ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第14番『月光』、第23番『熱情』、第21番『ワルトシュタイン』 ブーニン

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCY3004
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブーニンの至芸
ベートーヴェン:4大ピアノ・ソナタ


ショパン・コンクール優勝30年&演奏活動30周年記念シリーズ。ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも特に人気の高い4曲。この選曲にブーニンのベートーヴェンへの想いが込められています。ショパンやシューマンの演奏に傾倒していたブーニンが更なる研鑽と模索を経て到達した、新たなるベートーヴェン象が描き出されているのです。(UNIVERSAL MUSIC)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13『悲愴』
● ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 op.53『ワルトシュタイン』
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57『熱情』


 スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)

 録音時期:1993年9月7-9日、1994年4月
 録音場所:大阪府、ザ・シンフォニーホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 原盤:EMIミュージック・ジャパン

内容詳細

標題付きの有名な4曲を収録している。満を持してのベートーヴェン・アルバムということで、当時大きな話題となった。ブーニンならではの音色感とうたい回しが新鮮なベートーヴェン像を打ち立てている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第1楽章:Grave-Allegro di molto e con brio
  • 02. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第2楽章:Adagio cantabile
  • 03. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 ≪悲愴≫ 第3楽章:Rondo(Allegro)
  • 04. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 ≪ワルトシュタイン≫ 第1楽章:Allegro con brio
  • 05. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 ≪ワルトシュタイン≫ 第2楽章:Introduzione(Adagio molto)
  • 06. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 ≪ワルトシュタイン≫ 第3楽章:Rondo(Allegretto moderato)
  • 07. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 ≪月光≫ 第1楽章:Adagio sostenuto
  • 08. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 ≪月光≫ 第2楽章:Allegretto
  • 09. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 ≪月光≫ 第3楽章:Presto agitato
  • 10. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第1楽章:Allegro assai
  • 11. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第2楽章:Andante con moto
  • 12. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 ≪熱情≫ 第3楽章:Allegro ma non troppo

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ブーニンが1985年にショパンコンクール...

投稿日:2010/10/30 (土)

ブーニンが1985年にショパンコンクールで優勝した際には、特に、我が国においてNHKで放映されたこともあって、センセーショナルな騒ぎとなった。確かに、個性的で才能のあるピアニストの登場であり、歓迎すべきことではあったが、何もあそこまで大騒ぎすることはないのではないかと思ったクラシックファンは、私だけではなかったと思われる。近年のブーニンは、自分の打ち出していくべき芸術の在り方に迷いと焦りが感じられ、私としてもあまり評価する気にならないが、コンクール優勝後の数年間は、さすがと思わせる才能の輝きが感じられる演奏も多かった。本盤もそのような演奏の一つと言えるのではないか。悲愴の第1楽章など、荒々しささえ感じさせるような凄まじさであるが、続く第2楽章の情感豊かさを聴くと、このダイナミックレンジの極端な幅広さにも必然性が感じられてくる。これは、他の諸曲にも当てはまるところであり、ブーニンは、才能のみを頼りにして、ベートーヴェンの4大ピアノソナタを、緩急自在のテンポ設定、極端とも言うべきダイナミックレンジの幅広さなどを駆使して、個性的な芸術作品を構築することに成功している。正に、才能、感性の勝利であり、これは、コンクール優勝後、数年間のみに許された個性的な演奏様式と言えるだろう。しかしながら、コンクール優勝の記憶も薄れ、より成熟した芸術を求められる近年においては、とても通用するものではなく、この高い壁を、どう乗り越えていくのか、あるいは乗り越えられるのかが、ブーニンの今後にかかっていると言えるだろう。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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