ベートーヴェン、メンデルスゾーン レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

21件
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  • 1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を...

    投稿日:2010/10/21

    1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。更に1959年収録のメンデルスゾーンも超名演で演奏タイムは@10’57A7’06B5’56と出だしなどこの曲の官能性の程度も少なく相変わらずストレートな感じであらためて聴くと1960年代初めまでロシア系代表的ヴァイオリニストたるに相応しく微塵の感傷も交えずの完璧技術をもっての演奏に対してキリッと背筋を真直ぐにした次第です。ベートーヴェンVCと同様他の演奏盤をメモしますと1937年バルビローリ/LPO盤(タイム@11’04A7’28B5’51)、1944年トスカニーニ/NBC盤(タイム@10’33A6’58B6’08)、1949年ビーチャム/RPO盤(タイム@11’03A7’29B5’53)、1954年カンテッリ/NYPO盤(タイム@10’54A7’13B6’12)等単にタイム上では大差はないのですがハイフェッツのこの曲へのアプローチ暦も興味がありますし年季がそれだけ入っているということなんでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • マガロフは文句無くうまい。でも魔術的にニュアンスを...

    投稿日:2005/10/30

    マガロフは文句無くうまい。でも魔術的にニュアンスを使いこなす人は録音が良くないと魅力が伝わりにくい。また若いときより、70年代以降の歳を重ね、技のキレがよりスマートになる晩年の方が私は凄いと思うし、他の誰にも真似が出来ない独特の音の作り方、その音楽性の高さに脱帽させられる。この録音で聴かれる「夜のガスパール」も、これでもっと音が良ければ、と心底悔やまれる。演奏の質は文句無く高いけど、ラヴェルの曲は精密を極を行くほど、デーモニッシュな迫力が出ますから。音質は大切です。どこかに音の良い音源はないのかなあ。

    ひのき饅頭 さん

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  • メンデルスゾーンのVn協奏曲 T 13:05, U 8:01, V...

    投稿日:2011/09/15

    メンデルスゾーンのVn協奏曲 T 13:05, U 8:01, V 6:27, ベートーヴェンのVn協奏曲 T 23:46, U 9:07, V 9:20, カデンツァは両曲ともジョシュア・ベル本人作。ノリントンの伴奏はノン・ビブラートで透明感のある美しい響きでヴァイオリンを支えています。但し、独奏ヴァイオリンのビブラートばかりが耳に付いてしまい私はなんとなく気になりました。

    クラシックなおじさん さん |60代

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  • 僕は今までハイフェッツをそれほど多く聞いてきた訳ではなく...

    投稿日:2009/03/16

    僕は今までハイフェッツをそれほど多く聞いてきた訳ではなく彼についてはテクニックがあるくらいの印象しかなかったが、このベートーヴェンはとてもいい。切れ味鋭いバイオリンはともするとだれがちになるこの大曲をキリリと引き締め、しかも細かい所も疎かにしない、大人の演奏。音もムターのような芳醇さはないが、かといって物足りないわけではなく自然。そしてミュンシュ・ボストンの伴奏も重すぎず軽すぎず、でしゃばらず引っ込みすぎず、全ての点でバランスがいい。ベートーヴェンのバイオリン協奏曲を敬遠しているような人にお勧めしたい。

    なむ? さん

    1
  • ソリストはこれみよがしに上手い。ベートーヴェンはテ...

    投稿日:2008/06/20

    ソリストはこれみよがしに上手い。ベートーヴェンはテンポ・フレージング・ヴィブラート・ポルタメント・・・部分を取り上げれば古楽器演奏も知ってしまった現代の水準からは違和感が拭えないが、決して不快ではない。メンデルスゾーンでは彼が即物主義者ではなく十分ロマンチストであることが解る。スタイル全体としては当然だがむしろ古い、そして良き時代の記録であるが、曲をこれだけ自分の方に強引に引っ張ってこれる奏者は後にも先にも彼一人かもしれない。

    S さん

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  • ハイフェッツのヴィルトゥオジティを堪能できる、秀演...

    投稿日:2008/01/16

    ハイフェッツのヴィルトゥオジティを堪能できる、秀演。五十年前の録音でありながら、生々しさがある。

    寺尾 さん

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  • ご存知ハイフェッツの名演中の名演。それが今回望みう...

    投稿日:2004/09/23

    ご存知ハイフェッツの名演中の名演。それが今回望みうる最良の音質で蘇った。とにかく年代を感じさせないそのみずみずしいヴァイオリンの音色にあらためてウットリさせられた。時代を超えて語り継がれる演奏。

    KURO さん

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  • 1959年、60年の、マゼール29か30歳の録音で...

    投稿日:2023/07/31

    1959年、60年の、マゼール29か30歳の録音である。1960年前後といえばステレオLPの名盤が続々発売され、DECCAのSXL,HMVのASD,英COUMBIAのSAX,ドイツのDG等等でそれらが現在CDになっても音、内容ともに名盤として通用している。このCDもその一つで音はアナログ的で大変聴きやすく、へたなデジタル録音よりずっと良い音で鳴る。数少ないマゼールがベルリンフィルと録音した1枚だが、中身が濃い演奏とは言えないのは今も同じだろうか。もうフルトヴェングラーのベルリンフィルの音でなくカラヤンの音のような感じがする。記念的な意味で購入したがマゼールは昔も今もあまり変わっていない気がする。田園よりイタリアのほうが合っているようだ。

    robin さん

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  • あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の再生システ...

    投稿日:2021/07/17

    あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の再生システムでリビングステレオシリーズを聴く際は、アンプを十分温めてからなければ、せっかくのSACDの音を味わえない。これはハイフェッツのチャイコフスキーとブラームスのヴァイオリン協奏曲のコメントで記載の通りで、私のシステムでは一連のリビングステレオシリーズ(だけ)は、アンプを温めているかどうかで、聴こえてくる音は大きく違う。十分温めてから聴くと、今から約70年前、ボストンのシンフォニーホールではミュンシュの指揮でこういう音が響いていたんだろうなあと想像を膨らませることができる。

    snk さん

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  • このCDは昔一頃流行ったらしいブライトクランクでし...

    投稿日:2016/05/20

    このCDは昔一頃流行ったらしいブライトクランクでした。音質は今日のものと比較するのは意味がありませんが、演奏はなかなか迫力がありました。メニューイン氏のヴァイオリンは安定していますし、オケも重量感があります。真剣勝負といったところでしょうか。面白かったです。

    ルシータ さん

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