リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

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SACD

『シェエラザード』 小澤征爾&ボストン交響楽団(シングルレイヤー)

リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9515
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

SA-CD〜SHM名盤50
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
小澤征爾&ボストン交響楽団


絢爛豪華な音絵巻『シェエラザード』を70年代後半のステレオ録音円熟期の演奏で! 小澤には他に1969年シカゴ響とのEMI盤と、1993年ウィーン・フィルとのDECCA(旧フィリップス)盤がありますが、いずれもオーケストラの個性とその時期の小澤の充実ぶりを聴ける魅力的な録音です。ボストン響との当盤はアナログ時代の豊かなサウンドが待望された一枚です。
 DGのオリジナル・アナログ・マスターから独Emil Berliner Studiosにて2012年制作DSDマスターを使用。(メーカー資料より)

【収録情報】
● リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35


 ジョゼフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン・ソロ)
 ボストン交響楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1977年4月
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

【SA-CD〜SHM仕様】【シングルレイヤー】【初回生産限定盤】
2010年からリリースしてきたSA-CD〜SHM仕様シリーズ。これまで紙ジャケットでリリースしてきた約200タイトルの中から、オーディオ・ヴィジュアル評論家 麻倉怜士氏が50タイトルを厳選。シングル・レイヤー、グリーン・レーベルというディスクの仕様はそのままに、通常ケース仕様に変更し、価格もお求め安くしました。この機会に「別次元の音」をぜひお試しください。(メーカー資料より)

内容詳細

小澤征爾指揮、ボストン響によるリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」を収録(1977年録音)。小澤と彼が音楽監督を務めるボストン響のコラボレーションが、アラビアンナイトに基づいた絵巻のような幻想的な世界を紡ぎだす。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響組曲≪シェエラザード≫ 作品35 第1曲:海とシンドバッドの船
  • 02. 交響組曲≪シェエラザード≫ 作品35 第2曲:カレンダー王子の物語
  • 03. 交響組曲≪シェエラザード≫ 作品35 第3曲:若い王子と王女
  • 04. 交響組曲≪シェエラザード≫ 作品35 第4曲:バグダッドの祭り-海-船は青銅の騎士のある岩で難破-終曲

ユーザーレビュー

総合評価

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シェラザートは確かにすばらしい盤が多くあ...

投稿日:2013/01/12 (土)

シェラザートは確かにすばらしい盤が多くあります。この小沢はバランスよく洗練されているそして美音という点ですくれています。最も好きな演奏かと問われれば必ずしもそうではないですが、安心して聞くことができます。

匠 さん | 京都府 | 不明

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 つよしくんさんも書かれておられる通り,...

投稿日:2012/12/28 (金)

 つよしくんさんも書かれておられる通り,『シェエラザード』には優れた競合盤が多数。私の中でのベストは,ダントツでコンドラシン&コンセルトヘボウ管! 重厚さと繊細さを見事に両立させたコンドラシンのタクトの下,コンセルトヘボウ管が極上の響を奏でている。これは永遠・不動のベストだろう…と言える演奏は,そう多くはないですが,コンドラシンのものはその少ないものの内の一つ。カラヤン盤は私にこの名曲を教えてくれた名盤だし,最近聴いたチェリビダッケのスケールにも圧倒された。ゲルギエフのは音もいいし迫力も満点(音と迫力に偏った感じが抜けないのですが…)。こんな状態ですから,小澤盤は「少し立場悪し」の状態が続いていました。「『ローマ三部作』も買ったのだし,これも…」というあまり積極性のない買い方をしたのですが,『ローマ三部作』同様,満足・納得のいく結果でした。レギュラー盤では,なんというかボストン響が音を搾り出しているように聴こえ,なんか窮屈な感じがした記憶があります。それ以来,上記のお気に入りに押され,棚から取り出す機会がなかったのです…。それが今回のSACD化でダイナミックレンジが自然に広がり,音もまろやかに伸びて聴こえ,一回りもニ回りもスケール大きな演奏に聴こえました。暫くコンドラシンらを封印して,この小澤盤を繰り返し聴いてみようと思います。噛めば噛むほど味が出てきそうな気がしてきました。ユニバーサルSACDシングルレイヤー万歳!

masato さん | 新潟県 | 不明

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最近では体調を崩し、多くのクラシック音楽...

投稿日:2012/12/22 (土)

最近では体調を崩し、多くのクラシック音楽ファンをヤキモキさせている小澤であるが、小澤の得意のレパートリーは何かと言われれば、何と言ってもフランス音楽、そしてこれに次ぐのがロシア音楽ということになるのではないだろうか。ロシア音楽について言えば、チャイコフスキーの後期3大交響曲やバレエ音楽、プロコフィエフの交響曲、そしてストラヴィンスキーのバレエ音楽など、極めて水準の高い名演を成し遂げていることからしても、小澤がいかにロシア音楽を深く愛するとともに得意としているのかがわかるというものだ。R・コルサコフの最高傑作でもある交響組曲「シェエラザード」も、そうした小澤が最も得意としたレパートリーの一つであり、これまでのところ3度にわたって録音を行っている。最初のものがシカゴ交響楽団との演奏(1969年)、2回目のものが本盤におさめられたボストン交響楽団との演奏(1977年)、3回目のものがウィーン・フィルとの演奏(1993年)である。いずれ劣らぬ名演であり、とりわけウィーン・フィルとの演奏については、オーケストラの魅力ある美しい音色も相まって、一般的な評価も高いが、演奏全体の安定性などを総合的に考慮すれば、本盤におさめられた2回目の演奏こそは、小澤による同曲の代表的名演と評価してもいいのではないだろうか。同曲には様々な指揮者による多種多彩な名演が目白押しであるが、小澤の演奏は、得意のフランス音楽に接する時のような洒落た味わいと繊細とも言うべき緻密さと言えるのではないかと考えられる。同曲には、とりわけロシア系の指揮者に多いと言えるが、ロシア風の民族色を全面に打ち出したある種のアクの強さが売りの演奏も多いが、小澤の演奏はその対極に位置しているとも言える。ロシア系の指揮者の演奏がボルシチであるとすれば、小澤の演奏はあっさりとした味噌汁。しかしながら、その味噌汁は、あっさりとはしているものの、入っている具材は実に多種多彩。その多種多彩さはボルシチにはいささかも劣っていない。それこそが、小澤による本演奏の特色であり、最大の美質と言えるだろう。要は、演奏の表層は洗練されたものであるが、どこをとっても洒落た味わいに満ち満ちた独特のニュアンスが込められるとともに、聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりにも際立ったものがあると言えるだろう。ボストン交響楽団も、小澤の統率の下、見事とも言うべき技量を発揮しており、シルヴァースタインによるヴァイオリン・ソロの美しさも相まって、最高のパフォーマンスを発揮していると高く評価したい。音質は、1970年代のアナログ録音であるが、今般のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化によって素晴らしい音質に蘇った。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、小澤&ボストン交響楽団による圧倒的な名演を、現在望みうる最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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