マスネ(1842-1912)
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マスネ(1842-1912) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

73件
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  • 無敵の超絶技巧も年齢には勝てない。やがてロッシーニ...

    投稿日:2018/08/25

    無敵の超絶技巧も年齢には勝てない。やがてロッシーニほかのベルカント・オペラを歌えなくなる日に備えてレパートリー拡大中のフローレスが選んだのは、かつてアルフレード・クラウスの当たり役でもあった『ウェルテル』。フランス語もうまいし、とても彼に合っていると思うが、以前のようなラテン的な奔放さはやや抑えられ、几帳面な歌なのは、まだ歌い慣れていない役だからか。あるいは窮極のヘタレ男である役そのもののキャラクター(われわれ現代人なら、とっとと女をさらって駆け落ちしてしまえばいいのにと思うのだが)、もしくは後述するような演出のせいかも。一方のステファニーは歌、演技ともに秀逸。読響への客演でおなじみのマイスターはプラッソンのようなフランスの香りは望めないが、劇的な起伏のしっかりした、丁寧な指揮。 演出はいかにもドイツ語圏に帰って来た『ウェルテル』という感じ。舞台となる閉鎖的なドイツの田舎町を表象するように、舞台は四幕とも壁に囲まれた家の中。人物達は現代の服装だ。ただし、舞踏会帰りの第1幕終わりでは、王女様の小王冠を付けたシャルロット、インディアンの髪飾りをつけたウェルテルの前に照明のマジックで月明かりのカーニヴァル的空間が出現。最後の第4幕では壁が開いて、星のきらめく宇宙空間に地球(!)が浮かぶユートピア的なイメージが見られる。第1幕終わりと同じ髪飾りをつけた仲むつまじそうな老夫婦(もちろん黙役)は、ちょっと分かりやすすぎる「ありえたかもしれぬもう一つの未来」のイメージだろう。娘の結婚相手を親が決めてしまう家父長制の時代(正しく言えば、シャルロットの場合は亡き母との約束に縛られているのだが)が終わって、男女がまず文学のなかで、そしてやがては現実にも自由恋愛、情熱恋愛をする時代のきっかけになったのが、多くの追随自殺者を出したと伝えられるゲーテの原作小説だというのは、良く語られる話だ。とはいえ、このオペラでドイツ文学史あるいは恋愛学の講義を聞かされるのは御免被りたいところ。演出が主張したいのも結局、こういうことであろうが、それをうまく視覚的イメージとして見せることに成功している。

    村井 翔 さん

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  • 絵のような風景が聞きたくて購入。

    投稿日:2017/05/20

    絵のような風景が聞きたくて購入。

    とくちん さん |40代

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  • ステレオ録音による初めての全曲盤だったのではないか...

    投稿日:2017/01/19

    ステレオ録音による初めての全曲盤だったのではないか。男声陣は協力で魅力的なのに肝心のモッフォのタイトルロールが、声のや衰えがひどく、なんともものたりない。もっと早い時期に録音すべきだった。

    カラスの息子 さん

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  • 何より印象に残るのはモルクのチェロだ コンチェルト...

    投稿日:2016/01/07

    何より印象に残るのはモルクのチェロだ コンチェルトである「幻想曲」に加え オラトリオ「聖処女」から「最後の眠り」そして劇音楽「復讐の三女神」から「宗教的場面」と弾く オペラ作家マスネの個性は「タイス」の瞑想曲に代表されるように宗教性を内包した水平的旋律線だ これをモルクのチェロは自然な息づかいと敬虔な語り口でしかも軽やかに歌うのがいい またこのディスク 中央の「幻想曲」とともに聴きものは冒頭と掉尾に置かれた「ル・シッド」のバレエ組曲と組曲「絵のような風景」だろうが 途中に挿入された「ラオールの王」と「フェードル」の二つの序曲も聞き応えがある佳品であり N.ヤルヴィの指揮の下 スイス・ロマンドO.が一本芯が通った弾力ある響きを奏で 豊かなタイスの世界を伝えている 衷心より推薦する

    風信子 さん |60代

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  • 1977年11月18日の公演を録音したもの。 ラ...

    投稿日:2015/08/15

    1977年11月18日の公演を録音したもの。 ライブとは思えないほど完成度の高い演奏。音質も透明感がある。 ドミンゴの『ウェルテル』はシャイー指揮によるスタジオ録音があるが、このライブ録音の方が個人的には好きだ。 脇役にはドイツ人歌手が多いようでフランス語の発音が気になるところがある。 映像が残っていないものだろうか? 解説書にはリハーサル風景の写真がのせてある。

    ユローヂィヴィ さん |30代

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  • 大好きな『タイス』。映像もので近頃はなじんでいたの...

    投稿日:2014/06/15

    大好きな『タイス』。映像もので近頃はなじんでいたので、音だけのを久々に聞く。やはり美しい!それも本当に人の心を揺さぶるように美しい!通して聴いてみると、やや起伏に乏しい感じはしますし、外題に意外に聞かせどころが少なくて(テノールもそう)、もう一工夫あってもよかったかなという気もしますけれど、それでもなんでも魅力的な作品であることには疑いありません。今回も、哀しいラストには不覚にも泣いてしまいました。さて、演奏。男声陣は結構でしょう。大変ステキな歌を聞かせてくれます。フレミングはやや不調でしょうか、高い音域が辛そうですし、歌詞がモヤモヤしてはっきりした歌になっていない感じもあります。でもまあいいや。指揮はマスネの音楽の優美さを際立たせて結構。なじみのないオケも何の問題もありません。録音は優秀。満点でよござんす。

    ほんず内閣総理大臣 さん |50代

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  • パリ・オペラ座のステージ。この公演、いやそもそもこ...

    投稿日:2014/02/16

    パリ・オペラ座のステージ。この公演、いやそもそもこのオペラそのものが主役二人で出来が決まってしまいますが、その意味ではなかなかに堪能させていただきました、と言ってよいでしょう。フレミングの外題はすこぶるチャーミングですし、アルバレスもデ・グリューというダメ男(ホントに!)をよく歌いました。脇役男声陣はやや弱いですかねえ、声がなんだか通らない。なお、スーパー大ベテランのミシェル・セネシャルが出演しているのはなかなかの見もの(終演後の拍手も大きいしね)。ロペス=コボスさんの指揮は手慣れたもの。歌を活かしながらきちんとまとめました。ただ、もともとのマスネの音楽のせいもあるかもしれませんが、ドラマとしての感情の沸き立ちに乏しいかなあ。いささか盛り上がりには欠けるような気はしました。演出は特に何も言うことなし。録音は良好で、画質はきれい。総じてハイスコアでありましょう。でも、蛇足ながら一言。原作も読みましたし、またプッチーニの作も好きではありますが、もともとのこのストーリー、主役にも脇役にも共感できる(応援したくなる)人物が一人もいないのですねぇ。みんな享楽的で自分勝手、ちょっと反省はするけどすぐに情に流される。厚かましい願いをぬけぬけと言いながら、うまくいかないと「神様、助けて!」となる下司揃い。だから悲劇なんだろうけれど、感動はしないのだなあ。マスネなら「タイス」はその点違いまして、心に響くものがあります。

    ほんず内閣総理大臣 さん |50代

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  • オペラではナヴァラの娘やサフォーも欲しかった。管弦...

    投稿日:2014/01/30

    オペラではナヴァラの娘やサフォーも欲しかった。管弦楽組曲も7曲全部あればなおよかった。エラートから取り込めば、もっと「全集感」のあるボリュームになったような気もしますが、まあ良しとしましょう。

    蓮華人 さん |50代

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  • 大変に魅力的なオペラながら、なかなかに馴染みがあり...

    投稿日:2014/01/26

    大変に魅力的なオペラながら、なかなかに馴染みがありませんので、このディスクのように日本語字幕があるのはまことにありがたき幸せ。さてこのトリノの上演、大変質の高いものではないかと思います。主役二人は熱演ですし、脇を固める歌手たちもいいのでは。何よりノセダ指揮するオケが特にいいかと思います。マスネの繊細優美なタッチをよく表現していて、美麗なる出来栄えです。演出はどうも思わせぶりな象徴主義といふ感じで、個人的にはあまり気に入りません。聖と俗、昇華と堕落、そういう二項対立をきっちりつけて、あとは登場人物たちの感情の揺れを歌手たちにきっちり演じさせればそれでいいんぢゃないかなあ、と思いました。それにしても、魅力的でかつ不思議な作品です。タイスとアタナエルの二重唱の部分は変形した「愛の二重唱」とでもいうべきもので、違う方向性を向きながらも近づいていこうとする内容の、何とも面白いもの。全曲最後の二人の歌は何度聞いても感動してしまいます。「天国なんて嘘だ!」とまで言い切ってしまうアタナエルの悲痛な嘆きは、心に「ずんっ!」ときます。さて、画質はとてもきれいで文句なし。音はやや中〜低域が薄い気もしますが、これはマスネのオーケストレーションや演奏者のバランス感覚によるもので、録音の不備ではありますまい。総じて、これはこれで良いソフトかと拝察します。

    ほんず内閣総理大臣 さん |50代

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  • 初めて聴きましたが、期待通りの、いかにもマスネらし...

    投稿日:2013/12/22

    初めて聴きましたが、期待通りの、いかにもマスネらしい優美な旋律に溢れきらびやかな雰囲気のある、実に魅力的なオペラです。聴いている間、現実のいろんなことなんか忘れてしまいますよ。主役のシュターデとゲッダの歌もまたいいですねぇ。美声で、品がよく、このオペラにぴったりではないですか。ルーデルもこういうレパートリーはお手の物。オケの扱い、全体のバランス、巧みなものです。録音も優秀。傑作ディスク、大いに楽しみました。幸せだなあ。

    ほんず内閣総理大臣 さん |50代

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