ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『英雄』、『レオノーレ』序曲第3番 ギュンター・ヴァント&北ドイツ放送交響楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697711442
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

SONY CLASSICAL MASTERS
第1回発売 全16タイトル
ヴァントのベートーヴェン:『英雄』、『レオノーレ』序曲第3番


ソニー・クラシカルによる新たなバジェット・シリーズの登場です。
 100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログから、音楽ファンならだれでも一度は聴いておくべきクラシック音楽の定番名曲を、定評あるアーティストの名演で幅広く取り揃え、お買い得なバジェット・プライスにて続々リリース。
 第1回発売16タイトルは、ライナー指揮シカゴ響によるR.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」、ホロヴィッツによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(1956-59年のRCA録音)という歴史的名演から、ペライアがコリン・デイヴィスと共演したシューマン&グリーグのピアノ協奏曲、イッサーリスとノリントンが組んだハイドンのチェロ協奏曲まで、初めてバジェット・プライス化される音源を多数網羅。
 このシリーズのためにリマスターはおこなっておりませんが、一番新しくリマスターされた音源を使用しております。(ソニー・インポート)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
・『レオノーレ』序曲第3番Op.72b

 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音時期:1985年(英雄)、1990年6月(レオノーレ)
 録音場所:ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. Symphony No. 3 in E Flat Major, Op. 55, "Eroica
  • 02. Allegro Con Brio
  • 03. Marcia Funebre: Adagio Assai
  • 04. Scherzo: Allegro Vivace
  • 05. Finale: Allegro Molto
  • 06. Leonore Overture No. 3 in C Major, Op. 72A

ユーザーレビュー

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カラヤン、バーンスタイン亡き後いささかス...

投稿日:2012/02/22 (水)

カラヤン、バーンスタイン亡き後いささかスター指揮者?に祭り上げられた「観」のあるヴァントにはベートーヴェン交響曲の録音はその経歴・活動に比しそんなに多くなくこの第3番「英雄」交響曲についてメモしますと1956年にケルン・ギュルツェニヒOを振った盤(モノラル)から空白期間が長いのか本盤1985年NDRSO(タイム@18’07A14’45B5’46C11’30)、1989年同じくNDRSO(ライブ@17’44A15’34B5’45C11’42)、そして1994年BDSO(ライブ@17’13A16’25B5’53C12’45)と言った具合で一気に1980年代以降までの録音盤しかHMVカタログには見当たらないのが冒頭の「観」に結びついたわけであります。さて、この第3番は前記した1985年頃ヴァントが73歳頃の演奏で幾分速めで先ず彼らしい理詰めな迎合感のない演奏・・・そう曖昧な処が見出せぬ演奏がベートーヴェンに何となくフィットし更に録音の良さがこの演奏のランクを上位にあげざるをえなくしていますね。第1楽章、スタートの短い二発からその毅然とした簡潔な演奏が予測されます。展開部に入り巧みなクレ・デクレを経ながらNDRSOの渋めの音色(直接的ではない篭り気味のティンパニーの音色も印象的)が時としてこの曲に付きまとう押し付けがましさを軽減しております。反復演奏で速めのテンポながら決して勢いまかせにはしていない演奏です。第2楽章も若干速く運ばれ重さがなく所謂葬送の悲しみを表してはいない様です。ここでも先述のティンパニー音が暗躍しています。これ又テンポ速い第3楽章ではトリオの懐かしくも豊かなホルンにホッとさせられます。最終楽章も歩調は軽く進みます。第1楽章でも感じた事ですが時折パッセージで管楽器パート音がセクションの明確さが際立ったのか殊更目立つ場合がありその辺りはヴァント自身の意図なのでしょう。この最終楽章〆では大テーマを堂々と踏みしめて終わります。全体この曲にしては聴きようによってスケール感が欲しいなぁとも思う演奏ですが一方で力み・くどさがないのも救いとなっております。晩年猫背の容姿から派手なパーフォーマンスとは無縁だったヴァントの本質の語り口の一端が窺える演奏かと思いました。なお、レオノーレ序曲第3番は1990年収録でタイムは14’43であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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