モーツァルト(1756-1791)

人物・団体ページへ

SACD

レクィエム ベーム&ウィーン・フィル(シングルレイヤー)(限定盤)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9003
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

「SACD〜SHM仕様」シリーズ第二弾!

音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
初回生産限定盤


原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。(ユニバーサルミュージック)


「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。

ベーム&ウィーン・フィル/モーツァルト: レクィエム

1971年4月、ムジークフェラインザールにおけるステレオ録音。昨今の古楽風モーツァルト演奏とは正反対のいわゆる 重厚長大型”の極致を示す有名な演奏です。
 「死者のためのミサ曲」にふさわしい、息長く悲痛なその進行には、有無を言わせず聴き手の心を動かす力が確かに備わっており、深みある色彩を湛えるウィーン国立歌劇場合唱団の力唱が、ジュスマイヤー完成部分でさえきわめて雄弁に聴かせてくれるのが印象的。
 ソリストも高水準で、エディット・マティスの美しい高音域にユリア・ハマリの清楚な歌唱、カール・リッダーブッシュの深く温かみのある声、ヴィエスワフ・オフマンのスタイリッシュな歌唱と、4人とも実に魅力的な仕上がり。特にマティスの美声は素晴らしく、第1曲から感動的です。
 ウィーン・フィルも見事です。長年の演奏経験により、モーツァルトを知り尽くした楽員たちが奏でる共感に満ちた演奏からは、やはり大きな伝統の力を感じることができますが、通常よりもそうした味わいが濃く感じられるのは、ベームにより拡大されたフォルムの影響でしょうか。細部に至るまで陰影豊かな表現が、ムジークフェラインの響きを得ていっそう説得力を増しているようです。補助マイクのセッティングも効果的だったのでしょう。ここでは実に深い響きがします。(HMV)

【収録情報】
・モーツァルト: レクィエム ニ短調 K.626
 エディット・マティス(ソプラノ)
 ユリア・ハマリ(アルト)
 ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 カール・リッダーブッシュ(バス)
 ウィーン国立歌劇場合唱連盟(合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)
 ハンス・ハーゼルベック(オルガン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1971年4月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 プロデューサー:ヴォルフガング・ローゼ
 エンジニア:ギュンター・ヘルマンス

※SACD対応プレイヤーでのみ再生できます。

収録曲   

  • 01. レクイエム ニ短調 K.626 第1曲: 入祭誦(永遠の安息を) 第2曲: キリエ(主よ、憐れみたまえ)
  • 02. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) 怒りの日
  • 03. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) 妙なるラッパの
  • 04. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) みいつの大王
  • 05. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) 憶えたまえ
  • 06. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) 呪われた者
  • 07. レクイエム ニ短調 K.626 第3曲: セクエンツィア(続誦) 涙の日
  • 08. レクイエム ニ短調 K.626 第4曲: 奉献誦 主イエス・キリスト
  • 09. レクイエム ニ短調 K.626 第4曲: 奉献誦 犠牲と祈りを
  • 10. レクイエム ニ短調 K.626 第5曲: サンクトゥス サンクトゥス(聖なるかな)
  • 11. レクイエム ニ短調 K.626 第5曲: サンクトゥス ベネディクトゥス(祝されたまえ)
  • 12. レクイエム ニ短調 K.626 第6曲: アニュス・デイ(神の子羊よ) 第7曲: 聖体拝領誦(永遠の光で)

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
35
★
★
★
★
☆
 
7
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
3
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
評価の高い演奏ですが、果たしてそうだろう...

投稿日:2024/01/19 (金)

評価の高い演奏ですが、果たしてそうだろうか。モーツァルトはもっと繊細でデリカシーに溢れた音楽のはずである。ワルターの同曲を聞くと良く分かる。カラヤンも数回録音しているが、暗い響きでしなやかで繊細な響きを作り、決して大音響で、どなっていない。ベームの演奏は正にオラトリオであり、レクイエムには聞こえない。合唱は全力で大音響で歌いまくり、宇野式に言えば、デリカシーの欠片もなく、能天気な演奏である。それもまた素晴らしいが、皆様冷静に考えて頂きたいのは、ワルターの後継者と言われたベームは、ワルターとは似ても似つかぬ演奏をしていたという事。しなやかなワルターに対し、硬直しているのである。モツレクには、一種の厳しさも与え、演奏は立派に聞こえるが、決して死者の為のミサ曲(レクイエム)ではない。大甘で星三つです。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

0
★
★
★
★
★
久しぶりに取り出して聴いてみた。やっぱり...

投稿日:2023/01/18 (水)

久しぶりに取り出して聴いてみた。やっぱりここに尽きると改めて感じた。こうした名演を残してくれたベームさんに感謝。毛色の違うムーティ、アバド、コープマンと併せて聴いて楽しんでいる。これがおもしろいのだ。特にアバドのユニークさには脱帽。併録の二曲がとりわけ素晴らしい。音楽っていいなぁ。

酒を愛する老人 さん | 北海道 | 不明

1
★
★
★
★
★
モツレクの代表作。 ベームとウィーンフィ...

投稿日:2021/03/19 (金)

モツレクの代表作。 ベームとウィーンフィルのモーツアルトは どれも秀逸だが、 レクィエムは最高。 モーツアルトの人間性が垣間見える名曲。 悲しすぎる。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

2

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

プロフィール詳細へ

モーツァルト(1756-1791)に関連するトピックス

声楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品