Blu-ray Disc 輸入盤

『夢遊病の女』全曲 デ・アナ演出、ベニーニ&カリアリ歌劇場、E.グティエレス、シラグーザ、他(2008 ステレオ)

ベッリーニ(1801-1835)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DYNBRD55616
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Italy
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

カリアリ歌劇場2008
ベッリーニ:『夢遊病の女』


ベッリーニが1831年に作曲した歌劇『夢遊病の女』。ミラノのカルカロ劇場で3月6日に初演が行われた時は、歌手たちの名唱とその抒情的な物語で大きな成功を収めました。物語の主人公は、若き地主エルヴィーノとの結婚を控えている娘アミーナ。彼女は実は「夢遊病」という問題を抱えています。そのためある夜、知らぬ間に他の男の部屋に行ってしまい一時は婚約を取り消されそうに。そんなエルヴィーノに片思いしているテレーザも加わって、事態は一層混乱を招きます。物語のクライマックスは、夢うつつの状態でアミーナが歌う「狂乱の場」。ふらふらと屋根を伝いながら超絶技巧を駆使したアリアを歌うヒロインの姿に人々は熱狂したのでした。全ての物語はのどかなスイスの山村で起こる一編の田園詩と言ってもよいでしょう。
 そんな美しい物語を演出したのはウーゴ・デ・アナ。まるでウィリアム・ターナーの絵画のように美しい背景、ビデオプロジェクションがもたらす神秘的な雰囲気。これらを的確に用い「近年のこの作品の中でも最も美しい」と称賛されました。この舞台は、あの1955年のヴィスコンティによる伝説的なプロジェクトへのオマージュでもあります。ヴェローナのフィラルモニコ劇場との共同制作です。歌手たちについては文句なし。日本でも人気のシラグーザのエルヴィーノとベテラン、アライモを中心とした男声もさることながら、キューバ出身のソプラノ、エグリゼ・グティエレスのはかなげなアミーナからは目が離せません。(DYNAMIC)

【収録情報】
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』全曲

 アミーナ(テレサの養女、エルヴィーノの婚約者):エグリゼ・グティエレス(ソプラノ)
 エルヴィーノ(村の裕福な地主):アントニーノ・シラグーサ(テノール)
 ロドルフォ伯爵(領主):シモーネ・アライモ(バス)
 テレーザ(水車屋の女主人):ガブリエッラ・コレッキア(メゾ・ソプラノ)
 リーザ(エルヴィーノに恋する旅館の女将):サンドラ・パストラーナ(ソプラノ)
 アレッシオ(リーザに恋する農夫):ガブリエレ・ナーニ(バス)、他
 カリアリ歌劇場管弦楽団&合唱団
 マウリツィオ・ベニーニ(指揮)

 演出・衣装・装置:ウーゴ・デ・アーナ
 振付:ゲオルゲ・イアンク

 収録時期:2008年10月
 収録場所:カリアリ歌劇場(ライヴ)
 
 収録時間:141分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ2.0 / DD 5.1
 字幕:伊(原語)、仏、独、西、英
 Region All

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「夢遊病の女」の舞台映像は4つ見たが、私...

投稿日:2021/07/21 (水)

「夢遊病の女」の舞台映像は4つ見たが、私は総合的にはこれが一番良かった。その第一の要因は何と言ってもスイスの自然を表現した舞台の美しさだ。変なおふざけもなく、哲学的な意味合いを求めて深読みする必要もない、ただただ美しいだけの舞台。ベッリーニの極上の音楽にはそれだけで十分ではないだろうか?こういう本来なら当たり前のはずの演出が近頃少ないだけに逆に新鮮に感じた。アミーナはエヴァ・メイが一番上手いと思ったが、このグティエレスという歌手は、明るい鈴のような美声のメイとは対照的に暗めの声が印象的だ。シラグーサはメトロポリタンのフローレスと甲乙つけがたい。アライモの安定感もさすが。願わくば、こういう演出でロッシーニの「ウィリアム・テル」を見てみたいものだ。

グー さん | 兵庫県 | 不明

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