ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

交響曲第6番『田園』 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1952 モノラル)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT291
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フルトヴェングラーの名録音を
大変貴重なオーストリア盤のオリジナルから
マニアのための驚きの復刻!

【制作ノート】
私は、このフルトヴェングラーとウィーン・フィルが演奏する「田園」の初期版を以前、ドイツ、フランス、イギリスそしてこのオーストリア盤とで聴き比べたことがあった。私個人の見解であるが、各国盤の音質をひとことであらわすと、ドイツ盤は重厚、イギリス盤は上品、フランス盤は華麗といったところであろうか。さて今回のオーストリア盤であるが、全体の印象は重めのサウンドはドイツ盤に近いが、音の艶っぽさという点ではこの盤がほかの国の盤を圧倒していると思った。しかしながら、かなりのマニアの方でも、このオーストリア盤を実際に聴いたことのある方は少ないのではないか?幸い私のところには、3枚のストックがあったので、それらを入念に試聴してプレス状態やコンディションがベストの一枚を選び出した。その後、さらに数回の試聴を重ね、イコライザーカーブは、FFRRを採用した。ほかのLPやCDでこの演奏を聴いたことがある方でも、このオーストリア盤を聴くことで、この演奏のもつ別の美しさにきっと気づくことであろう。それほど、アナログの世界は奥が深い。(金子学)

【盤おこしに関して】
希少なHMVオーストリア盤3枚より音を聴いてセレクトしております。同じマトリックスの物ですが、出てくる音は盤によって全然違います。まずは何度も聴いて盤質の音の出方の違い、ノイズの入り方、そしてVPOの流れるような気持ち良いサウンドを意識して盤のセレクトをしていきます。機材のセレクトも同じです。ターンテーブルはElacのアイドラープレーヤーのElac Miracord10H(1962年)、カートリッジはElacのMST-1(mono1955年)を使用しました。アイドラーの力強い音質、モノラルの音圧にも負けない太いアームが特徴です。MST-1は出力が約22mVもあります。フォノアンプやプリアンプで増幅された音ではなく、カートリッジにて大きく発電する音の密度が感じられるカートリッジです。ピアニッシモ時の空気感も出せるようにスタイラスのチップはダイヤモンドかサファイヤか?ダンパーは天然ゴムか合成ゴムか?などの選抜をしてダイヤモンド+天然ゴムダンパーのスタイラスをセレクトしました。針圧も3gから徐々に重くしていき、この盤とのマッチングをとっております。イコライザーカーブはFFRR,NABを聴き比べし、ベーレンプラッテの金子氏との打ち合わせにてFFRRを採用しております。カーブの選別をする際には、木管、金管の音が分かりやすいので、響き、音の余韻、消え方がいかにホールに馴染んでいるか、自然か?に重きを置いて判別しております。録音は電圧も安定する深夜から朝にかけて行っております。(喜代門守)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」Op.68

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音:1952年11月24,25日(モノラル)

 復刻使用機材:Cartridge:Elac Mst-1 Diamond Stylus、Turntable: Elac Miracord 10H、Phonoequalizer:Emotion-1 monoS (vintagejoin) EqualizationCurve: FFRR

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
TOCE盤も持っているが初期盤のCC35−3...

投稿日:2020/03/29 (日)

TOCE盤も持っているが初期盤のCC35−3163を主に聴いている。1,2楽章が類のない名演だ。ところで、我が家の装置はモノラル録音がステレオのように広がりと奥行きで鳴るのです。勿論+−反対の位相ではない。SPコードにわたし独自のちょっとした工夫をしてある。モノラルが実に素晴らしい音で鳴る。我ながら聴いていてほれぼれするぐらいだ。だからSACDなどまったく要らないし問題外だ。FURTはもちろんのことクナ、シューリヒト等のモノ録音、ピアノ、ヴァイオリン協奏曲等、みんなステレオ並みに広がりと音色で鳴っている。長年のちょっとした工夫です。疑似ステレオなんかではない。だから、一連のフルトヴェングラーが全く素晴らしいステレオ並みに聴ける。長年の工夫の結果、自分でも驚きました。それからはモノラルCDを聴くのが楽しくて楽しくて10倍楽しくなりました。この田園の終楽章はせかせかして早いと一般にいわれていますが、ステレオ並みの音で聴くと納得いく速さでさすがフルトヴェングラーだと思います。けだし、世紀の名演也。

robin さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
オーストリア盤のLPにほとんど手を加えず...

投稿日:2016/01/30 (土)

オーストリア盤のLPにほとんど手を加えずそのままCD化したらしい。たしかに、響きがやわらかく素直に伸びていく。それに、フルトヴェングラーが細かな部分をいかに大事に造形したのかということもよくわかる。ウィーン・フィルの往年の響きがなんともいえない。 正直、他の有名な復刻CDよりも、我が家の装置では気もちのよい音がした。

くまたろ さん | 東京都 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

ベートーヴェン(1770-1827)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品