ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 ハンガリー四重奏団(8CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RRC7011
組み枚数
:
7
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(8CD)
ハンガリー四重奏団


1953年モノラル後期の録音。シャーンドル・ヴェーグによって1935年にブダペストで結成されたハンガリー四重奏団は、2年後にバルトークと親しかったヴァイオリニストのゾルターン・セーケイが加わると、セーケイが第1ヴァイオリン、ヴェーグが第2ヴァイオリンとなり、ソリストとして名の知れたヴァイオリニスト2人を擁する体制となりますが、第2次大戦のため、1940年に活動拠点をオランダに移すことになると、ヴェーグはハンガリーに残る道を選んで退団し、リスト音楽院の教授となる一方、自らの名を冠したヴェーグ四重奏団を結成して活動を開始、ハンガリー四重奏団は戦後は拠点をアメリカに移し、セーケイの強力なリーダーシップのもと、1972年まで国際的に活躍することとなります。
 ハンガリー四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集はEMIに新旧2種類あり、どちらも世評の高いものですが、ハンガリー四重奏団らしいテンションの高さと集中力を味わうには、モノラルの旧盤が良いともいわれてきました。
 実際、ここで聴ける演奏は、戦後の新古典的様式を如実に反映した緊密な演奏であり、細部に至るまで表現として考え抜いた態度がとにかく立派。弦楽四重奏の極限を聴かせるアンサンブルと絶賛されていた頃の演奏でもあり、高密度な中にもセーケイの味な奏法が聴かれるなど、その魅力には実に奥深いものがあります。モノラルとしては音質も上々です。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
Disc1
・弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
・弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3

Disc2
・弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6

Disc3
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』

Disc4
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』

Disc5
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』

Disc6
・弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
・大フーガ変ロ長調 Op.133

Disc7
・弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
・弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131

Disc8
・弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

 ハンガリー四重奏団

 録音時期:1953年
 録音方式:モノラル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro Con Brio
  • 02. Adagio Affettuoso Ed Appassionato
  • 03. Scherzo (Allegro Molto)
  • 04. Allegro
  • 05. Allegro
  • 06. Adagio Cantabile - Allegro - Tempo I
  • 07. Scherzo (Allegro)
  • 08. Allegro Molto, Quasi Presto
  • 09. Allegro
  • 10. Andante Con Moto
  • 11. Allegro
  • 12. Presto

ディスク   2

  • 01. Allegro Ma Non Tanto
  • 02. Andante Scherzoso Quasi Allegretto
  • 03. Menuetto (Allegretto)
  • 04. Allegro - Prestissimo
  • 05. Allegro
  • 06. Menuetto
  • 07. Andante Cantabile
  • 08. Allegro
  • 09. Allegro Con Brio
  • 10. Adagio Ma Non Troppo
  • 11. Scherzo (Allegro)
  • 12. La Malinconia: Adagio - Allegretto Quasi Allegro

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ユーザーレビュー

総合評価

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EMIの浅っぽい録音のためか演奏に潤いにも...

投稿日:2023/03/03 (金)

EMIの浅っぽい録音のためか演奏に潤いにも音色にも欠け、聴いていて少しも面白くない。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のCDでこんなつまらないCDも珍しいぐらいだ。タワーレコードのケッケルトsqのCDもイマイチだったが、同様である。ステレオの安価なCDでもっと内容豊かな演奏が多くあるので、このCDの価値は低いと言わざるをえない。ハンガリーの高名な弦楽四重奏団であるのに残念である。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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これは、現代では多少古風となってしまった...

投稿日:2021/11/26 (金)

これは、現代では多少古風となってしまったスタイルのベートーヴェン演奏だ。録音は1950年代のモノラルで、お世辞にも良いとは言えない。それにしても、アンサンブルは緻密で、一点の乱れもないほどに磨き抜かれている。芸風はおしとやかで、しかも淡々としている。派手なリアクションや、誇張した表現などはなく、心を込めて弾いているような感じがする。21世紀になって、新解釈のベートーヴェン演奏が次々と現れる中、この演奏はそういった時代の潮流にそぐわないのかもしれないが、なかなか味のある演奏だ。録音のせいか、音の強弱の幅が狭く感じられて、平坦な印象を受ける。何れにしても、録音の悪さも問題にならないほどの、魅力のあふれた演奏とは思われない。高評価は難しい。

ジョージFNAQ さん | 京都府 | 不明

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弦楽四重奏は取っ付きが悪い場合があります...

投稿日:2008/09/20 (土)

弦楽四重奏は取っ付きが悪い場合がありますので私は短調曲からスタートしベクトル合わせをした次第です。ベートーベンの弦楽四重奏を確立させた一つが「ラズモフスキー」3曲であり「セリオーソ」でありますが短調曲であるラズモフスキー二番とこのセリオーソをハンガリー弦楽四重奏団は旋律豊かに曲中の対位法なども明確に分り易く示してくれております。ベートーベンの四重奏曲は時として晦渋に陥る場合がありますが前者のロシア民謡的な面、後者のバルトーク張りの緊迫感ある面などをこの四重奏団は共感性を秘めて好演しております。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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