ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD 輸入盤

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』、第6番『田園』、バッハ:G線上のアリア、他 ヘルベルト・ケーゲル&ドレスデン・フィル(1989年東京ライヴ)(シングルレイヤー)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALTSA055R
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


2023年新規リマスターで音質一新!
歓喜も苦悩も痛ましいまでに描かれてしまった一夜
圧倒的印象を刻んだケーゲル最晩年の来日公演。アンコールのバッハの異様な美しさに驚嘆!


『ケーゲルが、この夜ほど美しく歌ったことはない。』〜許 光俊

暗く、厳しく、そして恐ろしく深い歌が、空間を満たしては消えていく空前の大演奏。孤高の指揮者ケーゲルが自らの命を絶つ1年前、最後の来日公演となった89年の演奏会を、印象的なアンコールまでまるごと収録。
 2011年に一度SACDで発売された音源ですが、あらためて現在の最新技術を駆使して2023年に新規リマスター。音の広がりと空気感が向上し、倍音が美しく空に消えていくさままで繊細に表現。ケーゲルが響かせたかった音楽により近づき、思いを馳せることができるようになった、と言えるできばえです。
 99分収録、非圧縮シングルレイヤーSACD。既発のALTSA055(POS:4543638800551)は廃盤となります。

「ケーゲルの演奏では歓喜が力いっぱい描かれようとしているさなか、破綻や矛盾が起きる。その破綻や矛盾ゆえ、歓喜や勝利は形骸化せずにすみ、痛ましさと引きかえに強いリアリティを獲得する」〜許 光俊(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ベートーヴェン:『エグモント』 Op.84〜序曲
● ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』


● 指揮者によるアンコール曲紹介
● アンコール〜J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068から『エア』(G線上のアリア)

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1989年10月18日
 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 NHKによる実況録音
 SACD Single Layer

 最新リマスター(2023年)
 限定生産
 国内製作 日本語帯・解説付き

総合評価

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なんというアリアだろう。彼岸の景色を見て...

投稿日:2021/02/27 (土)

なんというアリアだろう。彼岸の景色を見ているかのような、この世のものとは思えない響き。聴き始めて、身動きがとれなくなった。 ほかとは全く違う超絶的なアリア。 自死の1年前の東京ライブ。まさに欧州激動のその時期に、ケーゲルは一体何を想っていたのだろう。

Amadeo さん | 神奈川県 | 不明

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ケーゲルのベートーヴェンは交響曲全集も出...

投稿日:2015/05/22 (金)

ケーゲルのベートーヴェンは交響曲全集も出ているが、その中の「運命」「田園」とは似ても似つかない まったく別物の演奏だ。また同じくケーゲルの「展覧会の絵」や「幻想交響曲」のような、どこか平衡感覚のオカシイようなタイプの演奏でもない。ケーゲルにありがちな、徹頭徹尾一貫した骨組みはあまり感じられず、表現の根幹となる明確な意図が、瞬間瞬間揺れ動いているような不思議な印象を覚える。「運命」について言えば、ケーゲルのつむぎだす世界がシックリ来る箇所と、シラけて虚しい箇所と、双方が見受けられる。よく話題に上る第4楽章の冒頭部分は、私にとっては「虚しい」方に属する。「田園」は、第1楽章はありきたりな演奏で、ここを聴く限りにおいて、さほど大した演奏ではない。しかし第2楽章に入ると、突如クウキが一変する。まるで標高5000mの厚い雲に覆われた山の中を彷徨っているみたいな「夢うつつ」なシーンが現れては消え…また現れては消え…と。こんな演奏は、ケーゲルにもケーゲル以外にも初の聴覚体験だ。第3楽章で多少は意識がハッキリするが、第4楽章からまた世界が揺らぎ始め、終楽章ではまるで昇天するかのように昇華してゆく。これは「田園」の名演と言うよりは、まったく違う音楽だと考えたほうが、むしろ自然だと思われた。「運命」「田園」2曲全体を通して、ムラの多い演奏だとは思うが、この「田園」の第2楽章以降は、前人未踏な解釈であり、他では聴くことのできない奇妙なワールド感を体験できると言う点を加味して★5つとした。「アリア」もまた未だ聴いたことのない演奏だ。「瀕死のアリア」と名づけたくなるくらい、息も絶え絶えなこのアンコール曲を、その場に居合わせた聴衆はどのように感じただろう?興味が尽きない。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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ベト5についてのみ書かせていただきます。...

投稿日:2013/03/02 (土)

ベト5についてのみ書かせていただきます。解説書を読むとものものしい感じがするが、実際聴いてみると意外にまともな演奏だった。フィナーレの入りは確かに素晴らしい!こんな演奏もできるんだなぁ、という感じ!思わず、メンゲルベルクのベト5(1937年の方)を想い出した。これを会場で実際に聴けた人は良かったなあ、とつくづく思う。ついでに、と言っては悪いが『アリア』も素晴らしい。これがベト6+エグモントのと2枚で990円とは!とても満足です!ちなみにやっぱりケーゲルはライブでないといけませんなあ!マーラーの1+2でも、まあ賛否はあるでしょうが、恐ろしいほどの迫力だった。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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