ライアン・エイヴェント

人物・団体ページへ

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか 労働力余剰と人類の富

ライアン・エイヴェント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492654804
ISBN 10 : 4492654801
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
362p;20

内容詳細

デジタル革命による自動化、グローバリゼーション、スキルの高い少数の人間の生産性向上により、労働力が余る時代となった。私たちはどのように働けばいいのか?子どもの教育はどうすればいいのか?なぜソーシャル・キャピタルの重要性が高まっているのか?現場取材と、最新のデータ、テクノロジーの大転換の歴史を踏まえ、気鋭の論客が21世紀の働き方、政治、富の分配を見通す意欲作。

目次 : 第1部 デジタル革命と労働力の余剰(汎用テクノロジー/ 労働力の供給過剰をマネジメントする/ もっと良い働き口を探して)/ 第2部 デジタルエコノミーの力学(希少性という利点/ 情報処理する有機体としての企業/ 21世紀のソーシャル・キャピタル)/ 第3部 デジタルエコノミーが道を誤るとき(1%の人々限定の場所/ ハイパーグローバリゼーションと発展しない世界/ 長期停滞という厄災)/ 第4部 余剰から繁栄へ(賃上げがなぜ経済的に実現しにくいのか/ 労働力余剰時代の政治/ 人類の富)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    標題は若干読む内容を見誤る傾向があります。デジタル化が今後の労働あるいは働き方にどのような影響を与えていくかを論評しているものです。経済分析的な本というよりも、問題提起の本でこれからどうしていくのかをよく分析していく必要があるのでは、という感を持ちました。

  • なななな さん

    「示唆に富んでいる」というのは、こういう本なのでしょう。確かに格差拡大している状況で、あらたな枠組みは、どうやってできていくのか・・・・。たまには、こういう視点からも世の中見ないとですね。

  • スプリント さん

    中身が大変濃い。 この手の本はリアルタイムで読んでいきたい。

  • roughfractus02 さん

    原題はWealth of Humans。機械の生産要素が高くなり、供給過剰の労働者の賃金が低下する現代は、経済成長を可能にする市場経済の根底が脅かされている。ウェブ上でニッチ市場を見出すギグエコノミーも消費者を大量に獲得するために価格を低く設定するゆえに労働賃金も順次低下する。さらに途上国での早すぎるハイパーグローバリゼーションも脱工業化と産業の空洞化を進める。そこで本書はソーシャル・キャピタル(社会組織の信頼、協調、ネットワーク)という富に目を向け、共有(シェア)から富の再分配を考えるべきだと主張する。

  • 人生ゴルディアス さん

    テクノロジーが進歩して、労働力の余剰が全世界的に発生している現状の説明が続く。プログラム教育!教育の電子化!今時電子黒板もないなんて日本終わってる!と叫ぶ人が多いが、それがいかに無意味に近いか本書は示している。MOOCがさほど効果を上げていない事実は、大学進学率を50%以上には上げることが困難で、大学授業料がゼロの国でも到底100%にはならないところに現れている。人には趣味嗜好と向き不向きがある。また重要なこととして、高学歴者が増えるほど、高学歴の仕事の奪い合いは激しくなるので、問題はあまり解決しない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品