CD 輸入盤

Sym, 5, : Ancerl / Toronto So

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TAH242
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
France
フォーマット
:
CD

商品説明

アンチェル/マーラー交響曲第5番
引き締まった第一楽章の音楽、力強い第二楽章ともに、即物主義の旗手でもあったこの指揮者の特質をよく表していますが、興味深いのは第三楽章です。70種を超えるこの曲のプロによる録音の中でも、最長記録となるその演奏は、実に20分32秒もかかるユニークなもの。
 トスカニーニを尊敬し、本来、速目のテンポによる端正な音楽を志向するアンチェルらしからぬ極端なテンポ設定が気になりますが、かのブーレーズが、ほかならぬこの楽章に強大なクライマックスを置くことで、作品全体に鮮やかなアーチの構築をみせたのとは対照的な取り組み方です。
 猥雑で膨大、ノスタルジックで感傷的と、まさにマーラーならではの音楽へのこの醒めた接し方は、続く第四楽章での快速テンポと好一対、無用な情緒耽溺や憐憫を避けたモダニストの面目躍如といったところですが、技巧的な第五楽章では冒頭2楽章同様のハイ・テンションぶりが蘇ります。1969年の放送録音でモノラルながら良好な音質です

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ライブ故の傷もチラホラ確認されます。トラ...

投稿日:2020/12/23 (水)

ライブ故の傷もチラホラ確認されます。トランペットの強奏に往年のアンチェル先生の個性が感じられます。個人的には第3楽章!非常にゆったりしたテンポ設定で、細部まで丁寧にマーラーの複雑なスコアを再現していこう、とする気迫が感じられます。最晩年のマエストロの貴重なマラ5!愛聴盤が増えました!

boss さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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