CD 輸入盤

交響曲第5番 カレル・アンチェル&トロント交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TALT061
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


アンチェル唯一のマラ5録音!
亡命後にトロントで奏でた美しきアダージェット、丁寧な音造りで描く、味わい豊かな名演奏!


「TAHRA」レーベルの名盤を「ALTUS」がリマスター復刻! アンチェル亡命直後、小澤の後任として音楽監督を務めたトロント交響楽団とのマーラー第5番ライヴです。
 アンチェルのマーラーと言えばチェコ・フィルとの第1番、第9番が有名ですが、他はまったくと言って良いほど知られていません。第5番はこの「TAHRA」盤が唯一の録音でありアンチェルの類まれな解釈を知る貴重な録音。ぜひアンチェルの至芸をご堪能ください。
 全体的に落ち着いた速度設定で、特に目を引くのが第3楽章のテンポ。アーチ状の構成の中央に位置するこの楽章をアンチェルは驚くほどゆっくりとしたテンポで奏でています。はじめはかなり面喰らいますが、聴き進めるうちに不思議な心地よさに包まれ、マーラーの描いた広大な音楽世界をじっくり味わえる演奏だと気づかされます。続く第4楽章アダージェットもとても美しい演奏です。
 フィナーレも勢いに流されることなく丁寧に積み上げ組み立て、堂々たる威厳をもった音響を造り上げています。トロント響との意思疎通も見事でオーケストラも大健闘。トランペット奏者がなかなか上手く、パーンと決まるのが気持ち良いです。(販売元情報)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
(実演奏時間:11:22 / 14:00 / 20:30 / 8:40 / 15:00)

 トロント交響楽団
 カレル・アンチェル(指揮)

 録音時期:1969年11月4日
 録音場所:カナダ、CBC
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

【ALTUSの「TAHRA 復活シリーズ」について】
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんな「TAHRA」の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。ここに聴ける音は貴重な「TAHRA」オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。(販売元情報)

収録曲   

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ライブ故の傷もチラホラ確認されます。トラ...

投稿日:2020/12/23 (水)

ライブ故の傷もチラホラ確認されます。トランペットの強奏に往年のアンチェル先生の個性が感じられます。個人的には第3楽章!非常にゆったりしたテンポ設定で、細部まで丁寧にマーラーの複雑なスコアを再現していこう、とする気迫が感じられます。最晩年のマエストロの貴重なマラ5!愛聴盤が増えました!

boss さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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