ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第14番『月光』、第23番『熱情』 グールド(SACD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC10199
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

グールド・オリジナル・サウンド・SA-CDハイブリッド・シリーズ
グレン・グールド/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』・第14番『月光』・第23番『熱情』


グレン・グールドが1955年から1982年にかけてソニー・クラシカルに残した一連の録音は、ちょうどモノラル後期からステレオを経てデジタル録音までをカバーする、まさにアメリカ・レコード産業における録音技術の革新の時期と並行して行われました。特にステレオ録音は、矢印と360を組み合わせた「360サウンド」として知られた、左右に広がり感があるのが特徴的なステレオサウンドで収録されており、その鮮明な再生音がグールドの演奏の独特の魅力を一層高めることに貢献していました。
グールドの最も人気の高い名盤を、究極のサウンドで再現するべく、オリジナル・アナログ・マルチトラック・マスターからのリミックスおよびDSDマスタリングし、現在最高のスペックであるSA-CDハイブリッドとしてリリースする「究極のグレン・グールド・オリジナル・サウンド・SA-CDハイブリッド・シリーズ」。リマスタリングは、元ソニー・スタジオのエンジニアで、これまでグールドのリマスターを数多く手がけてきたアンドレアス・マイヤーに依頼、日本独自のSA-CDハイブリッド化が実現します。(SONY)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2『月光』
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57『熱情』

 ボーナス・トラック(予定)
 グレン・グールド、ベートーヴェンのソナタを語る
 (Audition: The Quarterly Sound Magazine of the Columbia Masterworks Subscription Service, Winter 1967-68より)(世界初CD化)

 グレン・グールド(ピアノ)

 録音時期:1966年4月18日&19日(第8番)、1967年5月15日(第14番)、1967年10月18日(第23番)
 録音場所:ニューヨーク、30丁目スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

 オリジナル・プロデュサー:アンドルー・カズディン
 オリジナル・レコーディング・エンジニア:ロバート・ウォーラー、ミルトン・チェリン
 オリジナル・マスター:3トラック・アナログ・マスター
 SACD Hybrid

内容詳細

グールドによるベートーヴェンの有名な表題つきソナタを収めたアルバム。「悲愴」「月光」「熱情」の3曲を極度に速いあるいは遅いテンポで演奏するスタイルは当時物議をかもしたが、彼の独創性が認められたことを証明する一枚でもある。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ちょい聞きしたところ、悲愴も月光も軽そう...

投稿日:2012/03/18 (日)

ちょい聞きしたところ、悲愴も月光も軽そうでがっかりした。とくに月光の1楽章はやたら早くて拍子抜け……と思ったが、ともかくオーディオで聴いてみて、ちょい聞きの感想は全面撤回。悲愴の1、3楽章はテンポが早いが、音離れがよい軽快なタッチが痛快で心地よく、2楽章は早いが独特のテンポルバートで実に濃厚。ブラームスの間奏曲の陶酔感を思い出す。月光もあっさりしているようだが、隠し味のようにルバートが効いて絶妙。意外だったのは、熱情。なんと、テンポがガクンと遅い。ブレンデルが25分くらいなのに、グールドは30分以上で、じっくりとガツンと岩を抉るほどすさまじく、厳かなアゴーギクからは、神々しい光が滲むよう、それは、ワーグナーの音楽を聴いているような印象すらした。恐るべき名演。これが1960年の録音だという。こんな感動を味わえるのは、鮮烈な録音の賜物でもある。

EIHIKO さん | 埼玉県 | 不明

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古今の大家による演奏とはまったく異色の解...

投稿日:2009/08/30 (日)

古今の大家による演奏とはまったく異色の解釈である。それが評価を分けるであろう。私はこうした独自のベートーヴェンにとても感動した。時にバッハを思わせる奏法も感じるが、最初の一音が開始されたとたん、金縛りにあった。こうしたベートーヴェンが異端児というものではなく、これはこれで立派な正攻法なベートーヴェンだと思う。

古渡 弁蔵 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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