シフト&ショック 次なる金融危機をいかに防ぐか

マーティン・ウルフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152095350
ISBN 10 : 4152095350
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
494p;20

内容詳細

当代一の経済ジャーナリスト、フィナンシャル・タイムズ紙の論説主幹が著した
金融危機分析の決定版

日本語版への序文を特別収録!

ジョセフ・スティグリッツ
「私たちを麻痺状態から揺り起こしてくれる本」――フィナンシャル・タイムズ紙より
ポール・クルーグマン
「世界経済の混迷についての優れた調査と、価値のある提言」――ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌より
ベン・バーナンキ
「金融が脆弱化した原因に関するタイムリーで洞察力に満ちた分析」
ジョージ・ソロス
「我々がまだ危機から脱していないことを明らかにした一冊」
ローレンス・サマーズ (元アメリカ財務長官)
「経済ジャーナリストのなかでマーティン・ウルフを超える者はいない」
マービン・キング (元イングランド銀行総裁)
「真に国際的な視点に基づく、金融危機についての優れた分析」
アデア・ターナー (元イギリス金融サービス機構長官)
「危機が起きた理由と再発の防止策を教えてくれる知的刺激に満ちた本」
アナト・アドマティ (『銀行は裸の王様である』)
「さらなる被害を食い止めよと呼びかける本書に耳を傾けるべき」
アンドリュー・ロス・ソーキン (『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』)
「語り尽くされた感のある金融危機について新たな視点を提供している」――ニューヨーク・タイムズ紙より

世界的な危機はまたやって来る――
未曾有の金融危機が巻き起こった2007年よりはるかに前から、水面下で進んでいた世界経済の「シフト」。
そして、危機の激震が各国にもたらした「ショック」。
その歪みは、いまなお世界経済をリスクにさらしている。
アベノミクスをはじめ、各国政府がとる針路は正しいのか。
危機を予見できなかった経済学界は、何をまちがえていたのか。
金融業界は次のバブルを防ぐために何をすべきなのか。
当代一の経済ジャーナリストが徹底検証する。

■著者紹介■
マーティン・ウルフ Martin Wolf
フィナンシャル・タイムズ紙の経済論説主幹。金融ジャーナリズムにおける功績により数々の賞を受賞し、2000年には大英帝国勲章(CBE)を受けている。1999年より世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のフェローを務める。当代で最も影響力のある経済ジャーナリストであり、その言動は世界の投資家だけでなく、各国の財務相や中銀総裁にも注目されている。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジの名誉研究員。著書にスーザン・ジョージとの共著『徹底討論 グローバリゼーション 賛成/反対』がある。

【著者紹介】
マーティン・ウルフ : フィナンシャル・タイムズ紙の経済論説主幹。金融ジャーナリズムにおける功績により数々の賞を受賞し、2000年には大英帝国勲章(CBE)を受けている。1999年より世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のフェローを務める。当代で最も影響力のある経済ジャーナリストであり、その言動は世界の投資家だけでなく、各国の財務相や中銀総裁にも注目されている。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジの名誉研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    2007年の金融危機からのことを書いています。フィナンシャル・タイムズの論説主幹をされているということですが、非常に理論的な感じがしました。EUについては賛成のようですが単一通貨については?ということで確かにその解決方法もあるのでしょうが。私は後半の金融を再生する、という箇所でかなりマクロプルーデンス政策について書かれているところに興味を持ちました。日本もそのようなところに行きそうな気配がしています。金融検査マニュアルからの脱却ということなのでしょう。いい本だと思いました。

  • Willie the Wildcat さん

    グローバル及び金融内部のシフト。BRICsのみならず新興国・途上国との依存関係や、それに伴うショックの伝導速度。図らずもブレグジットが試金石。±バランスの波幅の縮小と、見える化。マクロプルーデンス政策vs.財政支援、過剰貯蓄解消vs.不安感解消・・・など、著者の提言も考慮点が多々ある気がしないでもない。結局、ショックは結果論であり、今後も予測困難な話なのかなぁ。印象的なのは「新興国・途上国のジレンマ」。論調が先進国目線であるのは仕方ないにしても、新興国・途上国を含めたWin-Winとなる解を期待。

  • koji さん

    読んでいる途中でBigNews(英国のEU離脱)が飛び込んできました。本書の著者マーティンウルフが早速FTに寄稿しています。「私にとって最も悲しい瞬間」という言葉が心に刺さりました。本書では、リーマンショック以降の金融危機に対する新しい定説として@マクロプルーデンス、A自己資本比率引上げを提唱します。それ以上にユーロ圏の再生を妨げるものとして、ドイツのノーペイルアウト(清算主義)を厳しく批判します。著者は、単一通貨ユーロには批判的ですが、EU圏を機能強化することには賛成します。深い洞察を迫る難解な本でした

  • takao さん

    ふむ

  • Zing さん

    2012年欧州危機について、2014年時点で原因、対策、今後のグローバル経済について論じた本。 ユーロ(日本も)の危うさが大変よく分かった。 各国の経常収支と債務に着目している感じ。 このままだと先進国でさらに大きな恐慌起こるぞーとのこと。あり得るなぁ。

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