マスネ(1842-1912)
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マスネ(1842-1912) レビュー一覧 4ページ目

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商品ユーザーレビュー

74件
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  • 指揮者コリン・ディヴィスのものと思われる鼻息(鼻歌...

    投稿日:2011/07/16

    指揮者コリン・ディヴィスのものと思われる鼻息(鼻歌)のようなのが聞こえる。 マスネの作品の中では珍しく感情がわりとストレートに出た作品ではないか。 演奏も素晴らしい。シャイー指揮によるドミンコ、オブラスツォワ他のCDも持っているが、こちらの演奏の方がいいように思う。

    ユローヂィヴィ さん

    1
  • 世界初録音となった1976年3月、カーネギーホール...

    投稿日:2011/07/05

    世界初録音となった1976年3月、カーネギーホールでの演奏会形式でのライブ録音。 スケールの大きい作品であるために舞台での上演が難しいという歌劇『ル・シッド』。 バレエ・シーンのついたいわゆるグランド・オペラだ。 13世紀スペインの英雄をテーマにしてあるだけに、他のマスネ作品ではあまり聴くことのできない力強くスケールの大きい音楽が特徴だ。 1976年のライブ録音とはいえ客席のノイズなどはほとんど気にならない。 全曲が終わって大きな拍手やブラボーなどの声でやっとライブ録音かと気付くくらいだ。

    ユローヂィヴィ さん

    2
  • 宗教劇としてもとらえられる作品だ。 上品で静かな...

    投稿日:2011/07/01

    宗教劇としてもとらえられる作品だ。 上品で静かな音楽。 舞台が紀元前4世紀の北アフリカ地方ということでエキゾチックに彩られているタイースを取り巻く音楽と、修道士アタナエルらのキリスト教の禁欲的で安らぎのある音楽の対比が聴きどころだろう。 (タイースやアレクサンドリアの町をもっと官能的な音楽で飾ってもいいのにと思う。) 遊女タイースを改心させる若い修道士アタナエルはバリトンのためいい役だ。 トーマス・ハンプトンがスマートにこのアタナエルという役を歌っていて、役にぴったりだ。 物語も面白く、実際の舞台で観たい。 第三幕では有名な瞑想曲が何度も登場し最後には歌詞を伴って歌われる。 「瞑想曲」にはヴォカリーズで合唱が入ったりする。

    ユローヂィヴィ さん

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  • ゲーテの名作小説を古臭いなどと言うと非難の集中砲火...

    投稿日:2011/06/26

    ゲーテの名作小説を古臭いなどと言うと非難の集中砲火を浴びそうだが、これが物語として成り立ったのは、視点の限られる書簡体小説という形式にうまくハマッたがゆえ。それをそのまま普通にオペラにしてしまうと、救いがたく古風で凡庸だ。つまり現代人の感覚からすると、煮え切らないヘタレ主人公に終始いらいらさせられる話なので、主役が感情移入できるような歌+演技をしてくれるかどうかがオペラとして成り立つかどうかの鍵になる。カウフマンの声自体は重く暗いが、テクニックの引き出しが豊富な人なので、様々な手練手管で塗り固められたような感はあるものの、容姿も含めて説得力あるウェルテルを描いている。アルバレスは論外だし、恋愛学講義を聞かされるごとく説明的なバリトン版のハンプソンも願い下げなので、映像ソフトでは唯一のまともに見られる主役と言える。ズボン役以外の役が初めて見られるコシュ(コッホ)も素晴らしく、プラッソンの指揮も文句なしだが、ただ一つ気に入らないのはジャコの映像演出。映画版『トスカ』でも録音セッションの映像を枠のように使っていたのと同じ趣向かと思うが、音楽が始まってから舞台裏の映像を挿入するのは止めてほしい。こういう映像によって、観客のオペラに対する親しみが増すと思っているようだが、全く逆効果だ。プロセニアムの中は虚構の世界という、ジャンルとしての最低限の約束事は守ってもらわないと。

    村井 翔 さん |50代

    8
  •  カラフルかつ細密画像のブルーレイを堪能できる感激...

    投稿日:2011/05/27

     カラフルかつ細密画像のブルーレイを堪能できる感激の一枚! ギャラントな序曲が終わって幕が上がると、舞台装置のひとつ一つや人物一人一人が、見事に描かれバランス良く色分けされていて、思わず美しいと見惚れてしまう。演出、装置、衣装の見事なハーモニーは最後まで続いて、バレンボイムの引き締まった指揮による演奏と共に、記念碑的な公演であったことを伺わせる。2010年に来日したネトレプコ主演のロイヤルオペラが頗る地味な作りだったから、これがかっての東独・ベルリン歌劇場の公演?と驚嘆するばかり。2幕のマノンとデ・グリューによる枕合戦も艶めかしいし、全体に華やかさが際だち、ネトレプコの変身振りにも目を奪われるので、マノンとデ・グリューの苦悩は後退した印象を免れないが、マスネーの描きたかった目眩く狂おしい青春のドラマを、これは見事に現出した舞台と言えるのではないでしょうか。部分的なカットも、ストーリーを分かりやすくしていて、BDプレーヤーをお持ちの方にはお勧めの一枚です。

    老マニア さん |70代

    0
  • 大がかりな装置だが色調が全体にクールで、ダンサー...

    投稿日:2011/05/18

    大がかりな装置だが色調が全体にクールで、ダンサー達は皆細身、主役二人の動きも少なく、いわば贅肉をそぎ落としている為、人間的な煩悩の苦しみの部分は後退していて、昇華へと向かう象徴的な表現に徹した仕上がりになっている。これに対して暖色系の色調のもとで、エヴァ・メイのチャーミングな肢体が存分に披露され、諭す筈のペルトゥージが次第に幻惑されタイスの虜になって行くが、やがて浄化されたタイスから救済されるというプロセスが、ピッツィ&ヴィオッティ盤では大変分かりやすく素直に共感を呼ぶものになっていた。知的な表現がお好みの方は本盤でしょうが、ごてごて衣装を身にまとい豪華=醜さが強調されたフリットリを見るのは、ファンとしてはかなり辛いものがありました。  

    老マニア さん |70代

    2
  • 「瞑想曲」で知られる、このオペラがこんなに素晴らし...

    投稿日:2011/04/21

    「瞑想曲」で知られる、このオペラがこんなに素晴らしいとは! マスネの作品としては比較的上演が少ない作品であるが、ワグナー風の管弦楽、タイスとアタナエルの魅力的な歌、また瞑想曲が効果的に挿入され、特にフィナーレは素晴らしい。また内容も、世俗と教会、霊と肉の相克、皮肉な結末など、興味は尽きない。傑作だと思う。日本でもぜひ上演してもらいたいものである。 「タイスの瞑想曲」の好きな人には、歌劇「タイス」も推薦したい。

    オペラ探索家 さん

    5
  • フレミングのマノンが素晴らしい。衣装も美しく、有名...

    投稿日:2010/08/28

    フレミングのマノンが素晴らしい。衣装も美しく、有名なガヴォットが歌われた後、思わず家の中で拍手をしてしまいました。

    静流 さん

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  • 尼僧のヒロインとはビゼーの歌劇『真珠採り』やドリー...

    投稿日:2010/08/18

    尼僧のヒロインとはビゼーの歌劇『真珠採り』やドリーブの歌劇『ラクメ』を連想させる。しかもいずれも東洋が舞台だ。 第一幕の尼僧たちの合唱からシンディアとシタの甘い旋律が美しい。 マスネの音楽は控え目でそしてとても優雅だ。 第二幕冒頭の戦いの場面であっても激しいものではない。 第二幕で幕の開きが早くて月を提げているバトンが上がっていくのが見えてしまっているのが気になった。 また、カレドのロマンス=セレナードで目隠しをつけて歌うのはいいのだが、目隠しが細くてなんか変だった。 第三幕のバレエ・シーンではバレエを踊っている上にスクリーンを映し出すのはどうかと思う。 意味を持たせることよりもバレエを観せる方がダンサーにしてもありがたいと思う。 それに背景が明るすぎてダンスの動きや衣装が観にくいように感じた。 シタを歌うアナ・マリア・サンチャスとシンディアを歌うウラディーミル・ストヤーノフがいい。 舞台セットはシンプルだが雰囲気が良く出ている。 また、セリが効果的に使われている。 指揮のマルチェッロ・ヴィオッティはこれからという時に亡くなって実に残念だ。 オーケストラも彼の指揮でのびのびと演奏している。

    ユローヂィヴィ さん

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  • とても官能的なオペラです。バレリーナ達もオッパイ丸...

    投稿日:2010/08/04

    とても官能的なオペラです。バレリーナ達もオッパイ丸出しで踊り、ヒロイン役のメイも負けていません。 筋としては、深刻なものがありますが、実は滑稽なストーリーかも知れません。 楽しめるオペラだと思います。

    音楽少年 さん

    2

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ありがとうございました

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