レー...

    投稿日:2023/08/25

    クラシック愛聴歴46年の私の経験上、マックス・レーガーは決してメジャーな作曲家ではない。しかし室内楽のジャンルではむしろその実力は明らかにメジャー級だ。弦楽四重奏曲は少々クセが強いが、9つのヴァイオリンソナタはベートーヴェンの比ではない。短調長調全ての作品が独特な宇宙を形成している。そのレーガーにはバッハ顔負けの無伴奏というタイトルの付く作品がヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれに存在する。今回初めに届いたヴィオラ組曲の第1曲を聴いたら唖然としてしまった。お気に入りのヴァイオリンソナタが霞むほどの素晴らしさ! こんな宇宙があったのか!? 本家のバッハも尻込みするだろう。今後届くヴァイオリン、チェロ作品が待ち遠しい。レーガーは間違いなく室内楽史上最重要な作曲家の1人だと断言します。最高です!!

    シャルヴェンカ さん |60代

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  • 毎年夏になるとディスク2の コラール幻想曲『われら...

    投稿日:2023/05/16

    毎年夏になるとディスク2の コラール幻想曲『われらが神は堅き砦』Op.27を聴きたくなる。この鮮烈にホトバシル音の疾走感、爆演の威力は凄まじくこの人以外の演奏では決して味わえないもの。一部には楽譜通りではないのではないか?という疑念も耳にするが、楽譜がどうなっているにせよこの人の演奏には曲と同化した権化の如き鬼気迫る情熱の力がある。

    zaionji さん

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  • N・ヤルヴィの演奏に不満があり、前の方のレヴューを...

    投稿日:2023/03/15

    N・ヤルヴィの演奏に不満があり、前の方のレヴューを参考にヒラー変奏曲を目当てに買いました。結果を言うと大当たり!NZSOの実力に不安がありましたが全くの杞憂。ややオケが薄いかなとも思いましたが、特にフーガで対位法的な処理が絶妙で最終部分も高弦がハッキリ聴こえ十分に楽しめました。 私はニックネームからわかるように大のエルガーファン。エルガーはほぼ極めたので次はM・レーガーかなと思うきっかけになるディスクでした。 ただし、マーラーなどの後期ロマン派の作品を十分にお聴きになる方にお勧めです。

    のだめノビルメンテ さん

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  •  20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのが...

    投稿日:2021/03/19

     20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのがマックス・レーガーなのですが、20世紀初頭のドイツ音楽はリヒャルト・シュトラウスとマーラー以外が演奏されることはほとんどありません。  レーガーは、マイニンゲン宮廷楽団の楽長(ハンス・フォン・ビューローや若き日のリヒャルト・シュトラウスも務めた)の経歴を持ついわゆる「ドイツ伝統音楽」の中でのたたき上げであり、ドイツ3大Bやワーグナーの跡を継ぐ作曲家を自認し、対位法や主題の変奏を得意としていたようで、同時代の若手であったヒンデミットやプロコフィエフも影響を受けたといっています。  20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのがマックス・レーガーなのですが、20世紀初頭のドイツ音楽が演奏されることはほとんどありません。一部の例外はリヒャルト・シュトラウスとマーラーぐらいでしょうか。  レーガーは、マイニンゲン宮廷楽団の楽長(ハンス・フォン・ビューローや若き日のリヒャルト・シュトラウスも務めた)の経歴を持ついわゆる「ドイツ伝統音楽」の中でのたたき上げであり、ドイツ3大Bやワーグナーの跡を継ぐ作曲家を自認し、対位法や主題の変奏を得意としていたようで、同時代の若手であったヒンデミットやプロコフィエフも影響を受けたといっています。  しかし、第一次大戦中の1916年に43歳で早世したこともあり(極度の肥満や暴飲暴食、ニコチン中毒などに起因する心筋梗塞だったらしい)、その後の「ドイツ帝国崩壊」の歴史の中で忘れ去られていったようです。  レーガーが活躍したのは1900〜1910年代であり、フランスではいわゆる「ベル・エポック」と呼ばれる時代ですが、ドイツではレーガーたちの「保守的」な作曲家とシェーンベルクらの「革新的」な作曲家が拮抗する混沌とした時代であったようです。結果的にどちらも「主流」とはなり得ず、第一次大戦後の「モダニズム」の時代を経てナチスの文化統制と戦後のナチス文化否定の中で、結局「20世紀前半のドイツ音楽」という「定位置」が形成されないまま今日に至っているようです。  その頃の音楽が実際どんな音を奏でていたのかという手掛かりを知る機会はほとんどなかったのですが、このところいろいろな企画が登場してリスナーの選択肢が増えました。  マックス・レーガーに関しては、この作品集CDが「管弦楽曲」「協奏曲」「室内楽」「オルガン曲」などがバランスよく網羅されて最適です。「管弦楽曲」は旧東ドイツ時代の古い録音が多いですが、演奏も音質も問題ありません。  その音楽がお気に召すかは・・・ご自分の耳であ確かめください。

    Tan2 さん

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  •  20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのが...

    投稿日:2021/03/19

     20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのがマックス・レーガーなのですが、20世紀初頭のドイツ音楽が演奏されることはほとんどありません。一部の例外はリヒャルト・シュトラウスとマーラーぐらいでしょうか。  レーガーは、マイニンゲン宮廷楽団の楽長(ハンス・フォン・ビューローや若き日のリヒャルト・シュトラウスも務めた)の経歴を持ついわゆる「ドイツ伝統音楽」の中でのたたき上げであり、ドイツ3大Bやワーグナーの跡を継ぐ作曲家を自認し、対位法や主題の変奏を得意としていたようで、同時代の若手であったヒンデミットやプロコフィエフも影響を受けたといっています。  しかし、第一次大戦中の1916年に43歳で早世したこともあり(極度の肥満や暴飲暴食、ニコチン中毒などに起因する心筋梗塞だったらしい)、その後の「ドイツ帝国崩壊」の歴史の中で忘れ去られていったようです。  レーガーが活躍したのは1900〜1910年代であり、フランスではいわゆる「ベル・エポック」と呼ばれる時代ですが、ドイツではレーガーたちの「保守的」な作曲家とシェーンベルクらの「革新的」な作曲家が拮抗する混沌とした時代であったようです。結果的にどちらも「主流」とはなり得ず、第一次大戦後の「モダニズム」の時代を経てナチスの文化統制と戦後のナチス文化否定の中で、結局「20世紀前半のドイツ音楽」という「定位置」が形成されないまま今日に至っているようです。  その頃の音楽が実際どんな音を奏でていたのかという手掛かりを知る機会はほとんどなかったのですが、このところいろいろな企画が登場してリスナーの選択肢が増えました。  マックス・レーガーに関しては、Brilliant から旧東ドイツの音源を中心とした作品集(室内楽、オルガン曲を含む11枚組)、DG からは1980〜90年代の西ドイツの指揮者、オーケストラによる管弦楽曲集(管弦楽を伴う歌曲も含む 12枚組)が出ています。  この Warner の作品集CDは、管弦楽曲が古い録音(一部モノラル)なので、室内楽や歌曲の演奏者にこだわるのでなければ他のセットをお聴きになるのがよいと思います。

    Tan2 さん

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  •  20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのが...

    投稿日:2021/03/19

     20世紀初頭のドイツ音楽を語る上で無視できないのがマックス・レーガーなのですが、20世紀初頭のドイツ音楽が演奏されることはほとんどありません。一部の例外はリヒャルト・シュトラウスとマーラーぐらいでしょうか。  レーガーは、マイニンゲン宮廷楽団の楽長(ハンス・フォン・ビューローや若き日のリヒャルト・シュトラウスも務めた)の経歴を持ついわゆる「ドイツ伝統音楽」の中でのたたき上げであり、ドイツ3大Bやワーグナーの跡を継ぐ作曲家を自認し、対位法や主題の変奏を得意としていたようで、同時代の若手であったヒンデミットやプロコフィエフも影響を受けたといっています。  しかし、第一次大戦中の1916年に43歳で早世したこともあり(極度の肥満や暴飲暴食、ニコチン中毒などに起因する心筋梗塞だったらしい)、その後の「ドイツ帝国崩壊」の歴史の中で忘れ去られていったようです。  レーガーが活躍したのは1900〜1910年代であり、フランスではいわゆる「ベル・エポック」と呼ばれる時代ですが、ドイツではレーガーたちの「保守的」な作曲家とシェーンベルクらの「革新的」な作曲家が拮抗する混沌とした時代であったようです。結果的にどちらも「主流」とはなり得ず、第一次大戦後の「モダニズム」の時代を経てナチスの文化統制と戦後のナチス文化否定の中で、結局「20世紀前半のドイツ音楽」という「定位置」が形成されないまま今日に至っているようです。  その頃の音楽が実際どんな音を奏でていたのかという手掛かりを知る機会はほとんどなかったのですが、このところいろいろな企画が登場してリスナーの選択肢が増えました。  マックス・レーガーに関しては、Brilliant から旧東ドイツの音源を中心とした作品集(室内楽、オルガン曲を含む11枚組)が出ており、作曲家の全体像を知りたいのであればそちらの方が好適でしょう。ただし「管弦楽曲」や管弦楽を伴う歌曲が充実しているのはこのCD集の方なので、目的に合わせて選択すればよろしいと思います。演奏は1980〜90年代の西ドイツの指揮者、オーケストラです。

    Tan2 さん

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  • レーガーのオルガン曲にハマってしまい、いろいろ集め...

    投稿日:2021/02/24

    レーガーのオルガン曲にハマってしまい、いろいろ集めているが、全集では本作が一番安価?なように思えたので、まず購入した。他は、たいてい16枚組くらいなので、漏れている曲があるのかな、と簡単な表を作って比較してみたが、どうやら1曲1曲、短めな演奏が多いようだ。クラシックに疎い自分には良く理解できないのだが(ただ単に演奏のスピードが速いとか、そういう問題ではない)、まあ、いずれにしろあの心に深く轟き渡るレーガーのオルガン曲の全貌が、このような安価で手に入るというのは、とても喜ばしいことです。

    オレンヂ警報 さん

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  • レーガーのオルガンに見せられて、他の楽曲も試してみ...

    投稿日:2021/02/24

    レーガーのオルガンに見せられて、他の楽曲も試してみたが、今ひとつ。そんな中、ギターによるこのアルバムは、例外的に楽しめた。この女性ギタリストは今回初めて知り、他のも聴こうと思ったが、どうも入手しづらい物ばかりのようで、がっかり...

    オレンヂ警報 さん

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  • マックス・レーガーのオルガン全集は何種類かあり、そ...

    投稿日:2021/02/23

    マックス・レーガーのオルガン全集は何種類かあり、それぞれ比較してみると、「全集」を謳っていながら、収録曲には若干の異動もあったりするのだが...。本作は、基本的な楽曲はすべて収められていると思う。また、12人の異なるオルガニスト・異なる録音年代・異なるオルガン、というのも一つの特色。コアなファンならば、他の一人の奏者が集中して録音したboxと比較するのも一興。コスパも良いと思う。

    オレンヂ警報 さん

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  • マックス・レーガーのオルガン全集は他にも安価なのが...

    投稿日:2021/02/23

    マックス・レーガーのオルガン全集は他にも安価なのが沢山出ているが、本作はなんといっても、SACDのバイノーラル・レコーディングとかいうのが売りで、それが聴きたいばっかりに大枚はたいて購入した。(バイノーラルについては大分前にさいとう・たかをの劇画でそういうものがあると知った。聴くのは今回初めて)。ただし、私のシステム(いちおうマルチ対応のアンプとユニバーサル・プレイヤーなのだが)はなにか反応が悪く、本当に3Dになっているのかよくわからない部分もあり、なにか宝の持ち腐れのような感じ。それなりのオーディオ・セット、ヘッドフォンをお持ちなら、かなり楽しめると思うのだが...

    オレンヂ警報 さん

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