ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

弦楽四重奏曲第10番、第11番 東京クヮルテット

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMU807460
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

弦楽四重奏団の帝王、東京クヮルテット
爛熟の極み、ベートーヴェン・ツィクルス第3弾


東京クヮルテットによるベートーヴェン・ツィクルス第3弾。ベートーヴェン中期と後期の狭間に書かれた名曲『ハープ』と、『セリオーソ』の二曲を収録。『ハープ』の題名の由来ともなったピツィカートも、東京クヮルテットのメンバーが使用している、かのパガニーニが四重奏用にと組み合わせたというストラディヴァリの銘器で聴くとひときわ印象的です。『セリオーソ』でも、冒頭のユニゾンでの息の合い方、集中はものすごいものがあります。ハルモニアムンディレーベルでのベートーヴェン全集の完成を間近に控え、ますますこのクヮルテットが円熟の極みにあることを存分に感じさせる、見事な出来栄えです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第11番へ短調op.95『セリオーソ』
 東京クヮルテット

 録音時期:2007年11月
 録音場所:ニューヨーク、アカデミー・オブ・アーツ&レターズ
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

クラシック曲目

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  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Quartet for Strings no 10 in E flat major, Op. 74 "Harp"
    演奏者 :
    Beaver, Martin (Violin), Greensmith, Clive (Cello), Ikeda, Kikuei (Violin), Isomura, Kazuhide (Viola)
    指揮者 :

    楽団  :
    Tokyo String Quartet
    • 時代 : Classical
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1809, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 30:27
    • 録音場所 : , []
  • Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
    Quartet for Strings no 11 in F minor, Op. 95 "Serioso"
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Classical
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1810, Vienna, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 20:40
    • 録音場所 : , []

ユーザーレビュー

総合評価

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東京弦楽四重奏団による2度目のベートーヴ...

投稿日:2011/04/02 (土)

東京弦楽四重奏団による2度目のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集録音の第3弾の登場だ。第3弾においては、中期から後期への橋渡しとなる第10番と第11番を収録。「ハープ」、「セリオーソ」という、愛称を有した楽曲どうしの組み合わせだ。いずれも、第1弾(第7〜第9番のいわゆるラズモフスキー三部作)及び第2弾(第1〜第6番の初期の弦楽四重奏曲)と同様の素晴らしい名演と高く評価したい。本演奏における東京弦楽四重奏団のアプローチは、これまでのものと何ら変わるところがない。楽想を精緻に、そして情感豊かに描き出していくというものだ。本盤におさめられた両曲は、その愛称の所以にもなっているが、ピツィカートやユニゾンなどに独特の音型があらわれるのを大きな特徴としている。こうした特徴的な音型において、東京弦楽四重奏団の4人の奏者が使用している、世界にも6セットしかないとされているパガニーニ選定の銘器ストラディバリウスによる独特の美しい音色による表現は実に効果的であり、両曲の演奏をより一層魅力的なものとする結果に繋がっていることを忘れてはならない。東京弦楽四重奏団は、既に結成以来40年以上が経過しているが、その間にメンバー交代があり、現在では日本人奏者が2人しかおらず、一時は音色の調和に苦しんだ時期もあったと言われているが、本演奏においては、そのような苦難を克服し、息の合った絶妙のアンサンブルを披露してくれており、今や、この団体が円熟の境地にあることを感じさせてくれるのが素晴らしい。もちろん、円熟と言っても穏健一辺倒ではなく、第10番の第3楽章や第11番の第1楽章及び第3楽章における気迫溢れる演奏は、凄みさえ感じさせる圧巻の迫力を誇っていると言える。いずれにしても、本演奏においては、聴き手を驚かすような特別な個性があるわけではないが、いささかも奇を衒うことがなく、これらの作品の持つ魅力をゆったりとした気持ちで満喫することが可能であるという点においては、過去の様々な個性的な名演にも決して引けを取らない名演であると考える。マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音も、本盤の価値をより一層高めるのに大きく貢献していると言える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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曲目、演奏、録音と三拍子揃った名盤だと思...

投稿日:2009/04/19 (日)

曲目、演奏、録音と三拍子揃った名盤だと思う。東京QはCDでも全集を出していた(BMG,1995)。そのときも良かったが、これはHMVレビューにあるように彼らが円熟の極みにあることを存分に感じさせる名演である。マルチ録音も素晴らしく、左から第一v、第二v、チェロ、ビオラがピンポイントで立体的に定位し仮想現実が現れる。また、至近距離のマイクセッティングのためか、弓が弦をこする音まで生々しく聞こえてくる。タイムドメインでぴったりと一致する最強奏時の音の立ち上がりが素晴らしく、無音時の余韻の持続時間も最長不倒記録ものである

haru さん | 奈良県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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