ベートーヴェン、メンデルスゾーン

CD Violin Concerto: Heifetz(Vn), Munch / Bso

Violin Concerto: Heifetz(Vn), Munch / Bso

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  • ★★★★★ 

    snk  |  北海道  |  不明  |  2021年07月17日

    あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の再生システムでリビングステレオシリーズを聴く際は、アンプを十分温めてからなければ、せっかくのSACDの音を味わえない。これはハイフェッツのチャイコフスキーとブラームスのヴァイオリン協奏曲のコメントで記載の通りで、私のシステムでは一連のリビングステレオシリーズ(だけ)は、アンプを温めているかどうかで、聴こえてくる音は大きく違う。十分温めてから聴くと、今から約70年前、ボストンのシンフォニーホールではミュンシュの指揮でこういう音が響いていたんだろうなあと想像を膨らませることができる。

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2013年01月25日

    ピッチを正確に鳴らしてナンボの昨今のヴァイオリン界にあっては、ハイフェッツはややするとぶっきら棒に聴こえてしまうかも知れない。まして、ベートーヴェンとメンデルスゾーンというメロディアスな作品ならば、何もそんなに弾き急がなくてもよかろうに、と思ってしまうだろう。個人的には、ベートーヴェンなら中庸を行くシェリングや美音のズスケ、メンデルスゾーンなら甘やかなイーゴリ・オイストラフなどを推す。だが、キリリと冴え渡った音で一気呵成に鳴らす中に、ふとしたニュアンスの妙を聴かせるハイフェッツも、これはこれで充分に評価できる。音質も良好。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年10月21日

    1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。更に1959年収録のメンデルスゾーンも超名演で演奏タイムは@10’57A7’06B5’56と出だしなどこの曲の官能性の程度も少なく相変わらずストレートな感じであらためて聴くと1960年代初めまでロシア系代表的ヴァイオリニストたるに相応しく微塵の感傷も交えずの完璧技術をもっての演奏に対してキリッと背筋を真直ぐにした次第です。ベートーヴェンVCと同様他の演奏盤をメモしますと1937年バルビローリ/LPO盤(タイム@11’04A7’28B5’51)、1944年トスカニーニ/NBC盤(タイム@10’33A6’58B6’08)、1949年ビーチャム/RPO盤(タイム@11’03A7’29B5’53)、1954年カンテッリ/NYPO盤(タイム@10’54A7’13B6’12)等単にタイム上では大差はないのですがハイフェッツのこの曲へのアプローチ暦も興味がありますし年季がそれだけ入っているということなんでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2009年05月30日

    ベートーヴェンはともかくメンデルスゾーンは独奏がやたらと音量が小さく、まるで、オーケストラの一員として、席の後ろの方でその他大勢に混じって演奏しているようである。独奏ヴァイオリンより威張っているのが木管のみなさんで、木管パートが面白いくらいはっきりと聞き取れる。その点、大変に変わった録音であると思う。

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  • ★★★★★ 

    なむ?  |  不明  |  2009年03月16日

    僕は今までハイフェッツをそれほど多く聞いてきた訳ではなく彼についてはテクニックがあるくらいの印象しかなかったが、このベートーヴェンはとてもいい。切れ味鋭いバイオリンはともするとだれがちになるこの大曲をキリリと引き締め、しかも細かい所も疎かにしない、大人の演奏。音もムターのような芳醇さはないが、かといって物足りないわけではなく自然。そしてミュンシュ・ボストンの伴奏も重すぎず軽すぎず、でしゃばらず引っ込みすぎず、全ての点でバランスがいい。ベートーヴェンのバイオリン協奏曲を敬遠しているような人にお勧めしたい。

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  • ★★★☆☆ 

    S  |  Japan  |  不明  |  2008年06月20日

    ソリストはこれみよがしに上手い。ベートーヴェンはテンポ・フレージング・ヴィブラート・ポルタメント・・・部分を取り上げれば古楽器演奏も知ってしまった現代の水準からは違和感が拭えないが、決して不快ではない。メンデルスゾーンでは彼が即物主義者ではなく十分ロマンチストであることが解る。スタイル全体としては当然だがむしろ古い、そして良き時代の記録であるが、曲をこれだけ自分の方に強引に引っ張ってこれる奏者は後にも先にも彼一人かもしれない。

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  • ★★★★☆ 

    Vn  |  不明  |  2008年01月22日

    ハイフェッツについては賛否両論ありますが私が現代から昔の巨匠の演奏家の演奏(演奏会かCD)を聴いた中でハイフェッツのCDで聴く音色とホールで聴いた音色では全く違いますし(過去の私自身の体験から、そしてハイフェッツの音色は特殊なので)CDには、どうしても機械音(ジー音)が混ざるので音色の評価はできませんがSACDなら少しはクリアな音色が体感できると思います。なのでこのCDはハイフェッツの演奏を知る上で一度聴いてみる価値はあると思います

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  • ★★★★★ 

    zoo  |  名古屋  |  不明  |  2008年01月19日

    メンデルスゾーンは、幼い頃からLPで、そして最近はCDで聴いてきたお気に入りの演奏です。今回SACD版を購入し、細めだけど独特の美しさを持ったハイフェッツのヴァイオリンを、より鮮明な音で楽しみました。でも、あれ?第2楽章3:22のとこで咳払いがきこえる。CDでは入ってなかったと思うんだけどな。 ベートーヴェンはもうちょっと端整な表現が好みです。

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  • ★★★★★ 

    寺尾  |  不明  |  2008年01月16日

    ハイフェッツのヴィルトゥオジティを堪能できる、秀演。五十年前の録音でありながら、生々しさがある。

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  • ★★★★☆ 

    ドリトル  |  さいたま  |  不明  |  2006年01月23日

    高い技術が安定感を与えているせいなのか、一部曲想のせいもあるのか、潔いくらいに「朴訥さ」が感じられる名演。官能的なアピールは少ないものの、最近のヴァイオリニストに見られるような変な「ゆらぎ」や「媚び」が無く、ゆったりと曲を楽しむことが出来ます。

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  • ★★★★☆ 

    ヘッツ  |  東京都  |  不明  |  2005年09月29日

    ハイフェッツの名演の中で数少ないSACD化された一枚。 RCAによるこの録音はもういうまでもない名盤として語り継がれているが、 SACDによって、語られていたような正確で明瞭な音だけでなく、 隠されていた豊かな響きも垣間見え、 ハイフェッツを違った視点でみれる貴重な一枚に仕上がっている。 他の名盤も是非SACDで発売して欲しい。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年09月23日

    ご存知ハイフェッツの名演中の名演。それが今回望みうる最良の音質で蘇った。とにかく年代を感じさせないそのみずみずしいヴァイオリンの音色にあらためてウットリさせられた。時代を超えて語り継がれる演奏。

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