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マスネ(1842-1912)

CD Thais: Y.abel / Bordeaux Aquitaine National O Fleming Hampson

Thais: Y.abel / Bordeaux Aquitaine National O Fleming Hampson

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年06月15日

    大好きな『タイス』。映像もので近頃はなじんでいたので、音だけのを久々に聞く。やはり美しい!それも本当に人の心を揺さぶるように美しい!通して聴いてみると、やや起伏に乏しい感じはしますし、外題に意外に聞かせどころが少なくて(テノールもそう)、もう一工夫あってもよかったかなという気もしますけれど、それでもなんでも魅力的な作品であることには疑いありません。今回も、哀しいラストには不覚にも泣いてしまいました。さて、演奏。男声陣は結構でしょう。大変ステキな歌を聞かせてくれます。フレミングはやや不調でしょうか、高い音域が辛そうですし、歌詞がモヤモヤしてはっきりした歌になっていない感じもあります。でもまあいいや。指揮はマスネの音楽の優美さを際立たせて結構。なじみのないオケも何の問題もありません。録音は優秀。満点でよござんす。

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2011年07月01日

    宗教劇としてもとらえられる作品だ。 上品で静かな音楽。 舞台が紀元前4世紀の北アフリカ地方ということでエキゾチックに彩られているタイースを取り巻く音楽と、修道士アタナエルらのキリスト教の禁欲的で安らぎのある音楽の対比が聴きどころだろう。 (タイースやアレクサンドリアの町をもっと官能的な音楽で飾ってもいいのにと思う。) 遊女タイースを改心させる若い修道士アタナエルはバリトンのためいい役だ。 トーマス・ハンプトンがスマートにこのアタナエルという役を歌っていて、役にぴったりだ。 物語も面白く、実際の舞台で観たい。 第三幕では有名な瞑想曲が何度も登場し最後には歌詞を伴って歌われる。 「瞑想曲」にはヴォカリーズで合唱が入ったりする。

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    北都暢適  |  石川県  |  不明  |  2010年02月18日

    これは凄い。オペラを色々聴いてきたし、タイスの瞑想曲も知ってはいたがマスネの歌劇《タイス》として全曲を聞いてみるとフランスオペラの真髄が良く分かる。ソプラノ:ルネ・フレミングの歌声とソロ・ヴァイオリン:ルノー・カプコンの演奏は、将に天上の音楽である。瞑想曲も単にヴァイオリン・ソロだけではなくハープの演奏と合唱が入り、その綺麗さを際立たせている。第3幕では、ルネ・フレミング演じるタイスとアタナエル役のテノール:トマス・ハンプソンによる2重唱が珠玉。フィナーレでもこの瞑想曲が流れ、タイスは「ああ、天国。私は神を見た」と歌い、プッチーニ的に死ぬ。この場面でもタイスの瞑想曲は抜群の効果を発揮している。指揮はイヴェス・エベル、演奏は国立ボルドー・アキタニア管弦楽団と日本では殆ど知られていない指揮者とオーケストラだ。しかし、このオペラを極上のものにプロデュースする凄い、指揮者とオーケストラである。私は、歌劇No.1の称号を与えたい。兎に角、聞き逃せない一枚である。

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